• 強敵を倒し、両手を突き上げてほえる加藤悠=なみはやドームで(草場早稀撮影)

  • 破れはしたものの、粘りを見せた佐藤

加藤悠が日本代表候補倒し16強入り!

[卓球部]第77回全日本大学総合選手権(個人の部)2日目(2010年10月24日 01時46分)

 第77回全日本大学総合選手権(個人の部)2日目が10月23日、なみはやドームで行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス2回戦>
●渡邉 賢(法2)1―3後岡(京産大)○
○加藤悠二(商1)3―0中山(愛工大)●
○高羽卓哉(営3)3―1橋本(専大)●
○宮澤 淳(心4)3―2福原(立命大)●
●盛田曜介(政3)0―3板倉(早大)○
○高橋 涼(法1)3―2土倉(中大)●
○佐藤 究(経1)3―2大林(熊学大)●
○渡井伯和(経4)3―2豊重(鹿児島国大)●
○橋爪克弥(営3)3―2清野(新潟大)●

<男子シングルス3回戦>
○加藤悠3―2藤本(近大)●
●高羽2―3藤原(同大)○
●宮澤0―3池田(明大)○
●高橋0―3濱川(近大)○
●佐藤2―3手塚(日体大)○
●渡井1―3米谷(北学大)○
●橋爪0―3伊積(中大)○

<男子シングルス4回戦>
○加藤悠4―3中川(日大)●  

※4回戦より7セット制。4ゲーム先取で勝利。
 
 大会2日目はシングルス4回戦までが行われ、9人が出場した。エースの高羽、佐藤らが接戦の末に3回戦で敗退する中、1年生の加藤悠が奮闘。加藤悠は3回戦で11月に行われるアジア大会の日本代表選考会に召集された経験を持つ藤本と対戦。序盤から台上を広く使い果敢に攻めていく。相手の攻撃にもしっかり対応しながら強烈なフォアドライブを打ち抜き格上に粘勝し、4回戦へ。ここでも鋭い攻めと動きは衰えることなく勝利し、ランク入りを決めた。さらなる高みを目指し明日の5回戦に挑む。

◆富岡成一監督
「(加藤は)4回戦は相手の卓球に合わせて戦ってしまったのによく勝った。3回戦でも近大の藤本に勝てたのはよかった。(佐藤)究は簡単に勝てると思ってなかったけど、0―2から同点にしたのはよかった。高羽も負けたけど、自分の卓球が分かり始めてきている。3回戦に7人もいったのは初めてなんじゃないかな。うちも力がついてきたって事。明日は加藤が攻めていけばどうなるかわからない」

◆加藤悠二
「(藤本は)高校の時に3年連続で、東京選手権でも1回当たっていて、今回の当たりを見た時はまたかって思った。ビデオを見直したり対策をしていて、周りからアドバイスもらっていたので頭を整理して臨んだ。勝ったときは単純にうれしくて、次の試合に切り替えるのが大変だった。(明日は)練習試合でやったことがある相手なんで整理して1個1個勝っていく」

◆佐藤 究
「久しぶりに個人で全国の舞台だったから緊張していた。(手塚は)リーグ戦で当たった時は向こうの調子が悪かったから勝てただけで、前とやってくることが変わったら思いどうりに出来なかった。結果だけみたら、接戦だったけど負け試合だった。(加藤は)藤本は高校時から負けていた相手みたいだから勝ってくれてうれしい。同期なんでこれからの団体戦が楽しみ」 

 なお、シングルス5回戦~決勝戦が10月24日、9:30からなみはやドームで行われる予定。

■会場へのアクセス
地下鉄長堀鶴見緑地線「門真南」駅下車すぐ

発行冊子最新号一覧背景(左)

卓球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)