• 5セット目に8得点を挙げた飯田のスパイク=亜細亜大学体育館で(星 遥花撮影)

  • 華麗なトスと鋭い戦術眼で勝利に貢献した佐保(白瀬忠意撮影)

  • 相手の攻勢を崩した寺村(写真右)のブロック

戦術が適応、フルセットの死闘を制す!

[男子バレーボール部]平成22年度秋季関東大学バレーボールリーグ(2010年09月19日 20時55分)

 平成22年度秋季関東大学バレーボールリーグ戦第4日目、対宇都宮大戦が9月19日(日)、亜細亜大学体育館で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒 大3―2宇都宮大
1set(24―26)
2set(25―23)
3set(25―22)
4set(20―25)
5set(18―16)

◆スターティングメンバー
L#14飯田祐規(心1)
L#11駒橋良幸(営3)
R#21須藤直弥(営2)
S#8与那嶺勇磨(政3)
C#26橋本卓也(商2)
C#23寺村遼太郎(経2)
リ#1佐々井優志(法4)

 1セット目、序盤に須藤のスパイクなどで得点を重ね優位に立つが、ミスを連発し相手に追いつかれ、そのままセットを奪われる。2セット目は、寺村が連続でブロックポイントを挙げるなどの活躍を見せ、相手のミスにも助けられセットを取る。続く3セット目は、佐保がトスを効果的に散らし、中盤までダブルスコアで試合を展開。終盤に相手に迫られるもセットを獲得。4セット目は要所でミスが重なり、相手のブロックにも阻まれ流れをつかめないまま落とす。最終セットは、序盤こそ相手にリードされるが、徹底的に飯田を攻撃に絡める戦術が功を奏し、セットを取る。フルセットのタフな試合を勝ち取り、今季2勝目を挙げた。

◆鈴木淳平監督
「綱渡りで、うまく最後まで渡りきったなといった感じ。皆頑張ったが、自分たちの持ち味と言うのは今日は十分には出し切れていなかった。(国士大戦へ)選手層が厚く、いいサーブとディフェンス、ブロックのシステムができているので、それをどう崩すかが鍵になる。ミスを犯す不安が頭に出てこないくらい前向きにやれるかどうか、気合次第」

◆佐々井優志主将
「本当に勝ててよかった。昨日は残念な結果だったが、今日は切り替えていこうと皆で話した。(メンバー変更は)メンバーを替えて流れをよくしようと思った。あいつ(佐保)は声も出ていて、すごく気合いが入っていると思った。(国士大戦へ)今日の勝ちでチームも勢いづいてると思う。チーム一つになっていい試合をして勝ちたい」

◆佐保孝明
「(トスの意識は)打てていなかった駒橋の調子を上げることと、良介(一戸)をうまく使ってあげること。飯田を最終セットで徹底的に使ったのは作戦だった。そこまではあまり使わないで、5セット目から相手が対応できていなかったので。(国士大戦へ)普通に見て格上だが調子がいいわけでもない。サーブでどちらが崩せるかが鍵になってくると思う」

◆飯田祐規
「昨日はベンチ入りで悔しかったので今日は決めてやろうと思った。(スタメンの中で1年生は1人であること)気持ち的には引き締まる。先輩方も動いていいと言ってくれた。(ミスしたときは)佐々井さんに、大丈夫だから行けとか、きちんと返すように言われた」

◆寺村遼太郎
「相手はサーブで崩してくるのがわかっていたので(ブロックをする時)的を絞った。(連続でブロック成功したことは)自分でもびっくりだった。(劣勢時は)一番大きな声を出していたキャプテンのフォローが安心できた。(国士大戦は)勝てない試合ではない。プラスαでいいところを前面に出していきたいと思う」

 なお、第5日目は9月25日(土)10:00~ 2試合目に対国士大戦が駒澤大学玉川キャンパス体育館で行われる。

■会場へのアクセス
・駒澤大学玉川キャンパス体育館
東急田園都市線、東急大井町線『二子玉川』駅東口より『砧本村』行きバス乗車

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