• 豪快な逆転ゴールを決めた棗=堺SNTCで(白瀬忠意撮影)

怒涛の逆転劇で、1回戦突破!

[サッカー部]2010年度第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント1回戦・環太平洋大学戦(2010年07月05日 01時00分)

 2010年度第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント1回戦・環太平洋大学戦が7月4日、堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターメインフィールド(堺SNTC)で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒大3―1環大
 (0―0)
 (3―1)
【得点者】()はアシスト
72分:[環]藤本(植田)
75分:[駒]酒井(湯澤)
76分:[駒]棗(肝付)
78分:[駒]金久保(PK)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、林堂 眞[3]、亀井秀将[4]、山崎紘吉[3]
MF金 正也[4]、湯澤洋介[2]、奥村 情[2](→73笠井雄太[4])、金久保 彩[4]
FW棗 佑喜[4](→90分田中信也[4])、大塚涼太[4](→68分肝付将臣[3])
【SUB】
GK井指隆範[4]
DF濱田 宙[3]
MF宮城雅史[2]
FW山本大貴[1]
※[]内数字は学年

 相手の速いプレスの前に主導権を握れず、苦しい時間が続いた前半は、棗が決定機を迎えるなどカウンターからチャンスを作ったが、無得点で折り返す。攻勢に出た後半は、一瞬のすきを突かれて失点するが、75分、76分と酒井、棗が立て続けにゴールを挙げて逆転に成功する。さらにPKから金久保がとどめを刺し、辛くも2回戦に駒を進めた。

◆岡田誠史コーチ
「(初戦の難しさ)相変わらず得点が入らなかった。エンジンが入ったのが先制されてからだったので、90分間うちのサッカーができなかった。失点もあれしかないという感じなので問題。(環太平洋大)元々、10番がうまいなと思っていた。セットプレーも警戒していたが、うちの選手たちの方が競れていた印象だった。(抱負)ここ最近は2回戦で負けているので、PKでも何でも良いから勝ちにこだわりたい」

◆金 正也(政4)
「全員チャレンジャーのつもりで戦おうと試合に入ったが、どこかに慢心があった。(初戦)どこかに大丈夫だろう、いつか点が取れるだろうという気持ちがみんなにあったと思う。そういった小さい部分が難しかった。もっと遅い時間帯にあれ(失点)をやられていたら、負けていてもおかしくなかった。(次戦)やられてからやり始めても遅い。相手に合わせるのではなく、チャレンジャーのつもりで普段通りにやらなければ駄目だと思う」

◆酒井隆介(歴4)
「前半は自分達が攻めていたのに、決められなかったのが苦しい試合につながった。カウンターを注意していたが、やられてしまったので自分達の弱さが出た。(注意したこと)裏の一発の動き出しとセットプレー。(失点時)1点取られても攻めてはいたし、同点にすれば相手が崩れると思った。(次戦)1戦1戦勝つこと。(今大会の目標)チャンピオン」

◆棗 佑喜(経4)
「初戦だからといって言い訳はできないが、入り方が悪かった。後半にできた良いプレーを、前半からできるようにしたい。(秋田監督が不在)だからこそ絶対勝たなければならないと、全員で意識していた。相手の守備が良かったというより、自分が持ち前のスピードを活かしきれていなかった。(得点)肝付が詰めて良いボールをくれたので、あとは決めるだけだった。(次戦)相手がどこであろうと自分たちのスタイルを徹底していきたい」

◆金久保彩(経4)
「(丸刈り)試合前に発熱し、皆に迷惑を掛けてしまったので、気合いを入れようとした。(今日)油断はあった。一人ひとりがチャレンジャーとしての気持ちを持つことを徹底できなかった。(得点)ひやっとした。キーパーに読まれてしまったが、とにかく決めることができてよかった。(次戦)チームにとって苦しい戦いになる。ディフェンスがしっかり跳ね返したボールを拾って流れをつかむことが鍵になる」

準々決勝は7月6日(火)、堺SNTCで18時から高知大学と対戦する。
【会場へのアクセス】
・南海線「堺駅」より
 南海バス「堺駅西口」→約15分「堺トレセン前」降車
・南海高野線「堺東駅」より
 南海バス「堺東駅前」→約25分「堺トレセン前」降車
・地下鉄四ツ橋線「住之江公園」より
 南海バス「住之江公園駅前」→約15分→「堺浜北」→約400m

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