大躍進!8強の壁越え準優勝
[空手道部]第45回東日本空手道選手権大会団体組手(女子)(2009年05月05日 22時53分)
第45回東日本空手道選手権大会団体組手が5月5日、日本武道館で行われた。女子団体組手の部競技方法は2分6ポイント先取制。結果は以下の通り。
【決勝】
駒大1―2帝京大☆
先鋒●川島 岬(国3)0―6小林実希
中堅○北村友希(心4)6―5川島由季乃
大将●小久保楓(地3)0―6葛西美由紀
【女子団体組手】
1位 帝京大
2位 駒大
3位 大正大、高崎商科大
8強の壁を破れずにいたが、準々決勝で宿敵・日大を下し7年ぶりに決勝まで駒を進めた。決勝の相手は、昨年の全日本選手権でも優勝を果たしている帝京大。先鋒・川島は、相手の勢いから技ありや一本を決められ敗退するが、中堅・北村が冷静な試合運びで次々と有効を奪う。残り15秒で同点に追いつかれるが、直後に上段突きを決め勝利。大将戦に望みを託すが、大将・小久保は思うように手が出ず、相手に連続でポイントを与えてしまい敗れた。強豪校相手に惜しくも敗れたが、見事準優勝を果たした。
◆大石智子コーチ
「(準優勝は)去年からの下積みがあっての結果。チーム作りがよくできていて、その成果がだんだんと出てきた。(今日は)一戦一戦していく中で精神的な面が成長でき、試合に集中できたと思う。(日大戦は)一つ壁を越えてくれた。あの試合に勝てたことで、決勝まで行ける自信が出た。(今後は)今日の反省を生かしたい。課題は技術」
◆北村友希主将
「(準優勝は)後輩たちに感謝したい。後輩が頑張ってくれたのと、稽古でもOBやコーチらが一生懸命指導してくださったおかげだと思う。(8強は)越えようと気負わないで試合をしようと全員で話していたので、のびのびできたと思う。自分は今回あまりよくなかったけど、後輩たちに助けられた部分が大きかった。(決勝に進めたときは)嬉しかった。試合に出るからには優勝しないといけないと思うけど、まずは徐々に上を目指していけたらいい」
◆小久保楓
「調子は決して悪いものではなかったけど、やっぱり最後に負けてしまったのが悔しい。(決勝で大将に決まったときは)今までは何も考えずに、後ろ2人がいるから安心して組手ができたけど、大将に勝負が回ってきたときに自分を見失ってしまったのが反省点。(8強突破は)今まで悔し涙をいっぱい流してきたので、自分が越えることができて嬉しい。(今後は)最終的には優勝して、先輩やみんなを喜ばせたい」
◆川島岬
「決勝までいけたのは嬉しいけど、最後の最後で負けてしまったのが悔しい。(調子は)良くなかったけど、それを理由にしたくない。(日大戦は)相手が高校の後輩だったので負けられなかった。2ポイント先行されたが、負けられないという気持ちで頑張った。(決勝は)一番最初に中段を狙ってそこから組み立てようと思ってた。でも6-0で負けてしまって、でもそれも勉強だと思う。(今後は)一つひとつの試合で優勝できるようにして、最後は全日本でアベック優勝して終わりたい」
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