• 常にプレーでチームを引っ張り続けた越岡=東京武道館で(田中裕葉撮影)

  • 主将としてチームをけん引した杉山

  • 粘りあるプレーで意地を見せた今中

完敗するも、笑顔の敗退

[男子バレーボール部]平成20年度第61回秩父宮賜杯全日本大学バレーボール男子選手権大会(2008年12月05日 00時51分)

平成20年度第61回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会・トーナメント1、2回戦が12月3日(水)、東京武道館で行われた。結果は以下の通り。

・1回戦
☆駒 大3-1天理大
1st(25-18)
2st(25-22)
3st(17-25)
4st(25-21)

スターティングメンバー
L#4越岡恵範(商4)
L#15町田裕太(商2)
R#2今中健太(法4)
S#23佐保孝明(経1)
C#20一戸良介(法1)
C#24新ヶ江健司(G1)
リ#7夏目真吾(営3)

 2日に行われたグループリーグで勝ち上がり、3日からトーナメントが始まった。1回戦は関西学連の天理大と対戦。1セット目、序盤から互角の戦いをするが、町田のスパイクを筆頭にリードを奪い、セットを取る。続く2セット目は、相手のミスから得点を重ねセットを連取。3セット目、相手に先制点を許したことから、この試合で初めて追う展開になる。越岡、町田のスパイクで巻き返しを図るが、相手の連続スパイクに対応できずセットを落とす。4セット目、中盤まで接戦が続くが、的確なスパイクやブロックで点数を重ね勝利した。

・2回戦
駒 大0-3九産大☆
1st(19-25)
2st(22-25)
3st(20-25)

スターティングメンバー
L#4越岡恵範(商4)
L#15町田裕太(商2)
R#2今中健太(法4)
S#23佐保孝明(経1)
C#20一戸良介(法1)
C#24新ヶ江健司(G1)
リ#7夏目真吾(営3)

 2回戦は九州学連の九産大と対戦。1セット目、序盤から相手にペースを握られ、点差をつけられる。終盤に粘るが、追いつけずセットを落とす。2セット目は中盤まで一進一退の攻防が続くが、相手の攻撃に粘り切れずまたもセットを落とした。後がない3セット目、一戸のスパイクなどで相手に食らいつくが、終盤に連続失点し1セットも取れずに試合終了。この大会をもって4年生は引退となる。

◆鈴木淳平監督
「負けたのは残念だけど、4年生が最後までやれた。負けた悔いは残るけど、納得の行く試合だった。(インカレの目標は)行けるところまで行こうと思った。(2回戦は)結果的に相手の方が上だった。やりたい事をやらせてくれなかった。(来季の目標は)2部の上位にとどまって、できれば入替戦に行きたい。近い将来1部にまた昇格したい。全日本インカレのようなトーナメントは、強いチームにもまれないと勝ち上がれない。近い目標として、1部に昇格することを目指してもらいたい」

◆杉山拓実主将(英4)
「最終的に今日(2回戦)で負けてしまったっていう結果は、主将である自分がもっと厳しくやらないといけなかったのかなっていう責任を感じている。それでも最後まで下級生が頑張ってくれたし良かった。(4年間を振り返って)同じ学年の仲間に感謝したい。辞めずに4年間やりぬけたのは、同期が支えになっていたので。(後輩に向けて)メンバー的には2人変わるだけだけど、今のチームが土台となっている以上にやってくれれば」

◆今中健太
「いい仲間といいムードで楽しくできたので悔いはない。(1回戦の3セット目は)向こうに流れを握られて点数を取られたけど、4セット目で取り返せた。(2回戦は)遊ばれた感じ。(連戦での疲れは)多分みんなあったけど、試合なので真剣にやった。(目標は)ベスト16に入りたいと思っていた。叶わなかったので、そこだけ悔いが残っている。(後輩に向けて)今年自分たちが出した成績よりいい成績を出してほしい。(リーグ戦は)入替戦まで行ってほしい」

◆越岡恵範
「今日は楽しかった。(セット落としたのは)だらだらしちゃったのが原因だけど、チームの雰囲気は良かった。(試合前は)負けたら引退だけど、それは考えていなかった。(連日2試合やるのは)辛くなかった。チームでやるのが最後だから楽しんでやれた。(4年間振り返って)いろんな経験ができたし、仲間にも恵まれてこのチームでよかった。ちょっとした技術と精神力があれば大丈夫だと思うので、後輩には今のスタイルのまま駒大らしさを出していってほしい」

※なお、掲載が遅れましたことを、お詫び申し上げます。

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