精神面勝てず、ライバルに上位奪われる
[空手道部]第36回関東学生空手道選手権大会個人戦(男子)(2008年05月06日 02時46分)
第36回関東学生空手道選手権大会個人戦が5月5日(月)、日本武道館で行われた。形は2グループに分かれ予選を行い、上位4位までの選手が決勝トーナメントに進出する。組手は4回戦まで1分30秒6ポイント先取、5・6回戦は2分6ポイント先取、準々決勝より3分8ポイント先取のトーナメント方式。結果は以下の通り。
<男子組手個人戦ベスト16>
佐藤龍治(商3)
若山 穫(商4)
<男子組手個人戦ベスト8>
大木正歳(政4)
竹田純哉(法4)
佐藤光直(法3)
<男子形個人戦ベスト8>
舛田翔平(英4)
☆優秀選手賞☆
大木正歳
竹田純哉
昨年、今大会で優勝、準優勝に輝いた大木と竹田が準々決勝まで勝ち上がる。大木は何度かリードを迎えるも、相手の技ありや有効で同点に追いつかれ延長戦へ。始まるとすぐに上段突きで有効を奪われ、惜しくも準決勝にコマを進めることはできなかった。また竹田の相手は、今大会で準優勝の帝京大・野口。反則が重なり相手にポイントを与えてしまうと、そのまま点差を埋める事ができず2―6で敗れた。昨年は優勝、準優勝を独占する快挙を成し遂げたが、今年はその座をライバル帝京大勢に奪われる形となった。
また、形の部では舛田がコート内1位で予選を通過。決勝トーナメントに進出し、ベスト8に入った。
◆大石武士師範
「(今日は技術的には)決して負けてなかった。ただ気持ちの面で負けていた。技は良いのを持っているし、それには自信を持っている。でも試合で気持ちを乗せないと最後には残れない。(東日本インカレに向けて)やはり課題は気持ちの面。目標は連覇」
◆大木正歳
「スタミナが足りなかった。最後の試合はしんどかった。7対7で延長になって、落ち着いていけば取れたけど、気持ちが浮わついて冷静さを失ってしまった。今日で欠点が分かったので、なるべく克服して良いところを伸ばしていきたい。(東日本インカレは)もちろん連覇を考えている。優勝しかないんで。自分たちの力を出して優勝したい」
◆竹田純哉
「前半はまあまあできていたが、後半にスタミナが切れた。攻めるタイミングもうまく掴めなかった。駒大はもっと上にいけたはず。皆勝つ気が足りなかったかな。東日本は連覇します。今日のリベンジを帝京大学にしてみせます」
なお、東日本大学空手道選手権大会が5月18日(日)、愛知県立体育館で行われる。
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