• アジア大会優勝者に挑む若山=日本武道館で(田中裕葉撮影)

  • 着実に技を決め、ベスト16入りした杉山監督

  • 格上相手に健闘を見せた成岡

強者相手に奮闘もベスト16止まり

[空手道部]JKF全日本選手権(2007年12月09日 21時01分)

第35回全日本空手道選手権大会が12月9日、日本武道館で行われた。選手は各都道府県の代表として出場。駒大からは7名が出場した。結果は以下の通り。
【男子組手個人戦】(左が駒大)
2回戦敗退
佐藤龍治(静岡)●2―4○須藤雄大(青森)
竹田純哉(山口)●3―9○久下敦司(学生連盟)
大木正歳(熊本)●0―4○松久 玄(岐阜)
ベスト16
若山穫(埼玉)●1―11○
杉山俊輔(神奈川)●3―4○永木伸児

【女子組手個人戦】
1回戦敗退
若林梨沙(長野)●3―8○高橋美貴(埼玉)
ベスト16
成岡葉子(宮崎)●0―3○新井彩可(学生連盟)

 出場した7人のうち、3人がベスト16入りを果たした。3人の対戦相手はそれぞれ世界の大会で優勝経験のある実力者。
 堅実な試合運びで勝ち上がった若山の3回戦の相手は、実業団選手の松久。序盤からペースを握られる苦しい展開に加え、最後に一本を決められるなど、力の差を見せつけられた。杉山は、同点のまま延長に持ち込むも、最後に有効を決められ惜敗。あと1本が出なかった。
 初戦突破で勢いに乗り、2回戦も快勝した成岡の3回戦の相手は大正大・新井。果敢に攻めたが得点を奪えず、奮闘した末に敗れた。

◆若山穫(商3)
「(3回戦の)相手が世界でも有名な選手で、(始めから)気持ちで負けてた。(今日の点数は)50点。精神面が弱い。人を見て試合をするのをなくして鍛えていきたい」

◆杉山俊輔監督
「今日の大会は全体的に戦い抜けないレベルではなかったのに、タイミングが全然とれず抑えられるところを抑えられなかった。(自分の)結果にも全然満足してないです」

◆成岡葉子(社1)
「(今日は)全日本での反省をふまえて、大学でやってきたこと1からやった。朝から怖いほど調子良く気持ちが乗れば技ものった。これからは後輩の指導をしっかりして、自分が教えてもらったことをしっかり下に繋いでいきたい」

◆若林梨紗(商3)
「大学の大会ではないので、気持ちが楽にできた。試合は焦ってたし固かったし最悪です。(今後について)結果よりも自分自身終わってから気付くことがあって、それは終わってからじゃないと気付けない。(これからは)恩返しのつもりで後輩を見たい」

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