• 後半、惜しいシュートを放つ高崎=駒沢陸上競技場で(大畑淳一撮影)

  • 3位という結果で大学サッカーを終えた4年生。左から八角、小林、塚本=駒沢陸上競技場で

反撃実らず、4連覇の夢消える

[サッカー部]第56回全日本大学サッカー選手権大会準決勝・早大戦(2008年01月10日 16時37分)

第56回全日本大学サッカー選手権大会準決勝・早稲田大学戦が1月10日、駒沢陸上競技場にて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒大1―2早大☆
 (0―1)
 (1―1)
【得点者】()はアシスト
11分:[早]鈴木
71分:[早]首藤(渡邉)
75分:[駒]中山(塚本)
【メンバー】
GK山内達夫[4]
DF塚本泰史[4]、中山友規[2]、伊藤 龍[2]、鈴木寿毅[3]
MF菊地光将[4]、山崎健太[2](→76分島田祐輝[3])、小林竜樹[4](→85分三島康平[2])、八角剛史[4]
FW高崎寛之[4]、藤井貴弘[4](→56分那倉夢人[2])
【SUB】
GK岡 大生[1]
DF湯川貴嗣[4]
DF金 正也[1]
FW東平大佑[4]
※[ ]内数字は学年

 史上初のインカレ4連覇へあと2つと迫った準決勝は早大との対戦。11分、ゴール前のクリアボールを拾った早大・鈴木のミドルシュートが決まり先制を許す。駒大はペースを掴めず、後半開始からも攻めてくる早大に71分追加点を奪われる。後がなくなった駒大は75分、塚本の右CKを中山が頭で決め、反撃を開始。しかし、終盤の猛攻も実らず、1-2で試合終了の笛。今季初タイトルも賭けていたインカレを終え、今年度の全日程が終了し、チームは7年ぶりの無冠に終わった。

◆秋田浩一監督
「個人の技術の差があったと思うけど、徹底してやれなかったっていうのが敗因だと思う。2点目を取られたのが痛かった。来年はレギュラーで卒業してしまう人が多いので、とにかくチームとして何をやるかってことを徹底していきたい」

◆八角剛史主将(経4)
「個では早稲田に負けているけど、チームの総合力で勝てば良いという所で勝てなかったのが悔しい。自分の代でタイトルを獲れなかったのは1番面白くない。プロになっても監督の教えは大事になると思うので、監督のやり方を証明するためにもチャレンジしていきたい」

◆小林竜樹副将(法4)
「悔いの残る試合だった。やっぱり足りなかったのかなって思う。4年間振り返ると後悔することばっかでしっかりやれたことはなかった。でも駒大に来て秋さんに人間として大切なことを教えてもらった。駒大に入って本当に良かった」

◆塚本泰史副将(歴4)
「勝ちたかったけどしょうがない。副キャプテンだったけどみんなに迷惑かけたし、助けてもらってばっかだった。他大じゃ得られないような経験とか秋さんのもとでいろいろ教えてもらった。下級生には俺らがいい意味にも悪い意味でも見本になってるから来年は頑張ってもらいたい」

◆安田弘典主務(政4)
「笑って終わりたかったが日頃の甘さが出てしまった。先制点も偶然が重なったスーパーシュートだったし、オフサイドも多かったしいろんな面で相手に運があったと思う。4年間同じ目標に向かって戦った仲間と出会えたことが一番の財産です。自分達は後輩に何もしてあげられなかったがこれを教訓に来年頑張ってほしい」

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