• 優勝を決める勝利を挙げた佐藤=日本武道館で(和田達也撮影)

  • 不調ながら決勝で勝利した竹田=日本武道館で(和田達也撮影)

  • 団体戦形を主将として立派に率いた伊藤(中央)=日本武道館で(加藤優美撮影)

怪我と重圧に打ち勝ち連覇!

[空手道部]第50回関東大学選手権大会(男子)(2007年10月09日 08時08分)

第50回関東大学空手道大会が10月8日、日本武道館で行われた。結果は以下の通り。

【団体組手】
☆駒大4-1帝京大
先鋒○只野 聡(経4)
次峰○竹田純哉(法3)
中堅○佐藤龍治(商2)
副将○大木正歳(政3)
大将●志村龍己(仏3)

【形団体】
準決勝
駒大1-4帝京大☆
伊藤龍也(社4)
舛田翔平(英3)
糸川秀幸(政1)

☆優秀選手賞☆
大木正歳
志村龍己
竹田純哉
佐藤龍治


連覇のかかった男子団体組手は、怪我人が多く、コンディションが万全でない中も白星を飾り駒を進めた。決勝では、先鋒・只野が相手の反則により勝利を掴む。怪我を抱えながらも出場を志願した次峰・竹田は、試合開始早々に1本を決め、流れを引き寄せた。中堅・佐藤龍は、中盤に技ありを奪った際に吼えるなど、気迫溢れる戦いを展開。相手の追撃を交わし、優勝を決めた。副将・大木は序盤から着実に有効でポイントを奪い快勝する。大将・志村は負傷し棄権。前評判で優勝候補とうたわれたプレッシャーの中、見事王者の座を守った。
団体形は、予選を順調に突破したが決勝戦では去年と同様、帝京大が相手となった。得意の『雲手』で挑んだものの、演技にズレが生じてしまい不完全な演技で終えた。主将の伊藤と行なえる最後の試合を4-1で敗北し3位で今季を終えた。


◆大石武士師範
「組手団体は準々決勝、準決勝と調子が悪かったし竹田も本調子じゃなかった。決勝は、竹田が自分で出ると決めて出た。(今回は)前評判が良すぎた。プレッシャーの中でよく頑張った。(男子形は)準決勝では2回もリズムが合わなかった。決勝の練習しすぎたかな」

◆伊藤龍也主将
「試合内容は良くなかった。皆動きが悪かった。誰かが頑張っていたということはなく、皆頑張っていた。形は良かったと思ったが負けてしまったので仕方がない。足を痛めて組手の決勝に出られなかったのが心残りです」

◆大木正歳
「動きが本調子ではなかったが、その中で勝てたのが良かった。最後まで安心できる試合はなかった。いい時と悪いときの差があるので、良い状態を保てるように頑張りたい」

◆竹田純哉
「(決勝まで勝てず)皆に迷惑を掛けっぱなしだった。最後にお返しが出来たので良かった。全日本でもこの勢いのまま波に乗りたい。怪我を治して、調子を上げていきたい」

◆佐藤龍治
「(連覇は)嬉しかった。今まで決勝で2回とも負けてた。でも今回勝てて、チームに貢献できたんで良かったです。自分で優勝を決めたかった。満足はしていないが、チームにとってけっこう良い動きができました」

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