• インタビュー中、後輩の話に笑顔の橋場=深川体育館で(玉造千慧撮影)

  • チーム内ゲームで強烈なスパイクを打つ橋場

  • レシーブを強化するため必死に練習する橋場

  • ファンが作ったバッジと橋場のサイン

バレー部OB橋場~社会人になって~

[男子バレーボール部]OBインタビュー第1弾(2007年06月24日 01時16分)

 2007年3月に卒業した男子バレーボール部元エース橋場正裕(FC東京バレーボールチーム)。2007年5月3日、全日本黒鷲旗バレーボール選手権に社会人として初出場した橋場。チームは負けたものの鋭いスパイクを決めチームの活力になった。橋場に今の心境を聞いた。

コマスポ(以下、コマ):初出場はいかがでしたか?
橋場:試合に出たのは半年振り。(スパイクが)何本か決まったので良かったと思う。

コマ:大学と社会人で変わったことは?
橋場:変わったとは思わない。でも、大学生には負けられないなって。負けちゃったけどね・・・(笑)

コマ:では今までと生活の違いは?
橋場:寮で一人暮らし。朝6時に起きて会社に行って定時まで働いて19時から練習。すごく規則正しくなった。何もない時でも7時には起きるし。トレーニングも毎日やるし体重も増えた。まぁ仕事で疲れるから顔はやつれたけど(笑)筋力的にはあがった。

コマ:それはプレーにも影響しますか?
橋場:う~ん、練習が違う。皆大人で働いてるからね、アップから真剣。手を抜くことがない。大学はアップとかは手抜いたりするけど。1ヶ月前に(駒大バレー部の)練習を見に行った時はみんな子供に見えたね(笑)「さあ始めるか」みたいにやんわり始まってて。懐かしかったけど、今はもう出来ないな。

コマ:意識が変わったってことですね?
橋場:僕が変わったというよりチームがそうだからね。最年長は30歳。練習から毎日が勉強。大学では落ち着いて人のプレーをみる余裕はなかったけど、今はうまいレシーブ、スパイク・・・自分にプラスしようとしてるね。

コマ:練習時間は?
橋場:週4回でだいたい2時間ずつくらいかな。土曜日は長いけど。勤務先が戸塚だからここまで(練習場所は深川体育館※)電車で2時間ぐらい。練習に遅れちゃうときもあるとすごく練習時間が短くなる。で、家帰るのはだいたい夜12時過ぎるから睡眠時間は大学時代よりはるかに短いよね。それでも先輩の方が仕事は多いし、時間の使い方を身につけないと厳しい。

「新人王目指して!」
コマ:プレミアリーグに昇格というチームの目標があると思いますが?
橋場:目標があるから疲れてても頑張れるよね。今は出てないし自分自身考えられないけど、サマーリーグ、国体予選とチームになじんでチャレンジリーグを意識して来年こそは出られるようにね。新人王目指して!!(笑)

コマ:心がけていることはありますか?
橋場:22歳でバレー選手はもう若くない。でもこのチームでは新人。一生懸命にやること。大学ではのらりくらりやってたけど、今しか出来ないことだから。一生懸命。

コマ:プレーで心がけていることは?
橋場:チームのカラーがレシーブからの早いコンビ。自分はレシーブ力が足りないから試合に出られるようにいつもがんばってやりたい。

「1部にあがって」
コマ:後輩で期待する選手はいますか?
橋場:今中!一緒にやってたからね。トレーニングをちゃんとやって頑張って欲しい。
※今中健太(法3)・・・橋場が大学時代、2人で駒大バレー部の両翼となっていた。現在もエースアタッカーとして活躍中。

コマ:最後に後輩にメッセージをお願いします。
橋場:頑張ってるみたいだから。疲れずに出来るのは今しかない(笑)今は疲れを溜めずにプレーできるから集中して1部にあがって欲しい。

橋場正裕(はしば まさひろ)
1984年7月14日生まれ
金沢商高出身、2006年度歴史学科卒業
179cm、74kg
最高到達点335cm

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