• 相手打線をわずか3安打に抑え、初勝利を完封で飾った石黒=神宮球場で(長友裕実子撮影)

「秘密兵器」の石黒、初勝利で完封

[硬式野球部]東都大学野球春季リーグ対青学大2回戦(2007年04月19日 16時42分)

東都大学野球春季リーグ対青学大2回戦が、4月19日に神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 001 000 200 3
青学大 000 000 000 0

     打安点
⑨大 島 440
⑧福 井 310
⑦森 山 521
DH石 川 200
HD高 山 210
⑥榊 原 411
③前 原 421
④ 林  410
⑤笠 間 300
②山 田 300
    計34123

    回 打安責
○石 黒9 3130

 3回、2死二塁の場面で3番・森山和之(法4)が中前適時打を放ち1点先制。また7回、1番・大島洋平(政4)が内野安打で出塁すると、相手の失策と4番代打・高山正登(心3)の右前安打で1死満塁。直後の死球による押し出しで点を追加し、さらに6番・前原一慶(営2)の犠飛で3点目を加える。毎回の12安打で好調の打線。投げては今季2度目の先発・石黒基輝(社4)が、9回を投げ7奪三振無失点の快投。初勝利を完封で収めた。青学大からの完封勝利は97年秋以来。実に10年振りの快挙となった。

◆小椋正博監督コメント
「石黒は秘密兵器だった。オープン戦からよかった。気持ちで負けるところがあったが、投球は良いものを持っているので期待していた。毎回打つが点が取れないの監督が悪い。明日勝たなければ意味がない」

◆榊原浩司内野手(商4)コメント
「1日流れて気持ちが作れた。全員が何とかしようという気持ちがあったから勝てたと思う。(6回の好プレーは)石黒が頑張ってくれてたので何とかしたいという気持ちがプレーに出た。明日は気持ちで負けないように頑張りたい」

◆石黒基輝投手(社4)コメント
「嬉しい。前回は球が高めに浮いていたので低めに投げた。縦のスライダーが生命線。完封は意識していなかったが、試合を壊さないように投げていた。海田に3戦目リベンジさせて欲しいと言われていたので、それを頭にいれていた」

◆大島洋平外野手(政4)コメント
「(4打数4安打は)1番になってクリーンナップにつなげようと思った結果。4年生の意地です。(青学大は)1回戦はホームランで大量得点取られたのが後に響き追いつけなかっただけで、力の差があるとは思わない」

なお、対青学大3回戦は明日20日、午後13時から行われる予定

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