アイスマンたちの挑戦
[アイススケート部]アイスホッケー特集(2005年11月13日 00時00分)
4部昇格に向けて5部リーグを戦っているアイススケート部(アイスホッケー部門)。そんな熱き戦いを繰り広げている彼らに今回スポットライトを当てた。
現在5部リーグ戦で2連勝と4部昇格に突き進んでいる駒大。彼らがライバルと答えていた明星大学にはすでに15-1で快勝し、4部昇格に大きく前進した。
3年前、部員は2人となり廃部の危機に直面してしまう。現在3年生の代も2人しか入部せず、2部にいたチームが部員不足のため、1番下の6部リーグまで落ちてしまう。だがその翌年、新しく部員が入り彼らは復活を果たす。その年の6部リーグ戦を見事優勝で飾った。
練習は真夜中!
そんなアイススケート部の練習は週1回。土曜日の深夜1時半から1時間半のスケートコートでの練習。それ以外のトレーニングは全て自主性に任せている。主将の佐野は「勝ちに対する執着心を持ち、できることをやる」とメンタル面に重きをおいている。試合で大事になるメンタル面。こういうきびしい環境だからこそ磨かれたものだ。
このチームの特徴は個性が強く、負けず嫌いな選手が多いこと。4年生を中心にチームにはムードメーカーが多数存在し、チームを盛り上げ競争率も高い。チームの雰囲気もよく、上下関係なくわきあいあいとやってることがあげられる。その中でもけじめはしっかりとしており、そういうチームだからこそ力を伸ばしていると考えられる。このチームには監督はいない。モチベーションも上げたりするのは難しいが、誰かしらが気づいて叱咤してチームワークの高さでカバーしている。このチームはいい相乗効果で着実強くなってきている。
目指すは4部昇格!
4部昇格へ一歩一歩進出している駒大アイスホッケー部。「リーグ優勝を果たし、4部昇格。来年につながるゲームをすること」(主将、佐野)「優勝して昇格を果たし、4年生を胴上げしたい。来年は4部優勝」(副主将、矢島)と今後の目標を語ってくれた。氷上で活躍する彼らを是非とも会場に足を運んでそのプレーを深く目に焼き付けて欲しい。
(取材・林 雄大 古田 早季、カメラ・星野 浩司)
☆記者体験記☆
こんな取材は初めてだ!真夜中の取材!
眠くて寒くてカメラを握る手が震えた。だが、それ以上に選手たちのアイスホッケーに対しての熱い気持ちに震えた。これからもコマスポでこの熱いアイスマンたちを取材していきたい!
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