• 1年間部を引っ張ってきた主将・岩田=駒澤大学テニスコートで(田中碧撮影)

  • 勝利した瞬間の岩田・日暮ペア 喜びが溢れた

  • 日暮は単複ともに躍動 駒大の勝利に大きく貢献した

  • 福永は100点の試合ができたと話した

  • チームの応援が選手の背中を押した

【女子】入れ替え戦で圧勝! 笑顔の2部残留

[硬式テニス部]関東学生テニスリーグ(2017年10月09日 00時19分)

関東大学テニスリーグ【女子】2部入れ替え戦、対日体大戦が10月8日、駒澤大学テニスコートにて行われた。結果は以下の通り。

トータル 〇駒大6-1●日体大

〈ダブルス〉
D1 ○岩田愛永・日暮春香 (6‐2、7‐5) ●前田遥佳・江尻美奈
D2 〇古川真実・木部静 (6‐1、6‐4) ●江口琴音・鈴木風咲
〈シングルス〉
S1 ●古川真実 (2‐6、4‐6) ○前田遥佳 
S2 ○渡辺安美 (6‐3、6‐2) ●小嶋野乃花
S3 ○福永雛乃 (6‐3、6‐3) ●森川奈穂
S4 ○日暮春香 (6‐1、6‐1) ●小田爽佳
S5 ○梶谷亜未 (6‐3、3‐6、6‐2) ●吉田彩

D1にはリーグ戦に続き岩田・日暮ペアが入った。共に春関、インカレ、夏関と多くの試合を戦ってきた2人。安定と信頼のプレーを見せた。第2セットはタイブレークにまでもつれ込んだがねじ伏せ、主将岩田の引退試合を勝利で飾った。D2の古川・木部組は3年ペア。危なげないプレーで第1セットを獲得。しかし第2セットでは、噛み合わずミスが目立つ場面も見られた。相手に4ゲーム奪われたがその後復調しストレート勝利を挙げた。ダブルス2本をとり、シングルスに向けた追い風となる。

続くシングルス。S4の日暮が真っ先に勝ちをつかんだ。本年度の関東学生テニス選手権大会本戦 WC 選考大会で優勝している日暮。圧巻のプレーを見せつけた。2ゲーム落としたが、終始リードを保ち相手に付け入る隙を全く与えなかった。入れ替え戦前のリーグ戦でも一年生ながら出場。活躍が光る。
S3の福永は「苦手意識のあった相手」との対戦。粘り強くラリーを展開し、チームの応援に応える。自信が100点の試合と振り返るように、引退前最後の試合で見事なストレート勝利を収めた。この時点で、残留まであと一勝。
S5は梶谷。同学年対決であったこの試合は、最終セットまでもつれ込んだ。第1セットを快調に奪ったものの、第2セットでは調子を上げてきた相手に苦戦し落としてしまう。最終セットで梶谷は復調。冷静にラリー戦を展開、このセットを6-2にし、勝利を手にした。梶谷の勝利により、駒大の勝利及び2部残留が決定した。
S2の渡辺もストレートの快勝を見せ、チームの喜びを大きなものに。
S1の古川も持ち味のフォアを生かした力強いラリーを続けたが、ミスが響き第1セットを落とす。第2セットでは4ゲーム獲得したが、力及ばず敗戦。この試合には敗れたものの、チームは残留を手にした。

今日まで部を引っ張ってきた4年生は、この試合をもって引退となる。チームの目標である1部昇格は来年に持ち越されたが、後輩たちには2部の舞台が残された。



◆八木薫女子監督
「(今日の試合は)しっかりやれれば負けることはないと思っていた。その中でもきちんと攻めていたのでこのような結果になったと思う。ダブルスのファーストセットをしっかりと取れた。セカンドでは少しもつれたが、1できちんと自分たちのプレーができて勝ち切れたので、シングルスの人は楽にできたと思う。(今年度のリーグ戦を終えて)1部を目指していたが、そこに行くにはまだまだ攻めの形ができていない。中盤で迷いが出てきてしまう。形になっていてもポイントに繋げられなかったり、相手に合わせてしまうところがある。それらが1部に行けない、2部の下の方になってしまった原因。 足りていない部分だと思う。(来期に向けて)その点の強化。現状維持では厳しいので、進化していかなければならない。すこしリフレッシュをして、新しい代でまた一からやっていきたい」

◆岩田愛永
(試合を振り返って) 試合前に八木監督が、「自分次第だよ。相手じゃなく、自分でやっていくんだよ」と、喝を入れてくれた。今日はそれが最初からできたと思う。途中でつってしまったがその中でもしっかりと攻めていけたことが今日の勝ちにつながった。攻める姿勢を忘れなかった。ペアの日暮とは春関、夏関、インカレとずっと組んできて最後に勝ちたいという気持ちが強かった。勝てたことは本当に良い思い出になったし、日暮には本当に感謝している。(4年間を振り返って)一番つらかったのは1年生の時。でもそれと同じくらい4年生も辛かった。自分はメンタルが強いわけではないので、責任感がプレッシャーになっていた。同期の間でも、いろいろなことがあったが、それを乗り越えられたのはああいう同期がいたからだと思う。同期には感謝している。自分たちが4年生になった時に方針を変えた。後輩たちは皆良い子たちで、文句も言わずについてきてくれて、テニスでも頑張ってくれた。この4年間で周りの人に恵まれたと感じる。1年生の時からずっと見てくださっている監督やコーチのおかげで今の自分があると感じる。勝って恩返したかったという気持ちがある。今後も応援に来たりして、恩返し出来たらと思う。(主将としての1年間は)毎日、明日の練習についてや、今のチーム状況は大丈夫かなとか、どうしたら皆が強くなれるか、毎日考えていた。授業どころじゃないくらいだった(笑)。自分は人前で話すのがあまり好きでなかったが、そういう経験をさせてもらった  この先絶対にしないだろうな、という経験をさせてもらった。ある意味楽しかったかもしれない。(4年間で成長できた部分は)協調性が上がったと感じる。テニスで自由にさせてもらい性格も変わった気がする。社会に出ても役立ちそうなことを学べたと思う。
(後輩に向けて) 後輩たちは本当に良い子たちで頑張る子たち。まずは、こんな主将についてきてくれてありがとうと伝えたい。悔しさも味わったが、こうやって笑って終われるのは後輩たちのおかげ。来年は古川が主将になるが、テニスで引っ張る実力がある。古川を中心にチームが向上していくと思う。先輩からも後輩からも信頼されていて、皆がついて行って、やってくれると思う。この先も頑張っていってほしい」

◆羽澤未宥
(4年間を振り返って)苦しいことの方が多かった。苦しい思い出がいっぱい浮かんでくる。それでも、それを耐えてきたということが今の自信にもなっている。たくさんの人に支えてもらい、感謝の気持ちがある。4年生は活躍手できなかった。一年生に良いところを見せられなかったのはすごく残念で悔しいが、一生懸命全力でやってきたし、後悔はない。今日は2部残留も決まり、すがすがしい気持ちで引退できるな、と思っている。来年後輩には頑張ってほしい。来年が楽しみだなという気持ち。(印象的な1戦は) 1戦に絞れない(笑)。1戦というよりも、リーグで出た試合はチームの代表として出れることがすごく誇らしかった。皆に応援してもらって 個人戦より楽しかったなと感じる。楽しめていた分、いつもより自分の力を出せたことが嬉しかった。幸せな時間だったなと思う。一生できない経験をできた。これがもうできないのは寂しい。(4年間で成長した部分は)うーん(笑)。結構自分勝手にやっていたところはあったと思う。後輩と関わることに苦手なところがあったが、後輩たちも寄り添ってくれていたし、自分もそこを改善しないとチームとして良くならないと思っていた。信頼関係を築けるようになったかなと感じる。結果として皆で笑顔で終われるのは信頼関係を築けていたからだと思うので、ちょっとだけ成長したかなと思う。(後輩に向けて) 頼もしい後輩たち。1部に行くには、もっともっと頑張らないといけない。たぶん本人たちもわかっていると思う。新しいことにたくさん挑戦して、周りに遠慮なんかしないで自分の思いをぶつけあって、強いチームを1年間で作っていってほしいと思う」

◆福永雛乃
(試合を振り返って)リーグ戦の5戦から少し時期が空いてリーグの感覚を忘れそうだったが、コートに立って、後輩やスタッフ陣が全力で応援してくれる姿勢を見ると、私がやらないといけないんだな、と責任感を持って戦うことができた。相手は一度戦ったことがあり苦手意識があったが、チームのために、と思ったら何が何でも勝ってやろうという気持ちになれた。自分の中では100点です。(4年間を振り返って)いろんな代があって、その中で苦しいことの方が多かったが、4年目になり自分たちが一番上になった時に、チーム全員が誰とでも意見も言い合える、皆で頑張ろうと進めてきた。つらいことはたくさんあったが最後を振り返ればこのチームでやってきて良かったと心から思える。(印象的な試合は)リーグの第1戦。はじめてリーグ戦に、シングルスで出場した。相手はインカレにも出場していた格上の選手だった。勝てるかなと不安もあったし、体もきつく、つったりした。その中でも皆の応援の力や、親をはじめとする今まで支えてきてくれた人のことを思うと、全力で戦えた。全力で戦った結果、勝ちが転がってきた、というのが印象的な試合だった。(4年間で成長した部分は)責任感は一番ついてきたかなと思う。3年生の時に副務に任命された。事務処理で、自分がやらないとテニス部が練習ができない、自分がミスをするとチーム全員に迷惑が掛かってしまう仕事だった。絶対にミスをしないように、という責任感がついた。任されたことは絶対やろうと思うようになった。(後輩に向けて)チーム皆が笑顔で頑張ってほしい。学年それぞれあるが、溝ができてしまうとチームが一体になれないので、良い意味で仲良く、一生懸命、切磋琢磨していって欲しい。1部昇格を期待している」

◆青木美映里
「(4年間を振り返って)部活というのはつらいことの方が多いなと感じる4年間。だけど、今は、この上ない達成感がある。良かったなと深く感じる。(印象的な1戦は)今年の春関、本戦の第一ラウンドの試合。いつも、勝てるかわからない相手とやると、勝ったり負けたりだった。その時は、昔から名前を聞いたことのある強い選手との対戦だった。そんな相手とやりあって、自分が足をつったりしながらも勝つことができた。4年目にして、というか、4年間積み重ねてきたものが、そこにすべて出たな、と感じた。感動した。人生で一番良かった試合かなと思う。(4年間で成長できた部分は)まとめると、忍耐力かなと思う。部活内でのつらいことや、ものすごく悔しい試合もあった。それを次につなげたり、乗り越えて来られたのは、耐えるという意味も含めてこの大学に入ってすごく力になった部分だと思う。(後輩に伝えたいことは)ありすぎます(笑)。こうやって悔しい思いをしたり、楽しかったり嬉しかったりできることは普通ではできないことだと思う。周りの人にしっかり感謝して、目の前の辛いことから逃げずにぶつかっていって、有意義な、悔いのない学生生活にしていってほしい」

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