• 試合前に気合を入れる高橋亮主将=大和スタジアムで(寒川朋子撮影)

引退特集!駒大野球部4年間の思い②

[硬式野球部](2016年10月20日 19時42分)

東都大学野球秋季2部リーグ対拓殖大2回戦が10月19日に大和スタジアムで行われ、この試合をもって4年生が引退。試合後に駒大野球部としての4年間、そして今の心境を聞いた。


◆森下文煕(仏4)
「大学では、挑戦するという目標で入学した。高校では投手をやっていた。目標は神宮大会に出場することだったので、それができてよかった。 (最上級生になってから)意識の面では、上手くチームをまとめないといけないと苦労した。新垣コーチにはとてもお世話になった。また、大事な場面で打てるための精神的なことも教わった。しっかり一生懸命にやっていれば、ちゃんと認めてくれると思うので頑張ってほしい。後輩には、成功するまでの過程を大事にしてほしい。失敗したとしても、その過程で成長は得られると思う。自分でテーマを持って練習してほしい。これからの社会生活では、野球部で学んだことが大きな自信になっていくと思う」

◆小茂田隆太朗(経4)
「(野球部は)仲間と4年間一緒に過ごせた場所。楽しかった。(思い出は)色々な仲間と出会えたこと。(4年生としての1年間は)本当にあっという間だった。(印象に残っている試合は)優勝するという目標に向けてチーム一丸になれた今季の立正大戦。優勝するためには勝たないといけない相手だったので、負けっぱなしにならずに勝ててよかった。(後輩達に伝えたいことは)悔いの残らないように、1部復帰を目指して頑張ってほしい。(同期に一言)本当にいい仲間だった。(駒大野球部を言葉で表すと)自分自身が成長できる場所」

◆白石紀彦(経4)
「あっという間だったが、1つ1つ振り返っていくと人生の縮図だった。小学校の頃から野球をやってきてなかなか経験できないことができたり、ものの考えた方も広がった。なくてはならない4年間だった。(自分が何かチームに残せたと思うことは)自分たちの代が31人いる個性の強い代の中で、自分が何か残せたことはあるかどうかは第三者が決めることでわからないが、自分としてはやるべきことをやって1つも後悔がない4年間だったと言い切れる。(印象に残っている試合は)1年生の時の春の開幕戦。大学入って初の公式戦ということでレベルの高さを感じたのと同時に、この舞台に立ちたいという思いも浮かんだ。(監督に教えられたことで印象に残っていることは)礼儀や挨拶といった人として大切なことを重視している方なので、そこを教えていただいた。(後輩に伝えたいことは)自分をもっと持ってほしい。人数が多く、レベルも高いため埋もれて欲しくない。自分をどれだけ律していけるかが大切だと思う。(同期に伝えたいことは)本当にありがとうしかない。この仲間と出会えてこの環境で出来たことで自分自身も強くなれた。(駒大野球部とは)ミラクル。全国から集まって野球ができるすごい可能性」

◆鎌田智海(禅4)
「周りの人に支えられてこれたと思っているので、本当に今は感謝の気持ちしかない。本当によかった。(高橋)亮介とかをはじめ、メンバーが頑張っている姿を見て自分も鼓舞された部分があったので、そこはこれからの人生に活かしていきたいと思う。(今後は)ウェディング会社でウェディングプランナーとして働く予定。(同期に一言)本当に4年間ありがとうございました。これからもなにかしら縁があると思うのでこれからもよろしくお願いしますと言いたい。(監督に言われたことで印象的だったのは)正直監督とあまり話したことがないが、兄と僕がお世話になったので本当に感謝している。(駒大野球部はどんな存在だったか)家族みたいなもの。大きな家族」

◆水野慎太郎(現4)
「(今日の試合が振り返って)最初に点を取れて序盤はスムーズに行けた。最後(伊藤)修太がああいうエラーをして、最後まで修太らしいプレーを見せてくれたかなと思う。(4年間を振り返って)理不尽なことばかりで辛いこともあったけど、みんなで乗り越えてきて良かったなと思う。(後輩たちに期待すること)1部昇格、秋神宮(大会)優勝。(進路は)地元に戻って就職する。(同期に一言)辛いこと一緒に乗り越えてきて、揉めたこともいっぱいあったけど、最後までみんなで出来たのは一生の宝物。4年間ありがとう。(4年生としての1年間はどんなものだったか)責任感、1部昇格というOBからの声もあって、自分たちもやらなくてはいけないという思いの中でやっていた。そういう意味では良い目標を持って出来たし、振り返ってみればあっという間の1年間だったかなと思う」

◆間中優介(現4)
「4年間辛いことも楽しいこともあったが野球部に入ってよかった。(4年生としての1年間はどうだったか)最終学年、チームで一番上の学年。今までは自分達が先輩に引っ張ってもらっていたが、これからは自分達が後輩を引っ張っていく重要さがあった1年間だった。(思い出に残ってる試合は)今年の秋のシーズンの立正大戦。春は勝つことができなかったが、秋にはチーム一丸となって戦って勝つことができたので嬉しかった。(後輩達に伝えたいことは)大学野球というのは、応援している人たちもグラウンドにいる人たちも含めて全員で野球をしているものだと思う。自分なりの大学野球を見つけて頑張ってほしい。(同期には)ありがとうと伝えたい。(監督に伝えたいことは)自分に学生コーチという役職をいただけて光栄だった。(駒大野球部とは)仲間」

◆廣田将明(市4)
「(今日の試合が終わって)優勝が出来なかったのは悔しいけど、あっという間の4年間だったなと思う。(4年間を振り返って)下級生の頃は理不尽だったり厳しかったりしたが、それをみんなで乗り越えてきたから今があると思う。一生の宝物になると思う。(後輩たちに期待すること)1部昇格、秋神宮大会優勝。(進路は)食品メーカーに就職する。(駒大野球部とは)理不尽のかたまり(笑)(4年生としての1年間はどんなものだったか)1つ上の代で2部に落ちて、やっぱり1部昇格っていうのが駒澤の使命感としてあった。責任感が芽生えた。(同期に一言)野球より寮生活の方が厳しくて、それをみんなで乗り越えることが出来た。何人か辞めていったけれど、その中で残れたことは一生の宝だと思う。今までありがとうございました」

◆伊地知悠真(営4)
「(どんな4年間)2年生まではしんどかったけど気づけば4年間やっていた気分だった。ここまでやってきてよかったと思う。(ラストイヤーについて)自分としてもチームとしても今までやってきたことをいつも通りやることが出来た。(後輩に伝えたい事)中学、高校、大学と野球をやってきたけど、横のつながりは大切だったと実感した。大事にしてほしい。(同期に一言)地方から来た人もいて、これからバラバラになると思うけど連絡を取っていきたいし、集まる時は沢山楽しみたい。(駒大野球部とは)一番しんどかった場所だけど一生の仲間と出会えた場所だと思う」

*4年生の皆さん、ありがとうございました。これからのご活躍をお祈りしています。

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