• 粘りを見せ、勝利した佐藤=明大テニスコートで(小泉茉由撮影)

  • ミスを誘い圧倒した岩田

  • 山口は同期対決を制した=青学大緑ヶ丘グラウンドで(中尾彬人撮影)

女子シングルス、快調な滑り出し

[硬式テニス部](2015年02月14日 18時20分)

関東学生新進テニス選手権大会【女子】が2月14日、明大テニスコート、青学大緑ヶ丘グラウンドテニスコート、明海大テニスコートで行われた。結果は以下の通り。


<シングルス1回戦>
〇佐藤美沙乃2(6-3、6-3)0中柴望貴(日体大)●
〇岩田愛永2(6-3、6-1)0牛迫玲奈(山学大)●
〇山口恵実2(6-3、6-0)0浅野友貴子●
●富田七菜子0(4-6、1-6)2森美咲(明大)〇
〇小林瑞歩2(2-6、7-5、6-3)1前田遥佳(日体大)●
〇河野瞳2(6-0、6-3)0梅本榛奈(日体大)●
●梶川真利亜0(2-6、4-6)2並木友花(筑波大)

シングルス初戦、佐藤は序盤、相手にペースを乱されたものの流れを掴み、第1セットを先取。第2セットは長いラリーが続くも粘りを見せ、見事勝利した。岩田はデュースが続き一進一退の攻防が続いたが、相手のミスを誘いポイントを重ね、第1セットを先取。第2セットはほとんど相手を寄せ付けないプレーで勝利を掴んだ。同期対決となった山口と浅野は、序盤、両者強いショットで攻めのプレーを見せた。中盤からは浅野がミスを連発。落ち着いて対応した山口に軍配が上がった。本日行われたシングルス1回戦だけで5人が2回戦へ勝ち進んだ。

◆江口淳一監督
「(今日は)勝てて良かった。特に岩田は相手が一部校だったが、侮らずにやれてよかった。初戦だったけれど好調で良かったと思う。(今後は)女子のシングルスが5人、ダブルスは全部残っており、男子も一本ダブルスで勝った。大学は試験があり、それの明けの試合だったが、今までしっかりやってきたのでチャンスをできるだけものにして勝ち上がりたい。」

◆佐藤美沙乃(英2)
「(今日は)1試合目ということもあり、とても緊張していた。さらに風も強かったので、その緊張と状況を自分でつなぎ合わせていくのが難しかった。特に風下が苦しかったが、そこはうまく勝ちたいという気持ちを出して勝てたので良かった。プレーが良かったという印象はあまりないので、次からは改善していきたい。段々と勝って当たり前となり、周りがチャレンジャーとして自分に向かってくるので、プレッシャーがかかる場面も増えると思うが、いつも自分がチャレンジャーであると意識して試合をすることで結果もついてくると思う。(今後は)どの相手も強いので、自分のできる力を出し切り、春に向けてあまり結果にこだわらず思い切りできるようにしたい」

◆山口恵実(社2)
「(今日は)駒大勢は多く本選に出ているのでどこかで試合をするかと思っていたが、まさかいきなり初戦で自分がそうなるとは思っていなかった。勝ち負けは気にせず、できることをやろうとした。(1セット目は)最初は早いショットでラリーをつなごうとしていたが、ミスが目立ってからはインに打つことを意識した。(ダブルスもシングルスも2回戦へ駒を進めたが)ダブルスの次戦も駒大対決なので、やれることやっていきたい。シングルスでは去年2回戦で負けたので、今年は2回戦も勝って、成長が形になればいいと思う」

◆浅野友貴子(市2)
「(今日は)互いにどちらが勝ってもベストをつくそうと試合に臨んだ。(試合内容は)調子がいいと思っていたが、試合の中で練習不足だったことが表れてきて、球がインに入らなくなった。いきなり本選に出場できたというおごりがあったのが原因だったかもしれないし、これでは誰にも勝てなかったと思う。ミスしてからの気持ちの切り替えができず、もっと練習すれば良かったと後悔しても、これが今の実力なんだなと引きずってしまった。(春関までに)気持ちの整理をしたい。しっかり練習すれば元の状態に戻ると思うので、練習して春関をやりきりたい」

◆岩田愛永(歴1)
「(今日は)イージーミスを少なくしようと思っていたが、相手のスタートが良かった。けれど食らいついて行こうとしたことで、自分も調子が良くなった。最後、セカンドを締めれたので良かった。今までの中で一番良いと思える締め方だった。(次戦では)スタートを良くして、最後まで良い調子で続けられるようにしたい」

2月15日は、女子シングルス・ダブルス2回戦が青学大緑ヶ丘グラウンド、明海大テニスコートにて行われる。





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