• 長いラリーを繋いだ山口=明海大テニスコートで(中尾彬人撮影)

  • 青木・小林は熱戦を繰り広げた

熱戦!駒大対決、青木・小林ペアに軍配

[硬式テニス部](2015年02月15日 22時35分)

関東学生新進テニス選手権大会【女子】が2月15日、青学大緑ヶ丘グラウンドテニスコート、明海大テニスコートで行われた。結果は以下の通り。


<シングルス2回戦>
〇山口恵実2(6-2、6-3)0柳澤祥瑚(立大)●
●小林瑞歩0(1-6、2-6)2金井綾香(早大)〇
〇佐藤美沙乃2(6-2、2-6、6-2)1川島知枝(法大)●
〇岩田愛永2(6-0、6-3)0本橋夏実(日大)●
●河野瞳0(4-6、2-6)2早野夏希(早大)〇

<ダブルス2回戦>
〇青木・小林2(6-0、6-7、10-8)1山口・梶川●
〇浅野・河野2(6-3、6-2)0井上・熊谷(明大)●
●佐藤・岩田1(6-4、0-6、5-10)2粉川・春山(青学大)〇


昨日、同期対決を制した山口恵実(社2)。積極的に攻めてくる相手だったが、ラリーを繋いでミスを誘うプレースタイルで相手を引き離した。第2セットで一度4-3まで追い上げられるも、そのリードを保ったまま勝利。昨年の成績を超える3回戦への進出を決めた。若干風のある中行われた河野瞳(国3)の2回戦。球を左右に散らされたが粘り強く応戦した。第2セット、キレのある打球で2ー1まで持って行ったが、長いラリーをものにできない場面が続き逆転され、そのまま敗退となった。駒大対決となったダブルス2回戦の青木美侑(現3)・小林瑞歩(市3)VS山口・梶川真利亜(GM2)。第1セット、青木・小林がリズムのいいテニスで試合の流れを完全に支配し、山口・梶川を寄せ付けない試合展開を見せた。この勢いのまま青木・小林が制すると思われた第2セットだったが、今度は山口・梶川が強気のプレーで試合のペースを握り0-3。だが、ここから青木・小林も追い上げを見せて6-5とするも、またもや山口・梶川が粘り、タイブレークへ持ち込んだ。長いラリーが続きシーソーゲームとなったタイブレークだったが、山口・梶川が脅威の粘りを見せ第2セットを制し、スーパータイブレークへ。両者譲らない戦いが続き8-8となったが、最後は強気のプレーをみせた青木・小林に軍配。白熱した戦いとなった。シングルス・ダブルス共に駒大勢の活躍が目立った試合結果となった。


◆河野瞳
「(今日は)粘るだけでなく攻めのプレイをしようと決めていた。初戦でついた自信で2回戦も頑張ろうと思ったが負けてしまった。ラリーの時と攻める時のボール運びの使い分けを雑にしないでできたので、そこはよかったと思う。(今後は)シングルスは春カンでひとつでも多く勝てるようにまた頑張っていきたい」

◆山口恵実
「(相手は)ストロークプレイヤーだったので、相手のミスが出るまでラリーを繋いだ。(第1セットは)抑えられたが、(第2セットは)4-1から4-3まで追い上げられたので、6-1で勝つようにしなければならなかった。リードをしても、相手が盛り返してくるので、それを抑えられるかがポイントだった。(次戦は)相手選手は知っているので、自分が出来ることをやって勝ちたい」

◆青木・小林ペア
「(今日は)いつもの練習通りにイライラせずに我慢しながら試合した。負けられない戦いだったが、そのことをあまり意識せずにやった。(第1セットは)練習通りにできたのが、結果に出た。(第2セットは)始めにポイントを引き離されて、第1セットとの出来の差に戸惑い、弱気になってしまった。(5-5のカウントの時は)7-5にして、第2セットを終わらせなければいけなかったのだが、上手くいかずタイブレークまで追い込まれた。だが、タイブレークの最後に追い上げることができ、その勢いのままスーパータイブレークに持ち込むことができた。(スーパータイブレークは)気持ちを出しながらも、落ち着いて出来たので良かった。(8-8のカウントになった時は)出るか出ないか駆け引きが難しかったが、キープ側だったので、有利だった。(勝った瞬間は)ほっとしたのと同時に嬉しかった。(次戦は)気持ちを整理して、焦らず上を目指したい」

◆山口・梶川ペア
「(今日は)絶対に勝ちたかった。相手の存在を意識しすぎた。(第1セットは)相手の方が入りの集中力があったし、勝ちに対する執念がすごかった。自分たちはいつも通りに自信を持つことを忘れずにプレーしたが、いつもと違ってその自信が悪い方向に左右された。(第2セットは)切り替えて自分たちのプレーをしたが、いつもの練習などでプレースタイルを知られているので苦労した。最初は自分たちのペースだったが、相手もいいプレーをしてきて、ギリギリのカウントになってしまった。(タイブレークは)追い風の影響で最初は流れを掴むことができた。(タイブレークを制した時は)このままスーパータイブレークもやるしかないと思えた。(スーパータイブレークは)相手の方が強気だった。気持ちの強さが結果に左右された。(負けた瞬間は)悔しくはなかった。同じチームの相手だし、自分たちの本当の相手はここではない。今この瞬間から気持ちをきりかえて、インカレを目指していきたい」


2月16日は、女子シングルス・ダブルス3回戦が青学大緑ヶ丘グラウンドにて行われる。


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