• 3位東洋大を追い抜いた西澤=駒澤大学玉川キャンパスで(大木菜美撮影)

  • 駒大を2位に押し上げた西山

  • 東洋大に競り勝った大塚

  • 次の主将に任命された其田

  • 最初で最後の箱根路だった黒川

仲間で繋いだ藤色のタスキ Vol.2

[陸上競技部]復路選手インタビュー(2015年01月05日 22時54分)

 1月3日、箱根駅伝を終え駒澤大学玉川キャンパスで慰労会が行われた。選手には今大会を振り返り、今後に向けての抱負を語ってもらった。
 今回は、次期首主将の其田や4位から2位に順位を上げた復路の選手のコメントを掲載します。


◆西澤佳洋(商4)
「(今日は)最後の年ということもあり優勝を目指していたが、他大学が強かったので仕方がないかなと思った。前にいた選手に追いつけず悔しかったが、監督の声でペースを上げられた。思い残すことはないと思える走りができた。(2日の夜は)馬場の責任だけにはしたくないと思った。馬場は自分を責めるかもしれないが、復路のスタートでしっかりと走って〝そんなことないぞ″ということを伝えたかった。(後輩に向けて)伸び盛りの選手がたくさんいる。今年の悔しさを来年で晴らしてもらいたい。日々の練習を大切にして欲しい。(今後は)競技を続けさせてもらえるので結果を残していけるように頑張りたい」

◆西山雄介(経2)
「(レースを振り返って)攻めのレースをテーマにしていた。今までよりは攻めることができた。少し東洋と牽制し合って青学との差が広がってしまったので、もっと積極的に攻められたらよかった。(東洋の服部選手は)高校からずっと同じくらいの力なので意識していた。去年は負けていたので、今年は絶対勝とうと思っていた。(沿道に中村がいたが)一番力になった。中村さんのおかげでスパートできたし、スパートも中村さんを参考にした。本当に感謝している。(今後は)三大駅伝で1区を任されるように、練習や試合を頑張っていきたい。一番近い目標はユニバーシアードで代表になること」

◆大塚祥平(営2)
「(今日は)調整をしっかりしてきた。去年は思うように走れなかったが今年は良い走りができたと思う。区間賞を狙っていたのでそれが駄目だったことは悔しい。(途中仕掛けたが)15km付近のきつい坂で勝負しようと思っていた。走っていてまだ余裕があり、相手はきつそうだったので一気にいった。(今後は)今のままでは1位との差は埋まらない。このままではいけないと感じた。危機感を持って練習していきたい」

◆其田健也(営3)
「(箱根の走りは)思うように足が動かず失速してしまい、自分の走りができなかった。今後の課題だと感じる。(監督からは)前半からある程度のペースで、後半上げていけるとき上げていけと言われた。(箱根への思いは)まだ戦力が充実しており、来年は優勝したい。(来年への思いは)やるからには勝利を狙う。箱根に向けてまた1から頑張りたい。(4年生へ)私生活では優しく、練習ではチームをひっぱってくださる4年生だった。これからも頑張りたい」

◆黒川翔矢(現4)
「(今日の調子は)10日前から足に違和感があり、あまり良くなかった。(アンカーを任されて)前の選手たちがしっかり襷を繋ぎ、差を詰めて走ってきてくれたので、精一杯走ってゴールしようと思った。最低限2位という結果で終われて良かった。(初の箱根だったが)家族や友人など応援してくれていた人へ感謝の気持ちで走った。(後輩に向けて)1年後に笑って終われるようにまた練習をしていって欲しい。(今後は)実業団は大学とは違うので練習を積んでいきたい。将来はマラソンでやっていきたいと思っている」

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