• サッカー・練習試合 U-20日本代表候補対ジェフユナイテッド市原・千葉 結城と競り合う原。ワールドユースまでの短い期間でどこまでアピールできるか=秋津サッカー場で(野澤俊介撮影)

原、チャンスは作るも決めきれず

[サッカー部]練習試合 U-20日本代表対ジェフユナイテッド市原・千葉(2005年04月20日 19時11分)

 4月20日、習志野市秋津サッカー場でU-20日本代表候補対ジェフユナイテッド市原・千葉との練習試合が行われました。メンバー(U-20のみ)と結果は以下の通りです。
【1本目】
U-20日本代表2-2ジェフ
 (1-2)
 (1-0)
【得点者】()はアシスト
26分[ジェフ]
28分[U-20]横山
32分[ジェフ]
57分[U-20]三木(PK)
【メンバー】
GK松井謙弥
DF柳楽智和、谷口博之、丹羽竜平
MF細貝 萌(→67分市原充喜)、中山博貴、前田俊介、辻尾真二、興梠慎三
FW三木良太、横山拓也
 試合は開始からジェフペースで進む。先制は26分、左サイドから崩され中原にゴールを許す。しかし、直後の28分に横山が相手ゴール前でパスカット。そのまま持ち込み、相手DFと競り合いながらもシュートを決める。32分、フリーキックを藤田に頭で合わせられ、1点ビハインドで前半終了。
 後半は12分に、三木が自らが倒されて得たPKを決め、同点とする。その後はジェフの猛攻に耐え、終了間際に押し返し始めるも、引き分けで試合を終える。
【2本目】
U-20日本代表3-3ジェフ
(0-1)
(3-2)
【得点者】()はアシスト
28分[ジェフ]
47分[ジェフ]
48分[U-20]平山
50分[U-20]平山(水野)
71分[U-20]水野
79分[ジェフ]
【メンバー】
GK西川周作
DF市原充喜、河本裕之(→45分増嶋竜也)、小林祐三
MF伊野波雅彦、杉山浩太(→44分細貝 萌)、家長昭博、原 一樹、水野晃樹
FW森本貴幸(→45分柳楽智和)、平山相太
 両チーム、主力メンバーを中心に臨んだ試合。原は右サイドハーフで出場。前半はジェフが主導権を握り、サイドから崩される展開が続く。ゲームが動いたのは26分、山岸のシュートをGK西川が後ろに反らしてしまい失点。その後は、ジェフの攻撃に対しディフェンス陣が踏ん張り、1失点で前半終了。
 後半は点の取り合いとなる。47分にコーナーキックをマリオ・ハースがヘディングでゴール。48分、50分に平山と水野でジェフディフェンスを崩し、平山が2得点。71分、西川のフィードをDFの裏に抜け出した水野が右足を振り抜き勝ち越す。しかし79分、マリオ・ハースがヘディングで落としたボールを坂本が押し込まれ、同点とされてしまい試合終了。
 原は後半からFWにポジションを移し、チャンスを作るがゴールネットを揺らすことはなかった。
◆大熊 清監督コメント◆
「もっと、チームでやることと、個人でやることを上げていかないとワールドユースで戦うことは厳しい。プレーに粘りはでてきている。2本目の後半はブラジル遠征で学んだ速いボール回しでチャンスを作るということはできていたが、遅攻になったときの質はもっと上げていきたい。大学生のプレーヤーはユニバーシアードなどである程度、経験は積める環境にあるので、他の選手とはそん色はないと思う。(駒大の菊地は今回、招集されなかったが)十分戦える選手であると思う。6月に必要な人材と人間性を持った奴をワールドユースに連れて行きたいので、十分候補にはなり得る。(原は)サイドとFWの2箇所で試してみたが、FWの方がいい印象を持った。スペースに抜け出すときの動きが良い。彼の課題は、下がってきたときの動き方を考えればもっと良くなるだろう」
◆原 一樹コメント◆
「(今日の試合は)前半は、相手に押されて、自分がチャンスに抜け出せなかったのがまだまだと思う。FWでも(平山)相太の後ろでタメが作れていないし、相手にボールを取られてしまう場面が多かったので、そこが課題。(駒澤と比べて)ディフェンスのやり方が違うので、そこはセンターサークルにしっかり戻ったりしないと生き残れないと思う。(西川のフィードから抜け出したのは)理想のかたち、駒澤っぽくうまく抜け出せた。(攻撃面では)今日は自分で抜け出す場面が少なかったので、もっとしっかりやっていかなくてはいけない。駒澤に戻って、しっかり結果をだして、もう一度(U‐20に)呼ばれたら、とにかくもっとアピールしていきたい」

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