• 徹底したクロスでチャンスを作った田中=駒澤大学玉川グラウンドで(射手真矢撮影)

  • PKを確実に決め2得点を挙げた碓井(河田奈津子撮影)

  • 先制点を決められ肩を落とすイレブン

ロスタイムの悲劇 首位浮上ならず

[サッカー部]第86回関東大学サッカーリーグ戦・第10節東洋大戦(2012年06月16日 18時31分)

 第86回関東大学サッカーリーグ戦・第10節東洋大戦が6月16日、駒澤大学玉川グラウンドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒大2-3東洋大☆
  (1-2)
   (1-1)

【得点者】()はアシスト
16分:[東]野崎(馬渡)
25分:[東]野崎
29分:[駒]碓井
78分:[駒]碓井
90+5分:[東]オウンゴール

【メンバー】
GK大石健太[3]
DF大木 暁[2]、三澤祥馬[4]、嶋谷昇大[1]、田中雄一[3]
MF奥田 陸[1](→85分若山瞭太[3])、碓井鉄平[3]、板倉直紀[2](→53分小牧成亘[2])、湯澤洋介[4]、山本大貴[3]
FW宮城雅史[4] (→52分菊池将太[1])
【SUB】
GK積田景介[1]
DF荒井裕介[3]
DF柳川剛輝[1]
MF真野直紀[4]
※[ ]内数字は学年

 首位東洋大との一戦。立ち上がりから流れが悪くピンチを作ると、16分、25分と立て続けに失点を許してしまう。その後前半のうちに碓井のPKで1点を返すと、後半も開始からゴールに迫る。決めきれずにいたが、78分に再び碓井がPKを決めて、ついに同点に追い付く。しかし、このまま試合終了かと思われたロスタイムに、まさかのオウンゴールで勝ち越されてしまう。大事な一戦で黒星を喫し、首位浮上とはならなかった。

◆秋田浩一監督
「一生懸命やってたんでしょうがない。最後まで諦めないでやってそれまでだと思う。前の選手から両サイドまではきちんと声掛けをやってしっかり限定してプレスできればもうちょっといけた。疲れも相当あったと思うが情けない。徹底して外から速いボールが入れられなかったのが敗因。前にという約束でやっている。それができなかった。試合に出れない仲間の事を考えれば、何が大事かが分かると思う。仲間のためとかに戦う気持ちが弱かった。あと一試合チャンスをとって今、差を広げられないようにすればまだ後期はチャンスある。もう一回我々がやらなければいけない事を徹底してやっていけばまだチャンスがあると思う」

◆三澤祥馬主将(経4)
「(前半2点とられましたが)今日は入りが悪かったので、そこで点を入れられてしまった。スタートが大事だったのだが、やられちゃいけないとこでやられてしまって、そういうとこは直していかないといけない。(2点とられた時集まってましたが)もっと盛り上げてやろうということと、あと守備についての確認した。(ハーフタイムは)もっと自分達のやることやれと言われた。(後半の立て直しは)前半暗かったのでもっと明るくやろうと言うことで、徹底してうらにうらにということを意識した。ロスタイムでの失点はぼくのせいなのでそれ以外は...残り一戦は天皇杯いけないが、次しっかりやって次につなげられるように」

◆湯澤洋介(法4)
「立ち上がりがよくなかった。(2失点目の後)自分達のやることをもう1回やるってことと落ち着いてやるってことを話した。今日はこっちのプレスが遅れた時にパスを回されて嫌だった。後半はしっかりやれば最後くらいしかピンチはなかった。(相手は)1人1人はうまかったが、自分達のやるべき事をやれば問題なかった。前を向いてスペースがあれば交わせた。(次は)必ず勝つしかない。ここを連続で落としたら意味がない。後期に勝って繋げるのと負けて繋げるのでは全然違うから絶対に勝つ」

◆田中雄一(法3)
「立ち上がりから良くなくて、前半それを引きずって2失点してしまった。後半はいい形で入ることができて、同点までいったが、最後の部分で自分たちのやらなきゃいけないことがしっかりできなかった。自分たちはサイドから点を取っているので、そこから攻めるというのが第一。相手の裏を取ろうっていうプレーをしなければいけないのに、同点になってからそういうことができなくなった。1人1人やらなければいけないことを徹底して来週に向けてやっていきたい。練習でもそういうのをちょっとずつ意識していかないといけない。(次節は)次勝たないと首位と結構離れてしまう。勝ってその差を縮めて、前期を終わりたい」

◆碓井鉄平(法3)
「(今日は)2点とられて、追い付いて引き分けで終わればよかった。最悪な形になってしまった。(試合の)入りが皆悪かった。(失点後は)マークが浮いていてそこをしっかり着くというところと、攻撃の時に、裏だけでなく一回サイドを使った方がチャンスになるというのは話しはしていた。(前半のPK)取ってくれた湯澤くんに感謝です。(同点のPKは)同じ方向に蹴る勇気はなかったので、逆に蹴った。めっちゃ緊張していた。(追い付いてから)取れないのが結果に繋がってしまっている。守るところなのか点をとるところなのか徹底したい。(残り一節)勝ち点5離されたが次もちゃんと勝って上に近づいていけるようにしたい」



 なお、次戦第86回関東大学サッカーリーグ戦・第11節・対青山学院大戦は6月24日、13:50から青山学院大学緑ヶ丘グラウンドで行われる。

■会場へのアクセス
JR横浜線「淵野辺」駅より青葉循環または共和循環「淵野辺駅南口」行バス乗車、「和泉短大」下車、徒歩5分

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