• 初めての大会でベスト8入りを果たした伊東=慶応大学日吉記念館で(河田奈津子撮影)

昨年の成績を超えられず、8強止まり

[空手道部]第39回関東学生空手道選手権大会(女子)(2011年05月23日 00時52分)

 第39回関東学生空手道選手権大会個人戦が5月22日、慶応大学日吉記念館で行われた。形は2グループに分かれ予選を行い、上位4位までの選手が決勝トーナメントに進出する。女子組手は3回戦まで1分30秒6ポイント先取、4回戦より2分6ポイント先取のトーナメント方式。結果は以下の通り。

<女子組手個人戦ベスト8>
三村桃子(歴3)
伊東佑季(商1)
廣瀬まり(仏1)

 8人が出場した女子組手は三村、伊東、広瀬の3人が準々決勝まで駒を進める。5回戦を延長戦で勝利して臨んだ三村は、終始相手にペースを握られ敗戦する。同じく5回戦を延長戦での判定の末、制して挑んだ伊東は準優勝者となった相手に圧倒され敗戦を喫した。順調に勝ち進んでいた廣瀬も、世界チャンピオン相手に一時はリードしたが、終盤に逆転を許し、3人共にベスト8だった。
 一方4人が出場した形は、全員予選落ちに終わった。

◆大石智子監督
「(形は)思いっ切りできたことに関しては良かったと思うけど、今日までにもっとやれることがあったはず。(組手は)良く頑張った。ここぞって時の勢いや度胸は1年生を見習わないといけない。(廣瀬は準々決勝で一時リードしていたが)あと2ポイントで負けたのは技術的なこと。気持ち的にはどっこいどっこい。(次の大会に向けて)部内で切磋琢磨し合って、それぞれの技術を磨いてほしい」

◆三村桃子
「(今日は)開き直って、空手が好きっていう試合ができるようにっていうのを心掛けた。ここから全日本の個人戦に向けてどうなるかが大事だと思う。(ベスト8だが)勝てる試合を落とした。日常生活から考え直して自分を高めていきたい。(次の大会に向けて)思いっ切りのあるのが長所なので、しっかり自分のできることをやって1日を過ごしたい」

◆伊東佑季
「(今日は)東日本ではメンバー入りはしていたけど出なかったので、今日が初めての大学での大会で緊張した。今までとはレベルが違うので、挑戦者として臨んだ。(高校との違いは)体づくりからやらなければいけない。技が弱いので技づくりも頑張っていて、少しずつ強くなってきている。(次の大会に向けて)一戦一戦頑張りたい」

◆廣瀬まり
「(今日は)自分のミスが目立ってしまった。全ての試合において自分のミスが多かった。(ベスト8だが)まだまだ。これからもっと上にいきたい。(準々決勝は一時リードしていたが)世界チャンピオンを倒したかったので悔しかった。次は勝ちたい。(次の大会に向けて)まだまだ課題があってやるべきことがあるので、これからが自分との勝負って気持ちでやっていく」

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