• 自身初の入賞を果たした高塚=千葉工業大学芝園キャンパス体育館で(河田奈津子撮影)

  • 伊東との同校対決を制し、優勝した廣瀬

1年生が健闘し、男女ともに好成績!

[空手道部]平成23年度春季関東学生会定期リーグ戦(2011年06月20日 02時41分)

 春季関東定期リーグ戦が6月19日(日)、千葉工業大学芝園キャンパス体育館で行われた。団体組手は2ポイント先取制の総当たり方式。個人組手は2ポイント先取制のトーナメント方式。結果(駒大のみ)は以下の通り。

【男子1部リーグ団体戦組手】
優勝  駒大

【男子個人戦組手】
ベスト4 高塚啓介
     志村啓輔

【女子1部リーグ団体戦組手】
準優勝  駒大

【女子個人戦組手】
優勝   廣瀬まり
準優勝  伊東佑季
ベスト4 竹井美都樹
     田口聡珠

 1、2年の若いチームで臨んだ男子団体組手。大将戦にもつれこむ場面もあったが、随所で実力を見せつけ優勝した。個人組手では、高塚と志村が準決勝まで駒を進める。高塚は相手に上段突きで先制を許すが、直後に中段突きを決め同点に追いつく。しかし、終盤に相手に上段突きを決められ敗戦。志村も相手の上段突きに押されてストレート負けを喫し、ベスト4となった。
 一方、女子団体は順調に白星を挙げ、迎えた大正大との最終戦。大将戦となるが相手に上段突きを決められ惜敗し、優勝にはあと一歩届かなかった。個人ではベスト4を独占し、準決勝と決勝は共に同校対決となる。廣瀬と伊東の決勝では、伊東が先制するが、廣瀬も上段突きでポイントを奪い返すと流れをつかみ、勢いそのままに勝利。男女ともに全日本に向け、幸先のいい結果となった。
 
◆大石武史師範
「(男子は)団体では、初めて使った1年生が要所で抑えてくれたことが嬉しかった。副将で抑えてくれて大将にまわせたというのが今日一番の収穫。だから優勝できたのだと思う。高塚は下がっていなかった。ミスをやられてしまったが、そこを逃さない相手もすごい。(女子は)団体は1本勝負がまだ慣れていない。個人戦は慣れてきているので、できると思っていた。あわてないでやってほしい」

◆高塚啓介(政1)
「団体も良くて勝率も良く、個人につなげられた。試合は何度もしたが、こんなに勝ち上がったのは大学で初めて。決勝に出て優勝したかったが負けてしまった。怪我をしたのでガードからの攻めをしっかりするのが課題。(ベスト4は)初めて入賞できたが満足はしていない。これから練習してもっと上を目指したい。(次戦は)もっと気合いで思い切って勝ちたい」

◆廣瀬まり(仏1)
「(今日は)団体戦は準優勝だったが、途中で立て直すことができたから良かった。団体でコツをつかめたので、それを個人戦に生かすことができた。(課題は)団体でリズムが崩れた。アップのやり方や試合に対する意気込みが甘かった。最高の状態で臨めるようにしたい。(同校対決は)正直やりにくかった。高校も一緒だったので。(今後の意気込みは)団体戦でも個人戦でも日本一になりたい」

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