• 3回で降板した先発・井口=神宮球場で(山田遼太郎撮影)

  • 2安打に抑えられた打線

  • 6回無死満塁を無失点で切り抜けた木村(野木聡介撮影)

投手陣全員登板も7失点、首位陥落

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対東洋大2回戦(2011年04月27日 18時02分)

 東都大学硬式野球1部リーグ対東洋大2回戦が4月27日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 100 000 000 1
東洋大 022 010 11× 7

      打安点
(8)小 林 410
(9)中 谷 110
PH山 下 100
9 嘉数駿 000
(6) 岡  300
(5)白崎浩 301
(7)柴 田 300
PH奥 野 100
DH福 山 200
(2)戸 柱 300
(3)下 川 200
(4)砂 川 200
     計2521

▽二塁打=小林

     回   打安責
●井 口 3   1564
 小 倉 2   931
 竹 野   0/3 310
 木 村 1 2/3 711
 村 上   1/3 200
 白崎勇 1   721

 初回、先頭打者の小林勇登(経3)に左越二塁打が飛び出し、送りバントと死球で一死一、三塁とすると白崎浩之(法3)の右犠飛で生還。先制点を挙げる。しかし先発・井口拓皓(経3)が2回につかまり逆転を許すと、3回には本塁打を浴びてしまう。6回、無死満塁で代わった4番手の木村大希(営1)はその危機を無失点で切り抜ける好投を披露するが、投手陣は合計13安打と奮わなかった。打線も少ない好機をいかせず、反撃の糸口をつかめず。そのまま大差をつけられ連敗。今季初めて勝ち点を落とした。

◆小椋正博監督
「(今日は)あんなもん。1点を取って、ヒット打たれて2アウト二塁、(カウント)2ー1からフォークをファウルされて、真っすぐをカンって打たれて。白崎勇もそうだけど、井口はインサイドにフォークを投げられない。(東洋大の)藤岡はインサイドにカーブ、スライダーを投げられる。今日の1年生を出したのは、財産になるから。育てるにはこういうところで使っていかないといけないから」

◆岡 将吾主将(法4)
「(今日は)ただ悔しい。(投手陣の調子は)そんなに悪くなかったが、所々で甘いところがあってそこを打たれたって感じ。(1年生が出ていたが)左がいいのじゃないかってことで。(1年生には)思いっきりやれと言った。(木村が無死満塁を抑えたが)気持ちで投げていてよく投げてくれた。(次戦は)優勝の可能性がまだ残っているので国学のときは諦めずにおもいっきりやっていきたい」

◆井口拓皓
「(今日は)良くなかった。(初回は)結果は良かったけど内容はだめだった。ストレートがだめ。走ってないというかコントロールが良くなかった。(昨日負けて今日のマウンドは)絶対勝つ気持ちでいた。プレッシャーとかは変に感じなかった。(次戦は)自力優勝はなくなったけど、まだまだ可能性は残っているので最高の準備をして臨むだけ。自分も頑張りたい」

◆白崎浩之
「(初回は)積極的にいっただけ。(4番としては)ノーヒットなので力不足。(内山投手は)特に意識してない。(右対右だったが)昨日監督に言われていたので、気持ちの準備はできていた。(藤岡投手は)ああいう投手がプロにいくのだなって思った。でも秋も対戦できると思うので、そのときはリベンジできるように。(次戦は)相手どうこうっていうより自分たちの野球をやるだけ」

◆木村大希
「(今日は)ノーアウト満塁の時に抑えられたのはいいことだったけど、その次の回をしっかり抑えられなかったから意味がないと思う。(7回にマウンドに上がった時は)思いっきりバッターの胸元を意識して投げた。(1年生が多く出ていたが)どんどん僕たちから出て、下が頑張って上を刺激できたらなと思う。(次戦は)まだ優勝がなくなったわけではないので、一戦一戦頑張りたい」

 なお、次戦・対国学大1回戦は5月10日、10:00から神宮球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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