• 女子組手個人戦で優勝を果たした堀内=千葉工業大学芝園キャンパス体育館で(河田奈津子撮影)

  • 1年生ながら大将を務め、優勝に貢献した原田

  • 賞状を抱えて喜ぶ空手道部(桝島知佳撮影)

1年生、大奮闘!全日本に向け好発進

[空手道部]平成22年度秋季関東学生会定期リーグ戦(2010年10月24日 20時36分)

 秋季関東定期リーグ戦が10月24日(日)、千葉工業大学芝園キャンパス体育館で行われた。団体組手は2ポイント先取制の総当たり方式。個人組手は2ポイント先取制のトーナメント方式。結果(駒大のみ)は以下の通り。

【男子1部リーグ団体戦組手】
優勝  駒大

【男子個人戦組手】
ベスト8 浮島侑里(経1)
ベスト8 山口将輝(経1)

【女子1部リーグ団体戦組手】
第4位  駒大

【女子個人戦組手】
優勝  堀内麻子(G1)

【男子優秀選手】
原田 龍(営1)

 男子団体組手は初戦の千葉工大戦こそ辛勝となるが、その後は安定した試合展開を見せ無傷で最終戦を迎える。拓大との最終戦、2-1となり勝負を委ねられた大将の原田は、先にポイントを許しながらも冷静に上段への技ありを繰り出して逆転勝利。今春に続き、1部優勝を果たした。男子個人組手は浮島、山口がベスト8まで勝ち進むが、共に準決勝でストレート負けを喫し、入賞まであと一歩及ばなかった。
 一方女子団体は苦戦を強いられ2カード連続で落とす。3・4カードは危なげなく3-0で勝利を収めたが、最終戦で白星を飾れず4位で終えた。女子個人組手は堀内が大健闘。順調に駒を進めて迎えた拓大・椎名優との決勝戦。お互いにあと1ポイントで勝利となる中、落ち着いて中断への技ありを奪って勝利。今春のチャンピオンを倒して優勝を飾った。

◆大石武士師範
「(今日は)堀内が良かった。団体の女子は誤算だった。男子は今ひとつ。気持ちよりも技が先行してしまっていた。(男子団体組手の優勝は)先鋒と次鋒が負けてしまっても、後ろ3人が勝つのは調子が乗っている時。チーム状態は良かった。(1年生の原田が大将なのは)2―2になると負けてしまうことが多かったので、あえて最近調子の良かった原田を大将にした。(次戦は)頑張って欲しい」

◆大石智子コーチ
「(今日は)負けは良くないけど、収穫のある負けだった。全日本に向けて基礎に戻らないということに気づいたし、いいきっかけになった。(選手たちの調子は)技術は上がってきている。あとは気持ちが蔓延してしまっているので、そこのスイッチの切り替えが必要。(優勝は)もちろん狙っていた。(次戦に向け)しっかり初心に戻って、あとは選手に任る」

◆浮島侑里
「(今日は)最初は団体戦も試合に出れたが、途中から出られなくなったので借りを返そうって気持ちで臨んだ。(体力的には)苦しかった。再試合が辛かった。(春は3位だったが)その時の相手と同じ人にまた負けた。自分の詰めが甘かった。(試合中周りにいる先輩方は)負けていたりした時に後ろにいてくれるとすごい助かる。(次戦に向け)レギュラーに入れるように頑張る」

◆原田 龍
「(今日は)大将という立場でプレッシャーがあったが、勝ちにつなげようとした。落とすわけにはいかなかった。(全試合出場は)すごく嬉しかった。(個人戦に出た同期の選手には)勝ち上がって欲しかった。これからも一緒に頑張っていきたい。(次戦に向け)全日本などは6ポイントなので、できるだけ多く取れるようにする。最後までしっかり取り組む」

◆山口将輝
「(今日の調子は)いつも通り普通。(体力的には)大丈夫だった。1回戦は体が動かなかったが、試合を重ねて動き出した。(試合中周りにいる先輩方のアドバイスは)あったら切り替えがきく。安心できる。(ベスト8の敗因は)考えすぎて相手のペースに飲み込まれてしまった。もっとうまく試合を運べるようにする。(次回への意気込みは)1試合1試合を大事にしていく」

◆堀内麻子
「(今日は)1回戦は緊張したが、それからは思い切り出来た。(優勝は)半信半疑だけど、素直に嬉しい。(先にポイントを取った時は)取ってやったぜという気持ち。(追い付かれた時は)落ち着いて、引いちゃ駄目だと思った。(勝った瞬間は)安心したのと、信じられないという気持ちだった。(次戦に向け)レギュラーに入れていないので、全日本インカレの優勝に貢献できるようにしたい」

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