入賞者6人!団体戦につながる個人戦
[空手道部]第21回関東学生空手道体重別選手権大会(男子)(2010年10月31日 23時28分)
第21回関東学生空手道体重別選手権大会が10月31日(日)、埼玉県武道館で行われた。男子組手は3回戦まで1分30秒フルタイム、4回戦以降2分フルタイムで6ポイント先取制のトーナメント方式。ただし準決勝より3分フルタイムで8ポイント先取制となる。結果は以下の通り。
【男子75kg級】
準優勝 原田 龍(営1)
ベスト8 瀧本和馬(経2)
【男子84kg級】
準優勝 杉田純一(国1)
ベスト8 佐藤光介(法3)、吉川涼太(営3)
【男子84kg超級】
ベスト4 村田 匠(経1)
ほとんど相手にポイントを与えず、順調に駒を進めた75kg級の原田。決勝戦では相手から繰り出される上段突きに苦戦し、得点を奪えず敗戦。一方上級生が姿を消す中、粘り強く勝ち進んだ84kg級の杉田も決勝戦まで進出。迎えた決勝戦は強豪帝京大・渡邉大輔の圧倒的な攻め技に手が出ず、2つの上段蹴りを喫するなどしてストレート負け。優勝まであと一歩届かなかった2人だが、ベスト8までに6人が入賞する健闘を見せた。
◆大石武士師範
「(今日は)男子はもうひとつ。決勝に進出しても2人負けて、準決勝も1人。試合の組み方というか、当たり方が悪いところがあった。慌てないで自分のリズムでできるかできないかで試合が決まる。リズムが狂うと苦しい。(下級生が頑張ったのは)いいこと。(精神面は)いかなきゃいけないところでなかなかいけない。難しい。(全日本に向けて)頑張る」
◆杉山俊輔監督
「(今日は)試合前、この体重別選手権は普段出れない子も出れるから、どう振り分けられるのかを見たかった。(上位入賞者が多数いることは)全日本でタイトルを目指しているから、それくらいの総合力がないと。誰か1人が飛び出ているんじゃなくて穴のない戦いじゃないと。(全日本に向けて)今度は、レギュラーが勝ってやるって気持ちを引き締めてやってもらいたい」
◆杉田純一
「(決勝戦は)正直勝ちたかった。勝負どころでちゃんと決められるようになればこんな大差の試合にはならなかったと思う。(決勝戦の雰囲気は)やっぱり違った。団体戦じゃなくて、個人戦で上がったのは初めてだったので、声援をあんなにしてもらったのは初めて。いい経験になった。(全日本に向けて)チームが優勝できるようにしっかりサポートしていきたい」
◆原田 龍
「(今日は)山場だと思った2回戦を乗り越えたことで決勝まで進められたんだと思う。(先輩の声援は)力になった。決勝は離れていたけど、ベスト8や準決勝では客席からアドバイスくれたりしたので落ち着いてできた。(決勝戦は)相手が強いのはわかっていた。展開を変えられなかったのがいけなかった。まだまだだと思う。(全日本に向けて)出れたら自分もポイントゲッターとして勝ちにいきたい」
◆村田 匠
「(今日は)準決勝は勝てる相手だったが負けは負け。(準決勝まで進んだが)優勝したかったが負けてしまって悔しい。(判定負けだったが)攻めたので勝ったと思った。名前のある相手だったので、そこに負けてしまったところもある。(同期2人の活躍を見て)2人とも決勝にいったので嬉しいけど、自分的には悔しい。(全日本は)レギュラーの先輩を裏でサポートしていきたい」
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