• コーナーを突く鋭い球を打つ市川=有明テニスの森公園で(水出綾香撮影)

  • 安定したストロークをする石川(大山奈津美撮影)

  • 相手の多彩なサーブを返す林・川口ペア(東山拓海撮影)

市川・石川、快勝で2回戦進出!

[硬式テニス部]全日本学生テニス選手権大会(2010年08月28日 03時09分)

 全日本学生テニス選手権大会【女子】1日目が8月27日、有明テニスの森公園で行われた。結果は以下の通り。

<女子ダブルス1回戦>
●林・川口0(6-2、6-4)2奥間・中村(日大)○
○市川・石川2(6-1、6-3)0田中・岩坂(広島大)●
※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント

インカレ初出場となった林・川口は、序盤から相手にペースを握られる。ミスなどでファーストセットを落とすと、セカンドセットではスマッシュを決めるなど巻き返しを図るも、相手の早いストロークや緩急のあるサーブに苦しめられ、惜しくも敗退した。市川・石川は1ゲーム目から流れをつかむとスマッシュやボレーを次々と決めファーストセットを先取。続くセカンドセットでは、サーブが決まらず、苦戦する場面もあったが、徐々に調子を取り戻し相手に追随を許さなかった。

◆江口淳一監督
「林、川口の相手は、名前はあるが、積極的にいけば勝てない相手じゃなかった。チャレンジャーになって相手を踏み込むつもりで思いっきりいってほしかった。市川と石川は、セカンドセットの3ゲームでリズムを崩してしまった。夏関がふがいなかったので、冗談ではなく優勝狙ってほしい。先輩として(林選手らの)リベンジしてほしい」

◆市川有紗(政4)
「(4年生として)ラストなので悔いのないように、実力を全部出し切ろうと思っていた。(攻め込んでいたが)いい感じで集中できたことが勢いにつながった。(途中の接戦は)リターンがうまくいかなくなった。相手が前に出てきたことも気になってしまったが、ちゃんとストレート狙えば入ると思って仕切り直したのがよかった。(2回戦は)林選手たちが負けた相手なのでリベンジもかけて頑張りたい」

◆石川玲伊(英4)
「(インカレは)初出場なので、4年生としての意地を見せたい。(今日は)出だしは集中できていたが、自分たちの良い流れを最後まで持って行けなかった。(第2セットは)自分のサービスの入りが悪いと思い込んで、あたふたしてしまった。ダブルスはファーストサーブが入ると有利なので。市川選手の良い部分を引き出したかった。(2回戦は)後輩たちが負けた相手なので、リベンジしたい」

◆林 樹莉(営3)
「(インカレは)出るのは初めてだけど、緊張はしなかった。相手が関東の実力者だったので、自分の力を出し切って、初戦勝ちたかった。(試合は)ストロークがいいので押された。セカンドセットで球もあってきたので、ストロークでつくって、前で決めようと話してた。ここ一本取りきれないのが、負けた敗因。(リーグ戦は)勝ちにこだわって、チームの力になれるように頑張りたい」

◆川口 瞳(英2)
「(インカレは)今までの目標でもあり、初出場だったので、悔いのない試合をして、自分たちの全力を出そうという気持ちで臨んだ。(試合は)内容は悪くなかったが、ここぞという時にポイントを取れなかった。主導権を奪われないようにして、自分たちのダブルスをしようと思った。(リーグ戦では)ダブルスの勝敗が大きく影響するので、もっと決定力を高めて、次は勝てるように頑張りたい」

 なお、28日は同会場で女子シングルス1回戦が行われる。

■会場へのアクセス
有明テニスの森公園
・りんかい線「国際展示場」駅下車、徒歩5分
・新交通ゆりかもめ「有明」駅下車、徒歩8分。または「有明テニスの森」駅下車、徒歩10分

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