• フルセットを制した石川=有明テニスの森公園で(鈴木亮撮影)

  • 強烈なサーブを放つ権頭

  • バックハンドでボールを返す林

全日本の舞台で5選手が初戦を突破!

[硬式テニス部]全日本学生テニス選手権大会(2010年08月29日 01時15分)

 全日本学生テニス選手権大会【女子】2日目が8月28日、有明テニスの森公園で行われた。結果は以下の通り。

<女子シングルス1回戦>
○石川玲伊2(3-6、6-2、6―1)1塩本瑞貴(金沢星稜大)●
○林 樹莉2(6-3、4-6、6-1)1木下真緒(同大)●
○市川有紗2(6―1、6―2)0幸田安未(同大)●
●河合美佳0(6―7[2]、4―6)2荒木史織(亜大)○
○吉田麻美2(7―5、6―1)0藤原悠里(関大)●
○権頭由梨2(6―3、6―4)0沼山紗希(椙山女大)●
※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント、[]内数字はタイブレイクでの敗者のポイント

 6人が出場した女子シングルス。インカレ初出場の石川、林は流れをつかむことが出来ず、ともに第1セットを落とすが、続く第2セットで挽回。ファイナルセットでは落ち着いた試合運びで相手を圧倒した。同じく初出場の権頭も初戦を突破。市川、吉田も勝利し、5選手が2回戦進出を果たした。

◆江口淳一監督
「128人しか出場できない大会。今日勝って64人になり、5人が残った。知らない相手が多いし、すごいことだと思う。練習の成果が出ている。石川と林は初めての出場で序盤は緊張していたけど、よく挽回した。みんなで16位以内を目指して欲しい」

◆石川玲伊(英4)
「緊張してないと思っていたが、試合が始まると体が固くて出だしが悪かった。でも、最後まで粘り強く、我慢強く出来たと思う。ファーストで打ち過ぎていたので、セカンドはラリーを多くして浅くなったものだけをしっかり叩いてペースをつかもうと思った。サードは流れが来ていたので、何も変えずに攻めていこうと思った。次の試合は本当にチャレンジャーなので、最初から全力でいきたい」

◆吉田麻美(G4)
「最後のインカレなので緊張していなかったが、コートに入ると緊張した。ファーストは落ち着いてやることを心がけた。ゲームもかなり競る中で、応援が力となった。とりあえず、強気でいこうと思った。セカンドで変わったのは気持ちで、もうどんどん前に攻めてポイントを取っていこうと思った。次の試合は関東の選手だが、シード選手なので強いので、自分が出来る事をしていきたい」

◆権頭由梨(国3)
「(今日の相手は)バックをよく打ってきた。球が低くて浅いので、持ち上げるのが大変だった。自分が後ろで打っていて浅くなっていたので、前に出て打とうと思った。インカレ初出場で勝ててよかった。(2回戦は)できることを精一杯やっていきたい」

◆林 樹莉(営3)
「(接戦だったが)初めは相手に攻めた球が普通に返ってくるので、ポイントが取れなかった。第2セットからは、このまま終わらせないと思い、ポイントを取るイメージでいった。後半は、相手がバテていた。自分がよくなったというより、相手が悪くなっていった。(2回戦は)ここまで来たら、出せることを出して頑張りたい」

 なお、29日は同会場で女子ダブルス1回戦が行われる。

■会場へのアクセス
有明テニスの森公園
・りんかい線「国際展示場」駅下車、徒歩5分
・新交通ゆりかもめ「有明」駅下車、徒歩8分。または「有明テニスの森」駅下車、徒歩10分

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