• フルセットの末、強豪を下した桑原勝=東京武道館で(佐藤祐也撮影)

桑原勝が格上を下しランク入り!

[卓球部]第75回全日本学生選手権2日目(2008年10月11日 22時07分)

第75回全日本学生選手権2日目が10月11日、東京武道館にて行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス2回戦>
○細野裕人(法2)3‐0大橋(法大)●
●橋爪克弥(営1)1‐3青山(中大)○
●高橋智広(英3)0‐3池田(近大)○
○桑原勇希(営3)3‐1大木(富士大)●
○秋元勇人(経1)3‐0小倉(北大)●
●橋口直紀(経3)1‐3定岡(明大)○
●吉田広平(政2)0‐3村上(札幌医大)○
○桑原勝人(法3)3‐2瀬能(京都産大)●
○宮澤淳(心2)3‐0藤原(熊本学大)●

<男子シングルス3回戦>
●細野1‐3水谷(明大)○
○桑原勇3‐2大森(筑波大)●
●秋元0‐3徳増(専大)○
○桑原勝3‐2安本(愛工大)●
●宮澤2‐3原(早大)○

<男子シングルス4回戦>
●桑原勇2‐4足立(早大)○
○桑原勝4‐3原田(早大)●

※4回戦より7セット戦。4セット先取で勝利。

男子シングルス4回戦、前の試合で2年前8強の安本を下した桑原勝人はランク入りをかけ関東学生16強・原田と対戦。勝負所でポイントを挙げ2セットを先取すると、4セット目も奪いリーチをかける。5、6セット目を落とすとものの、迎えた7セット目に思い切りの良さを見せ攻撃をしかけると、重要な場面でポイントを重ね7セット目を奪取。桑原勝が自身初の全国大会16強入りを決めた。

◆富岡成一監督
「1人ランクに入ってよかった。勝人は思い切りがあった。粘りもあったしカウンターも決まっていた。競り合いの中で勝てることが大きかった。ベスト8に入ってほしいね。
(勇希は)緩急をつける余裕がなかった。足立は大事な場面できちっと点をとってくる。ただ去年試合した時はコテンパンにやられたし、メンタル面も技術面も成長した」

◆桑原勇希新主将
「この大会に照準を絞ってきたので悔しい。(やりづらさは)そんなになかった。どっちもやり方を知ってるしお互い様。その場その場でやってくることにうまく対応していこうと思ったが所々で安全な策をとってしまった。相手は勝負所での駆け引きがうまかった。(昨年より)だいぶ良くなったと思う。
(主将になり)そんなに変わったことはない。チームはまとまってるし、勝ちきるチームにしたい。個人としてはまずは全日本の予選を通って、それから」

◆桑原勝人
「7セットは初めてだけど試合中は集中できたし、試合が終わってから長かったな、と思ったくらい。6セット目で決めたかったけど、3対3になっても焦らず気持ちを切り替えられた。安本も原田も自分より成績が上だし負け覚悟のつもりで戦った。気持ちの整理はできていた。向かっていくことができた。(ランク入りは)実感がない。そのうち嬉しい気持ちが出てくると思う。ただベスト16と32じゃ全然違う。ここまできたら相手は関係ない。みんな自分より上の相手。今日と同じ気持ちで戦っていく」

明日は9時30分から東京武道館にて、5回戦~決勝が行われる。

■会場へのアクセス
JR常磐線・東京メトロ千代田線 綾瀬駅東口下車 徒歩5分

発行冊子最新号一覧背景(左)

卓球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)