• ラストスパートをかける(左から)久綱、大坪=日清オイリオグループ横浜磯子事業場で(岡田あおい撮影)

  • 初ハーフで先輩に食らいついていった新矢

  • 3人から少し遅れてのゴールとなった若林(菅野真由子撮影)

神奈川ハーフ、力不足で勝負しきれず

[陸上競技部](2019年02月03日 14時02分)

第41回神奈川マラソンが2月3日、日清オイリオグループ横浜磯子事業場で行われた。結果は以下の通り(上位3位までと駒大のみ)。

【ハーフ大学男子の部】
1位 坪井慧(法大) 1:03’40”
2位 吉田祐也(青学大) 1:03’53”
3位 飯田貴之(青学大) 1:04’01”

37位 大坪桂一郎(経3) 1:06’15”
38位 久綱一輝(政1) 1:06’16” ★
40位 新矢連士(市1) 1:06’18” ★
48位 若林大輝(商2) 1:06’28”

※★は大学初ハーフ

駒大からは4人が出場した。
序盤は青学大を筆頭に、大きな集団の前方からスタートする。中盤に入ると、先頭から約10秒遅れて大坪、若林、久綱が走り、その後を新矢が追う。一時、久綱が駒大勢トップに躍り出る場面もあったが、最後は大坪が駒大勢トップの37位でゴールした。


◆藤田敦史ヘッドコーチ
「(今日の総評は)このレースは各大学見ても分かるようにそんなに主力級を出している大学が多くない。今日の中で言ったら青学大の吉田(祐也)や飯田(貴之)君とか、あとは勝った坪井(慧・法大)君とか、あの辺りは箱根の中でもレギュラークラスと呼ばれる選手だが、それ以外は勝てない相手かというと力的にもそんなに変わらない。そんな選手たちの中で全く勝負という部分ができなかった。5kmくらいまではいけても、結局10kmになったら全く後ろになってしまった。『自分たちはどこまでやれるか』というのを試すためにここまできているわけで、しっかり調整をして臨んだ中では、ちょっと収穫はなかったかなという感じ。(目標はどのあたりだったか)今日は少し暑かったので、タイム的にはそんなに高望みができないなという感じだったが、今日のレースでは上位の選手たちは63分台では走っているので、やはり4分、悪くても5分ではまとめないといけない中で6分かかっているのは力的にも足りないなと感じた。(1年生は初ハーフだったが)初めてのハーフなので、いきなりはそんなに走れないと思うし、特に新矢なんかは中距離から距離を伸ばしていって初めてのハーフなので、タイム的なこと云々よりは、いい経験になったのではないかと思う。その距離を走ってみないとその距離になった時に自分の体がどうなるか分からないので。大事なのは今日走った感覚というか『ハーフはこんなにきついんだ』という感覚の中で、『自分はだめかな』と思うのではなくて『じゃあ、この感覚をもっと楽にできるようにするためには練習するしかない』というような発想を持って欲しいと思う。だからその中では大坪や若林はもう何回もハーフを走っているわけなので、そういう意味で自分の力というのが今回走った中で分かったと思う。これからやっていくべきことがやはり彼らにしてみれば明確になったと思うので、その部分を本人たちかどのように自覚して、取り組みをしていくかだと思う。今日はよくなかった。(新1年生は)かなりいい選手たちが入ってくる。これから強い1年生が入ってくるが、在校生は少なからず1年間は駒澤の練習を踏んでいる。『そこのプライドを持ってやりなさい』と言っている。いくら強いと言っても、高校上がりの選手なので、そういう中で、自分たちは1年でも多く駒澤の練習を踏んでいるんだというプライドを持って負けない気持ちでやってもらいたい。1年生はフレッシュな気持ちで来るし、上級生は『自分たちは駒澤の人間として練習を積んでいるんだから絶対に負けないよ』というプライドを持ってやってくれれば、またチームが一段上に行くのかなと思う。上級生がしっかりやらないといけない。新入生頼りにしていたらチームは絶対に強くなれないので。新2年生は箱根1人も走れなかったというのがあるし、強い新入生が入ってきた時に自分たちがどういう形で競技をやるのかが大事になる。(丸亀ハーフで中村大成(法3)がベストを更新したが)ようやくという感じ。力はあったので、あれくらいは最低でも走れるだろうなと思っていた。ただ、61分台行って欲しかったというのが正直なところ。上のクラスである山下(市3)・タブルたいせい(中村大成・中村大聖(政3))・伊東颯汰(営2)・加藤淳(経2)・小島海斗(市2)。この辺りまでは61分くらいは出せるものを持っているし、そのあたりの選手には出して欲しいなという期待をしている」

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