• キャプテンの田中実奈。みんなに声をかけ、チームの雰囲気を盛り上げた=小牧市スポーツ公園総合体育館で(久保健太郎撮影)

けがに泣かされ1部昇格ならず

[体操競技部]第59回全日本学生体操競技選手権大会団体戦(2005年09月03日 16時41分)

 全日本学生体操競技選手権大会・団体戦が、9月1日愛知県小牧市スポーツ公園総合体育館で行われた。
 男子はチームの雰囲気もよく、大会前から好調を維持していたが、1年生の北澤邦彦が2種目め・つり輪の着地の際負傷。しかし他のメンバーがカバーし、ほぼミスのない演技で最終種目床まで進んだ。この時点では優勝は手の届く位置にあったが、床でミスが続いてしまい、12大学中4位という結果に終わった。
 女子は、大会直前に2番手エース・今吉咲耶子が捻挫、さらに試合当日、2種目めの平均台で加藤慶子が右肩を脱臼し救急車で運ばれるなど、アクシデントが続出。段違い平行棒での着地ミス、平均台からの落下等、序盤でつまずいた。最後まで流れを取り戻すことができず、8大学中5位。悔いの残る結果となった。
 なお、9月3日に行われる個人総合には、男子・森正樹、太田英次朗、高松正樹、清竹将人、土田貴雪、女子・田中実奈が出場する。
☆試合後コメント☆
三幣総監督
「男子は床のミスが大きかった。しかし、北澤も怪我をしたあと頑張っていたし、いい試合だった。女子はアクシデントが多すぎた。今大会は技の技術の面ではアップしたが、力がまだ足りない。今回見えた課題をクリアして来年こそは優勝したい」
森正樹主将
「最後の全カレで、今までにない緊張があった。床では自分もミスしたので悔いは残っているが、いいチームでできて満足している」
田中実奈主将
「今まで一緒に頑張ってきた仲間が試合に出られないということは、チームにとってつらいことだった。最初のつまづきが後にひびき、練習の成果が出せなかった。」

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