• 2回、得点につながる左越二塁打を放つ友滝=神宮球場で(野木聡介撮影)

エースが誤算、好投手の前に打線沈黙

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対東洋大3回戦(2011年09月06日 19時19分)

 東都大学野球秋季1部リーグ対東洋大3回戦が9月6日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

東洋大 241 100 120 11
駒 大 010 000 000 1

      打安点
(4)小 林 310
(8)嘉数駿 200
H8中 谷 100
(6) 岡  200
(5)白崎浩 300
(7)友 滝 310
(9)江 越 421
(2)戸 柱 310
PR砂 川 000
DH横 嶋 100
HD奥 野 000
HD柴 田 100
PH福 山 100
(3)増 本 100
PH下 川 100
3 平 川 000
PH柳 原 100
     計2751

▽二塁打=友滝、江越

     回   打安責
●木 村   2/3 521
 白崎勇 3 2/3 2462
 小 倉 2 2/3 411
 栗 林   1/3 412
 高橋一 1 2/3 720

 先発・木村大希(営1)は初回2死一、三塁の危機から中前適時打を浴び先制を許すと、代わった白崎勇気(営4)も打ち込まれ、4回までに8点を失う。打線は2回に江越大賀(法1)の左越適時二塁打で1点を返すが、後が続かない。投手陣が11失点と奮わず、開幕カードでの勝ち点奪取とはならなかった。

◆小椋正博監督
「(今日は)エースがああいうふうだから。(2回に)ショートでダブルプレーを取れれば良かった。(白崎勇は)気持ちじゃなくて技術の問題。白崎勇に復活して欲しかった。白崎勇が良くなさ過ぎた。(藤岡は)変化球が多かった。3点勝負だったら面白かったと思う。三試合で今日が一番惨敗。競ってって終盤勝負に持っていきたかった。フォアボールが11個は話にならない」

◆岡 将吾主将(法4)
「(今日は)みんなで粘れなかった。それだけ。(白崎勇の調子が良くなかったが)今までずっと投げてくれてるんで、調子どうこうじゃなくて任せるってだけ。(何か声がけなどは)思うようにいかないっていうのが見ててわかったので、もうそこは頑張れとしか。(試合後のミーティングでは)これからどのようにしていくかの話をした。(青学大戦は)どうこういうよりは、もう厳しくいくしかない」

◆白崎勇気
「プルペンでは良かったがマウンドに立つと力んでしまった。青学大戦までに投げ込みをしたい。(調子は)まだ対バッターになっていない。ならないと相手の懐にも投げられない。(打たれても続投したのは)(監督から)次につながるようにと。(打者は)変化球が頭になかったが変化球が入らず、直球を投げて甘いところにいって打たれた。(青学戦までに)もう投げ込むだけ」

◆友滝健弘(政4)
「(今日は)ああいう感じで序盤崩れて、完敗なので切り替えていきたかった。(二塁打は)どうにかなりそうだったので良かった。(打った時は)抜けてくれって感じ。(白崎勇は)次からは切り替えてやってくれると思う。(ミーティングでは)フォアボールが多くて防ぎようがなかったので、バッテリーを中心に練習していくということを話した。(青学大戦は)勝ち点取っていけるよう頑張りたい」

◆江越大賀
「(2回の2塁打は)チャンスだったのでランナーを返そうと思った。コンパクトに振れた。(開幕戦も2安打しているが、藤岡投手対策は)特にない。昨日もいつも通りの練習をした。(青学大戦は)自分の成績は良かったけどチームは勝てなかった。チームの雰囲気があまり良くないから、今日の試合を良い意味で忘れてチームの勝ちにこだわる」

 なお、次戦・対青学大1回戦は9月13日、10:00から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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