• 得点後、ガッツポーズで喜びを表現する山本=平塚競技場で(白瀬忠意撮影)

  • 鋭い戦術眼で、攻撃に厚みとスピードをもたらした碓井

  • 久々のリーグ戦出場で、存在感を見せた笠井

5発完勝!山本は関東4人目の快挙!

[サッカー部]第84回関東大学サッカーリーグ戦・第19節順天堂大学戦(2010年11月04日 03時26分)

 第84回関東大学サッカーリーグ戦・第19節順天堂大学戦が11月3日、平塚競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒大5―0順大
 (1―0)
 (4―0)
【得点者】()はアシスト
11分:[駒]酒井
50分:[駒]山本(金久保)
65分:[駒]山本(碓井)
66分:[駒]山本(碓井)
73分:[駒]金(金久保)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、金 正也[4]、林堂 眞[3]、亀井秀将[4]
MF笠井雄太[4]、碓井鉄平[1]、金久保 彩[4](→87分大塚涼太[4])、湯澤洋介[2](→75分濱田 宙[3])
FW棗 佑喜[4]、山本大貴[1](→82分佐藤 良[4])
【SUB】
GK井指隆範[4]
DF山崎紘吉[3]
MF佐光 塁[4]
MF奥村 情[2]
FW肝付将臣[3]
※[ ]内数字は学年

 笠井が故障から復帰し、守備の安定度と攻撃のスピードが増した駒大が試合を優位に進める。11分に酒井の3試合連続となるゴールで先制し前半を折り返すと、後半は怒とうの得点劇に。50分に山本が倒れこみながらも左足で決めたゴールを皮切りに、65分と66分に山本・碓井が抜群のコンビネーションで連続得点、そして最後は73分に得たFKに金がヘディングで合わせ終止符。今季最多の5得点に笠井のリーグ復帰、そして山本の今季関東1部リーグ4人目となるハットトリック達成と、収穫の多い試合となった。

◆秋田浩一監督
「ボールは回されたが、最終ラインところでCBの2人と笠井がきっちりできていたこと、速攻がハマったこと、あとFKが良かった。(碓井について)今日は相手が3トップに3ハーフだったので、碓井が前を向いてプレーできたから、パスも出せた。次は4バック2ボランチのいる中でできるようになれば、もう少し良くなるんじゃないかと思う。(次節に向けて)うちは勝っていくしかないので、それを続けるしかない」

◆金 正也(政4)
「今日は早い時間に(点を)取れたのが良かった。先制点を取るとこっちも安心ってわけじゃないが、自分達にもリズムが出てくる。(試合前は)気持ち入れてやろうってのを言っていた。立ち上がりから相手も気が入っていたが、それに負けないでこっちもできたのが良かった。(次節に向けて)勝つしかないので勝つことだけを目標に、全員で気持ち込めて魂込めてやるしかない」

◆酒井隆介(歴4)
「(相手が)3トップだったので、それにしっかりと対応することを心がけた。一番やられてはいけないことは一発で裏を取られることだったので、そこを1番意識して守った。(前節との違いは)シュートの正確性。前回あれだけチャンスを外しまくっていたから、選手一人ひとりが反省した結果だと思う。(次節に向けて)可能性がある限りはチャレンジしたい。厳しいかも しれないが最後だし、可能性を信じて勝つしかない」

◆佐藤 良(英4)
「(初出場について)とにかく全力でやろうということしか考えなかった。まだまだ物足りないというか、もっとやりたかったなという気持ちはあった。(連携面は)紅白戦などで使ってもらっていたので、特に難しいこともなく入れたと思う。監督には、ボールをもらったら、ガンガン勝負してドンドン行っていいと言われていたが、ボールを受ける機会がなかった。(今後は)チームのために少しでも勝利に貢献できれば良いと思う」

◆山本大貴(法1)
「(ハットトリックについて)大学で初めてなのでとても嬉しかった。(碓井との連携は)碓井はパスが上手なので、動き出せば(パスを)出してくれるので決めるだけでいい。今日は決められてよかった。駒大では走らないといけない。自分は足が遅いので動き回るしかないが、もっと点に絡んでいきたい。(自分の)左足で打つところは見てほしい。(次節に向けて)自分たちは一戦一戦勝っていくしかない。次も頑張って勝ちたい」

 なお、次戦第20節・対筑波大学戦は11月6日、13:50から赤羽スポーツの森公園競技場で行われる。

■会場へのアクセス
・JR京浜東北線等「赤羽駅」北口下車 徒歩20分
・東京メトロ都営三田線「本蓮沼」徒歩15分

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