• 1番手としての役割を果たした加藤悠=駒澤体育館で(橋本圭史撮影)

  • 中大のエース相手に互角の戦いを見せた高羽

序盤の好ゲームも実らず、初戦は惜敗

[卓球部]秋季関東学生リーグ1部・中大戦(2010年09月16日 00時45分)

 秋季関東学生リーグ1部・中大戦が9月15日、駒澤体育館で行われた。結果は以下の通り。

駒 大1―4中 大☆
○加藤悠二(商1)3―1伊積●
●高羽卓哉(営3)2―3瀬山○
●宮澤 淳(心4)2―3大久保○
●渡井伯和(経4)、橋爪克弥(営3)組0―3瀬山、松生組○
●吉田広平(政4)1―3松生○

 関東学生秋季リーグ戦が開幕。この日は中大との試合が行われた。1番手・加藤悠は得意のバックを中心に攻め、第4セットには相手に2点しか取らせないなど圧巻の試合をみせ勝利。2番手・高羽も格上相手に一進一退の攻防を繰り広げる。しかし、第5セットをデュースの末に敗れると、続く3番手・宮澤もフルセットに持ち込まれ惜敗。ダブルスは序盤から終始相手にペースを握られ、敗戦してしまう。5番手・吉田も粘りきれず、1部復帰初戦は黒星となった。

◆富岡成一監督
「(今日は)おしかった。でも、うちの選手たちもあれぐらい出来るってこと。明日からの試合で気落ちするような内容ではなかった。高羽、宮澤はいい試合だった。高羽は瀬山のボールにしっかり対応していたから、他の課題は本人もわかってるはず。宮澤は緩急を使えていたけど、最後は焦りが出たかな。明日はつらいに一戦になるけど、勝負できる」

◆渡井伯和主将
「(今日は)チームの出だしが良かったのに、自分で完全に流れを止めてしまった。宮澤、高羽は、最後1本勝ちきれない課題がでたけど良かった。強い相手にあれだけやれたのは、チームの自信につながる。それだけに、ダブルスで後押し出来なかったのことに責任を感じている。(明日は)今日で悪いところは全部出したので、すべて出し切ってむかっていきたい」

◆宮澤 淳
「(今日は)4年生になってもらったチャンスを活かそうとしたが、最後もったいなかったのですごく後悔している。(今季は)入学したころは15人のメンバーにも入れなかった。4年生の最後の秋で選んでもらえたので、なんとか自分のプレーで頑張っていきたい。(明日は)相手が早稲田だが、最後の週の2戦につなげられるように頑張っていきたい」

◆高羽卓哉
「(今日は)相手が瀬山選手で厳しい試合になるのはわかっていたけど、加藤が勝ってつなげてくれたから自分もなんとかつなげようと頑張った。(瀬山は)いい試合ができていたので弱気になることなく自分の力を出し切ろうと思った。(今季は)3年の秋ということで大事な時期だと思う。これから上級生にあがるにあたってプレーで引っ張っていきたい。6戦しっかり頑張っていきたい」

◆加藤悠二
「(今日は)リーグ初戦で1番手だったが、インカレの時のように先輩があとについているから自分はおもいっきりやるだけだと思って臨んだ。自分も相手もバックが得意でバック同士の試合だったからなるべく自分のペースでいこうとした。(明日は)相手が早稲田で春の優勝校。厳しい試合になるがチャレンジャー精神で頑張っていきたい」 

 なお、次戦は9月16日、早大戦が16:00から駒澤体育館で行われる。

■会場へのアクセス
東急田園都市線「駒沢大学」駅徒歩15分
JR・井の頭線・営団地下鉄「渋谷」駅より「田園調布」行きバス乗車、「駒沢公園東口」または、「国立第二病院」下車徒歩5分

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