陸上部夏合宿’07~自信に繋げる夏~
[陸上競技部]夏合宿レポートin志賀高原(2007年08月29日 20時48分)
8月17日~9月3日の日程で、例年通り長野県(野尻湖→志賀高原→野尻湖)にて夏合宿を行っている陸上部。今回は二次合宿にあたる志賀高原での練習を1日半取材した。
<スケジュール>
【27日】
6:00 朝練
7:30 朝食
10:30 午前練習
13:00 昼食
~フリー(マッサージ)~
19:00 夕食
【28日】
6:00 朝練
7:40 朝食
10:30 各自ジョグ
標高1600m。20℃を下回る肌寒い早朝6時に選手は宿舎前の駐車場で準備体操を始める。体操が終わると監督の指示があり、各自でランニングへ。その後、朝食をはさんでこの日はポイント練習。チームに分かれ、それぞれ400m×16本または9kmジョグ+1km×8本のメニューをこなした。練習中は車や自転車で追走する監督、高橋正仁コーチから激が飛ぶ。
今回の合宿は、毎年参加しているOB藤田敦史(98年度卒。現・富士通)の他に、山下拓郎(亜大06年度卒。現・富士通)も加わり、選手の士気も高まっているようだ。
昼食後はフリー。自主練をしたり、合宿の疲れを癒すため、自室で仮眠をとるなど自由な時間を過ごしている。また、この日から5年以上駒大のトレーナーを務めている本庄修さんが合宿に合流し、選手は順番に1人40分の治療を受けた。部屋を訪れたときマッサージを受けていた堺晃一(法4)は本庄さんを「ゴッドハンド」と呼ぶなど、信頼も厚い様子だった。
28日は、前日同様6時からの朝練。朝食後の練習は、各自による90分ジョグ。雨が降りしきり気温がぐっと下がる中、選手は練習をこなした。
◆大八木弘明監督
「野尻ではアップダウンの激しい練習をしたからみんな疲労が溜まっているだろうけど、選手はなんとか体を維持している状態。志賀高原では野尻と比べたら平坦な場所で量も少なめの練習をしているからこれから野尻に戻ったときが大変だろう。合宿では4年と2年が引っ張ってる。これから3年がどこまで頑張れるかどうか。一次合宿では体力、二次合宿では心肺機能、三次合宿では精神を鍛える。最終的にそれぞれが「やり切ったぞ」という達成感を感じることによって秋への自信に繋がると思う」
◆安西秀幸主将(社4)
「合宿の調子は順調で、チームもみんな団結して頑張っています。野尻湖に戻ったときは、すごく疲れてきて体動かないのは当たり前なので、気持ちで。(合宿中)高橋コーチとはかなり話していて、気付いたことを気付いたときに言ってくれます。4年生として最後の合宿という事は、そんなに意識していません。今後の記録会では、駅伝に繋がるような走りが出来たらいい」
≪編集後記≫
今回の合宿では今日、明日強くなろうというのではなく、選手1人1人が秋へ繋げられるように努力していることが感じられた。これから始まる記録会や駅伝で合宿の成果を発揮する選手に注目してほしい。
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