• 接戦を制し3回戦進出を決めた権頭=武蔵野ローンテニスクラブで(水出綾香撮影)

  • 力強いストロークで相手を寄せ付けなかった川口(河田奈津子撮影)

  • 要所でボレーを決めた神保

権頭、格上倒し3回戦進出決める

[硬式テニス部]平成23年度関東学生テニス選手権大会(2011年08月09日 23時50分)

 関東学生テニス選手権大会本戦【女子】2日目が8月9日、武蔵野ローンテニスクラブで行われた。結果は以下の通り。

<女子シングルス2回戦>
●竹内ひかり0(4―6、2―6)2難波沙樹子(専大)○
●林 樹莉0(4―6、2―6)2伊従智子(早大)○
○権頭由梨2(7―5、6―4)0荒木史織(亜大)●

<女子ダブルス1回戦>
○川口・神保2(6―3、6―4)0原谷・金山(青学大)●
●林・高橋0(6―4、2―6、5―7)2関・大塚(筑波大)○
●丸田・権頭0(1―6、5―7)2山本・伊藤(亜大)○
●松田・竹内0(0―6、5―7)2長谷川・伊波(亜大)○

※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント

 女子シングルスに登場した権頭は、序盤から激しい打ち合いになり、お互い一歩も譲らない熱戦を繰り広げる。接戦の末、第1セットをとると、続く第2セットは最初の3ゲームを先取するなど、相手にペースを渡さず勝利。第4シードを下し、ベスト16に進出した。
 また、女子ダブルスでは4組が本戦に出場した。川口・神保は第1セットから息の合ったプレーで試合の主導権を握る。要所でスマッシュやボレーを決めるなど、終始リードを保ち快勝。2回戦進出を決めた。

◆江口淳一監督
「権頭のシングルスの相手はうちが何回負けたか分からない、タフな相手。(権頭は)持ち味をいかし、よく頑張った。ダブルスの(川口)瞳と(神保)栞は、負けたくない相手にしっかり勝ってくれた。しかもストレートで。今の4年生が抜けて、来年チームを引っ張っていく立場にある2人が頑張ってくれた。シングルスもダブルスもベスト16。これから先は誰とあたってもタフなので、あとは行けるところまでいってほしい」

◆権頭由梨(国4)
「(今日の相手は)第4シードの亜細亜の選手で、当たったことはないけど強いことは知っていたので、チャレンジャーとしていこうと。最後の夏関なのであきらめずにできた。(チーム唯一の2回戦突破だが)嬉しい反面、もっと本数上がってほしかったとは思う。(3回戦は)相手は法政の1年生だが、最後なので悔いの残らないように頑張る」

◆川口 瞳(英3)
「ペアが変わって初めての大会で、どのくらい力があって、それを出せるかが課題だったが、2人でカバーし合ってポイントを取れたのが良かった。(修正点は)同じミスを続けてしてしまうことが多かったので、1人がミスをしたらもう片方はしないようにしたい。(2回戦は)この大会は上に繋がってはいないので、チャレンジャーとして自分の力を出し切って相手と正面から戦っていきたい」

◆神保 栞(福2)
「今日の相手は(川口)瞳さんの高校の同級生だと聞いていて、負けたくなかった。もっと競るかと思っていたが、2人でポイントを取っていけたし、瞳さんが引っ張っていってくれたので楽に、好きに動けた。カバーもしてくれたので安心できた。(課題は)ロブが続いたときにもっと前にいけたと思うし、ミスも減らしていきたい。(2回戦の)相手は強いが、少しでも勝てるように頑張りたい」

 なお、明日は武蔵野ローンテニスクラブで女子シングルス3回戦、女子ダブルス2回戦が行われる。

■会場へのアクセス
・京王井の頭線「高井戸駅」もしくは「富士見ヶ丘駅」下車、徒歩約5分
・JR「荻窪駅」より(関東バス・「芦花公園」、「新川団地北口」行き)「高井戸東3丁目」下車、徒歩約3分
・JR「吉祥寺駅」より(関東バス・JR「中野駅」行き)「宮前3丁目」下車、徒歩約10分
・JR「荻窪駅」より(関東バス・「宮前3丁目」行き)終点下車、徒歩約10分

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