• 積極的なドリブルでPKを誘発した馬込=県立保土ヶ谷サッカー場で(大畑淳一撮影)

負けずとも勝てず、ドロー劇場

[サッカー部]第83回関東大学サッカーリーグ戦・第10節慶大戦(2009年05月31日 01時57分)

第83回関東大学サッカーリーグ戦・第10節慶應義塾大学戦が5月30日、県立保土ヶ谷公園サッカー場にて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

 駒大2-2慶大
(1-1)
(1-1)
【得点者】()はアシスト
4分:[慶]甲斐(風間)
33分:[駒]山中
63分:[駒]金久保(PK)
87分:[慶]織茂(河井)
【メンバー】
GK岡 大生[3]
DF酒井隆介[3]、金 正也[3]、中山友規[4]、砂川太志[2](→80分肝付将臣[2])
MF市川祐樹[4]、金久保 彩[3]、湯澤洋介[1](→63分佐藤佳成[4])、山中淳樹[4]
FW馬込 司[3](→77分濱田 宙[2])、棗 佑喜[3]
【SUB】
GK板倉健太[4]
DF伊藤 龍[4]
MF宮城雅史[1]、山崎紘吉[2]
※[ ]内数字は学年

 立ち上がり、自陣深くでのクリアミスから左サイドを突破され先制を許すなど、相手の小気味良いパスワークに後手を取ることとなる。しかし33分右CKから山中の二試合連続弾で同点に追い付くと、63分に馬込が得たPKを金久保がきっちりと蹴り込み勝ち越しに成功。守り切りたい駒大だったが、押し込まれた終盤に同点ゴールを許してしまう。そしてそのまま試合終了。勝ち点2を逃す結果となった。

◆秋田浩一監督
「(今日の試合について)残念だった。(試合前の指示は)まず外を使うこと、それと高い位置にボールを運ぶこと、最後は相手FW11番のもう一人の方を動かせないようにすることを指示した。(失点シーンは)砂川がかわされて中は3人いて、金と岡は2つのコースを消してあのコースには入らないはずだがボールウォッチャーになってしまった。(次節は)最後だしいい形で、できれば勝って終わりたい」

◆中山友規(政4)
「(今日の試合は)また最後の最後でやられてしまった。(早大戦と同じ展開になってしまったが)あの試合に出てない人も見て経験しているはずだからその事をチームで共有する必要があった。一人でもそうでないとやられてしまう。(今日の2トップの出来は?)棗も競り勝てていたし馬込も良かった。ただ馬込はフォワードらしくもっと前で勝負してほしかった。(次節は)去年は負けて、そのまま大臣杯も負けてしまったのでしっかり勝って大臣杯、後期につなげたい」

◆山中淳樹(法4)
「勝てた試合を落としたんで、早稲田戦と同じで、自分達がどれだけ成長してないかが分かった。最後まで戦えないのが1番の原因だと思うけど、仲間の為にっていう部分が自分含めて足りない。(2試合連続得点)ゴールはたまたま。自分のとこにボールが来たら全部決めてやるっていうのは意識してる。(次節に向けて)次勝っていい勢いで大臣杯につなげていきたいと思う」

◆金久保 彩(経3)
「(得点の場面について)キャプテンに蹴れって言われて、自身はなかったんですけど、チームの為に決めてやろうっていう気持ちでした。自分のミスで最後にやられてしまって、集中力高めていかないと、次にもまたそういうゲームになってしまうと思う。試合の中で決めるところでものにできていない所があるのでそういうところをきっちりやって、90分間でしっかり闘って勝てるようにしたい」

◆馬込 司(経3)
「(棗選手との連携は)棗の競った後ボールが裏に抜けるんでそれを拾うだけだった。常に相手ディフェンスの裏を狙っていた。(PKのシーンについて)ゴールに向かって仕掛けたら、相手の足が引っ掛かってPKを獲得できた。(次節が前期最後の試合)もう勝ちにこだわって、その後総理大臣杯もあるので勝っていい流れで大臣杯を迎えたい」

次節は6月3日(水)、江戸川区陸上競技場にて15時30分から法政大学と対戦する。
【会場へのアクセス】
◆江戸川区陸上競技場
・東京メトロ東西線「西葛西」駅下車、徒歩15分。または「晴海町二丁目団地」行きバスに乗車、「清新第三小学校前」下車、徒歩約2分

発行冊子最新号一覧背景(左)

サッカー部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)