• 7回2死二、三塁の場面で3点本塁打を放ち、逆転勝利へと導いた森山=神宮球場で(星野浩司撮影)

ラッキー7に7番森山の3ランで逆転勝利

[硬式野球部]東都大学春季リーグ対東洋大1回戦(2006年05月09日 19時02分)

東洋大  100 001 000 2
駒 大  010 000 30× 4
      打安点
④ 林   400
⑧石川真  410
⑥榊 原  310
⑨野 本  200
③前 原  200
H3濱 村  100
⑦大 島  211
DH森 山  313
⑤保 坂  200
②笹 倉  200
     計2544
▽本塁打=大島、森山
     回  打安責
○増井   9  3871
 初回、先発の増井は連打に失策もからみ1点を先制される。駒大は2回、6番・大島が右越え本塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。同点で迎えた6回、東洋大・小島の右越え二塁打で勝ち越しを許す。しかし7回、先頭の榊原が中前打で出塁し、4番の野本が犠打で送る。その後四球と盗塁でチャンスを広げ2死二、三塁。ここで7番・森山が、ファールで粘った末の8球目のスライダーをとらえ、左翼スタンドへ3点本塁打を叩き込み逆転に成功。増井は苦しみながらもこのリードを守りきり、今季3度目の完投勝利を挙げた。
小椋正博監督
「森山のホームランは腐らずにプレーしつづけた賜物だろう。(野本の犠打は)あの場面では4番に打たせて1点を奪うより、繋ぐことで後続の打者に火を付けたかったから。若いチームだし、使って育てないといけないからね」
増井浩俊(経4)
「打線が打てなくて後半まで苦しかったが、森山のホームランで気持ちが楽になった。(今年の東洋は)思った通り打線はこわくない。(明日)連勝して今季初めての勝ち点を取りたい」
森山和之(法3)
「(打ったのは)真っ直ぐが続いたあとのスライダー。20打席もヒットが出ない中で使い続けてくれた監督、コーチ、自分のせいで出られない選手たちに申し訳なかったので、なんとかしたいと思って打席に入った。今まで力が入りすぎていたので力を抜いて打席に入ることを心掛けていた」
大島洋平(政3)
「今日は良い試合だった。最近はヒットが全然打てなくて調子が悪かったけど、今日ホームランが打てて気持ちが楽になった。(球種は)インコース真ん中だったと思う。打った瞬間は入らないと思ったので、走りながら祈っていた。勝ち点を取らないとやばいので、明日も絶対勝ちたい」

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