「間合い」に課題残し敗退
[空手道部]第33回全日本空手道選手権大会(2005年12月11日 20時28分)
第33回全日本空手道選手権大会が12月11日、日本武道館で行われた。この大会は全日本空手道連盟の主催で行われ、国際大会の優勝者なども出場する大会である。選手は各都道府県の代表として出場。駒大からは3名が出場し、結果は以下の通り。
〔男子組手個人〕(左が駒大)
3回戦
竹田純哉(山口)2-10伊原圭太(大阪)
〔女子組手個人〕(左が駒大)
2回戦
若林梨沙(長野)0-1廣中由貴美(山口)
福満美和子(鹿児島)1-5高野恵子(千葉)
女子の2回戦、若林の「相手の攻めてきたところを突く」という戦法に対して、相手は攻撃を仕掛けないという対策を取ってきた。そのため若林は調子を狂わされ、試合開始後から1分以上も膠着状態が続き、相手に有効を決められた後は最後までポイントを取ることができなかった。福満は相手の守りの試合展開を破ろうと隙を突いて攻めたが、逆に相手にポイントを取られる形となってしまい、ともに2回戦敗退となった。
男子の竹田は3回戦、双方攻め合うという見ごたえのある試合を見せてくれたが、強豪相手に力が及ばなかった。男女共に間合い制する事ができず、駒大は3回戦で大会から姿を消した。
■大石武士師範
「皆自分の試合ができていなかった。竹田は最初はよかったのに後半崩されてしまった。女子も勝てると思っていたがまだ詰めが甘い。相手に合わせて頭を使って試合をするということが課題」
■若林梨沙(商2)
「不完全燃焼です。1回戦目は攻めるタイプの相手で自分と同じタイプなのでうまく対応できたが2回戦目は作戦ミス。待つタイプの相手で苦手のタイプだった。次は後悔しない試合をし、完全燃焼したい」
■福満美和子(法4)
「自分は出合いを狙うタイプだが相手に読まれてしまった。調子はよかったが組手の間合いが遠くなってしまった。後輩はセンスがあると思うのでもっと経験を積んでもらいたい」
■竹田純也(政1)
「おもいっきりがなかった。1、2回戦あまり動きがよくなかったが相手の動きはよく見えていた。3回戦目は相手が強いことは知ってるいたので弱気にならないように心がけたが弱気になってしまった。来年はレギュラーになって優勝めざして頑張りたい」
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