• バスケットボール・第81回関東大学バスケットボールリーグ戦 國學院大戦 ゴール下で献身的なプレーを見せた片貝(左) 入替戦に向けて調子を上げつつある=明治大学和泉キャンパスで(宮下邦彦撮影)

掴めぬ勝利、最下位決定

[男子バスケットボール部]第81回関東大学バスケットリーグ戦2部・國學院大戦(2005年10月22日 19時34分)

第81回関東大学バスケットボールリーグ戦・國學院大戦が10月22日、明治大学和泉キャンパスにて行なわれた。
入れ替え戦を目前にし、臨んだ国學院大との1戦目。前半は1Q中盤、相手の速攻やドライブイン、3ポイントで引き離される場面もあったが、一進一退の攻撃を展開する。ディフェンス面でも2Q相手から24秒オーバーをとり、3ポイントを入れさせないなど奮闘をみせる。3Qに入ると、インサイドで柾木や鈴木裕を中心に得点を重ねる。しかし2Q抑えられていた3ポイントを入れられるなど、徐々に相手のアウトサイドからのオフェンスに対するディフェンスのチェックが甘くなっていった。そして4Q、残り5分を過ぎるとリバウンドがとれないのと同時にパスミスが目立ち、せっかくのチャンスをものにすることが出来ない。そしてそのまま攻撃の糸口をみいだせず終了を迎えた。この時点で駒大の最下位が決定した。
明日も國学院大との対戦となる。今季のリーグ戦最後の試合となるが、善戦で締めくくり、良い形で入替戦に臨んでもらいたい。
結果とスターティングは以下の通りです。
 駒大●70-99○國學院大
(1Q 19-28)
(2Q 20-18)
(3Q 18-23)
(4Q 13-30)
【スターティングメンバー】
C柾木英夫(3)
F片貝 尚(3)
F鈴木裕也(2)
F向 淳希(2)
G塩山隼輔(2)
《監督&選手コメント》
牧野茂監督
「事前に準備して、やってきたことができている時はいい。けど、うまくいってると、しばらくしてから忘れてしまう。追いついて放されての繰り返しで、その辺は徹底してやらないと。ディフェンスリバウンドをけっこうとられていた。全員で取ろうというのが少ないからそこが課題。あと、オフェンスミスの後しっかり戻れていない。以前からの課題だが、クリアーできていない。(入れ替え戦に向けては)練習しているが、結果は分からない。(今日も)いいところはあった。あとは課題の部分。(確認したことが)頭で分かっていてもコートに出ると忘れてしまうので、明日はきちんとやって、持続できるように」
♯4小林芳隆
「走り負けていた。毎回ビデオを見て、勝つためにやってきたが徹底できていなかった。やられたプレーをどう押さえるか、確認のためにもう一回話した。(入れ替え戦が決まったが)自分たちのバスケットをすること。それがきちんとできれば、負ける相手ではない。(リーグ戦も残すところ1試合となったが)良い形で終わって入れ替え戦にもっていきたい」
#5片貝 尚
「ディフェンスからリズムを掴むことを意識していた。しかし相手の速攻や、後半に3ポイントを打たれたのを止めることが出来なかったのが悪かった。もっと外から打たれないようにディフェンスをしっかり出来れば良かった。明日の試合はやれなくはないので、今出来ていることを40分間やり、入れ替え戦前にリズムをつけるためにも1勝しておきたい」
#14上原正章
「今日はやることをしっかり出来た。ディフェンスからしっかりできた。あとは40分、しっかり最後まで出来るかだと思う。最下位が決定したけど、もう順位は関係ない。しっかり勝って、入替戦にピークをあわせるためにもチームの士気を上げて臨みたい」
#15鈴木裕也
「今日の試合、最初の方は競ることが出来ていた。しかし途中から相手のシューターを抑えられなかったのと同時に、走り負けてしまった。明日はリーグ戦最後の試合なので、しっかりやって頑張りたい」

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