全日本大学駅伝連覇!! 全日本14度目の優勝で単独最多更新

[陸上競技部](2021年11月07日 19時04分)

秩父宮賜杯 第53回全日本大学駅伝対校選手権大会が11月7日、愛知県・熱田神宮から三重県・伊勢神宮の8区間 106.8kmで行われた。結果は以下の通り。

【総合記録】
1位 駒大  5:12'58"
2位 青学大 5:13'06"
3位 順大  5:14'20"

【個人成績】
1区9.5km 佐藤条二(経1) 27'05" [1](1) ☆ ◎
2区11.1km 青柿響(歴2)  32'35" [10](7)
3区11.9km 佃康平(法4) 34'42" [12](11)
4区11.8km 赤星雄斗(法2) 34'18" [4](9)
5区12.4km 東山静也(地3) 37'00" [8](9)
6区12.8km 安原太陽(地2) 37'30" [2](4)
7区17.6km 田澤廉(経3) 50'36" [1](1) ☆
8区19.7km 花尾恭輔(商2) 59'12" [4](1)

※[ ]は区間順位、( )は通過順位、☆は区間賞、◎は区間新記録



前回大会の優勝校として大きく注目を集めた今大会。1区は1年生の佐藤条二でスタートした。2位集団、1位に追いついて1位集団の中で力走し、第1中継所手前でスパートを仕掛けると1位に躍り出た。区間新記録を樹立、区間賞を獲得した。
2区でタスキを受け取ったのは青柿響。再び1位集団の中を走るが、順大・三浦龍司の追い上げもありだんだん先頭から離れてしまう。そのまま7位で3区佃康平に繋いだ。佃も苦戦し、順位を11位に落とした。
4区赤星雄斗が流れを変え、追い上げを見せた。タスキを受けた時点で先頭と2分20秒ほどあった差を20秒ほど縮め、順位を2つ上げて区間4位と好走。5区の東山静也は9位のまま、先頭との差約2分を維持した。

シード権獲得ぎりぎりかと思われた中、6区安原太陽が大健闘。まずは中央大をかわしてシード権内に入った。勢いは衰えず東洋大、早大、法政大、青学大を追い越して5人抜き達成。先頭との差も1分36秒までつめた。
7区、大エースの田澤廉は4位スタート。すぐ後ろには青学大の近藤幸太郎がいた。7区中盤、第6中継点では1分20秒ほどの差があった順大に追いつき、一気にかわして2位に。さらに先頭を走っていた東国大もとらえ、冷静な表情で抜き去って1位に躍り出た。

8区・アンカーの大役を任されたのは2年生の花尾恭輔。後ろの青学大との秒差は18秒だった。8㎞地点で追いつかれ、青学大がやや後ろにつく形で並走が続く。ゴール手前の坂でも決着はつかなかったが、残り2㎞地点でついに花尾がしかけた。ロングスパートをかけて青学大を離すと、そのまま笑顔で伊勢のゴールテープを切った。優勝は単独最多の14度目、前回大会優勝に続く2連覇を果たした。

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