土信田のゴールで一時は同点に追いつくも...慶大に競り負けリーグ戦4戦未勝利
[サッカー部](2021年10月28日 20時30分)
JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦 第15節延期試合・慶大戦が10月27日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
【スコア】
駒大1-2慶大
【得点者】
5分:[慶]宮本 稜大
26分:[駒]土信田 悠生(中村 一貴)
87分:[慶]飯塚 亮貴(宮本 稜大)
【メンバー】
GK
1 松本 瞬[4年=前橋育英高]
DF
4 岩本 蓮太[4年=長崎総科大附高
6 猪俣 主真[4年=三浦学苑高]
3 會澤 海斗[4年=水戸商業高]
17 篤 快青[2年=広島県瀬戸内高]
MF
11 中村 一貴[4年=駒大高](→75分 14 島崎 翔輝[4年=国際学院高])
20 仲田 瑠[3年=長崎総科大附高] (→75分 8 江﨑 巧朗[4年=ルーテル学院高])
23 小島 心都[2年=湘南工科大附高]
18 上野 正騎[2年=熊本Y] (→56分 9 宮崎 鴻[4年=前橋育英高])
FW
7 荒木 駿太[4年=長崎総科大附高
10 土信田 悠生[4年=高川学園高](→82分 15 米谷 拓海[4年=駒大高])
【SUB】
GK 21 深澤 颯人[3年=武南高]
DF 2 桧山 悠也[3年=市立船橋高]
DF 5 相澤 佑哉[3年=熊本Y]
DF 28 小針 宏太郎[2年=鹿島Y]
MF 12 宮嵜 龍飛[4年=駒大高]
駒大は悲願の優勝へ向けて、慶大は一部残留へ向けて、平日開催となった一戦はお互いに負けられない戦いとなった。連戦の続く駒大は前節の法大戦からスターティングメンバーを8人入れ替えて臨んだ。
慶大が試合開始僅か5分でセットプレーから先制するも、その後は駒大が主導権を握る展開に。26分には土信田悠生のリーグ戦自身11得点目となるヘディングが決まり、試合を振り出しに戻す。その後も幾度となくチャンスを作りはしたものの、慶大の体を張ったディフェンスに阻まれ同点のまま試合を折り返す。
お互いに勝利へ向けて得点の欲しい後半は、一進一退の攻防が続く展開に。両校ともに決定機を作りはするものの、決め手を欠いたまま試合は終盤に突入。硬直したスコアが動いたのは87分。慶大のロングカウンターから数的不利な状況に陥ると、最後はフリーな状態でシュートを打たれ、これが決勝点に。両者死力を尽くした一戦は1-2の敗戦となった。
次戦は中2日で首位・明大と対戦。この試合で勝利すれば他会場の結果次第で優勝が決まる明大に対し、駒大は残り3戦全勝が最低条件。わずかに残された可能性に向け、目の前で優勝を決めさせるわけにはいかない。
◆秋田浩一監督
ーー今日の試合を振り返って
「とても残念。この試合は落とせなかったので、上(優勝)は厳しくなったかなと思う」
ーーゲームプランは
「連続で試合をやってきているので、この前の試合(法大戦)もそうだったが疲れてきていた。(今日は)連続で出ていない子たちを使って、それなりにはやったと思うが駒大魂というかメンタルの根がやっぱり弱いんじゃないかなと思う」
ーー試合後のミーティングで選手達にどのような声をかけられたか
「駒大のサッカーはこれではないでしょ、という話。自分たちは強いわけでも何でもなくて、一生懸命頑張ってきたからこの結果になっているわけで、そこを疎かにしてしまうとまた同じ目に遭ってしまう。それに気付いたとしても、少し遅かったかなと思う」
ーー次戦に向け
「もうちょっと(勝点が)詰まっていればあれだったが、しょうがない。やるしかないと思う」
◆猪俣主真(歴4)
ーー今日の試合を振り返って
「毎試合のように入りを集中して行け、と言われている中でセットプレーで失点してしまった。まずそこが課題というのと、前半1点は追いつけて後半もチャンスは何度かあったがその中で自分のところで一発やられて、そこの集中力が欠けてしまっていた。優勝するためには落とせない試合というのは全員分かっていて、その気持ちでやっていたが、甘さだったり自分たちの本気度が足りなかったのかなと思う」
ーー前半のうちに追いついて1-1で折り返したが、後半へはどのような形で向かったか
「優勝するためには勝たなければいけなかったので、点を取ろうというところ。相手の攻撃のカウンターで一発という所を注意しようと言って入った」
ーーダウンの時、選手たちで円になって話をしていたが
「自分たちはずっとリーグ戦優勝というのを目標にしてやってきて、キツい練習もやってきたが、こういう結果になってしまった。すごく悔しいし、落ち込んでしまうところはあるが、インカレ出場はまだ決まっていないし最後このチームで良い思いをしたいというのはみんな持っていると思うので、明日から切り替えて前を向いてやっていこうという話をした
ーー次戦に向け
「負けられない試合というのが何試合も続いていて、そこで勝ち切る能力がなくてやりきれなかった部分が多いが、次こそは殻を破っていかないとインカレ出場とかも無いと思うので、チームで一丸になってやるしかないと思う」
◆小島心都(歴2)
ーー今日の試合を振り返って
「コーチ陣から言われていた立ち上がりのところで、自分のマークが外れて失点してしまったところに甘さが出た。そこから点を取れたのは良かったが、逆転までできなかったのは課題だと思う」
ーー個人としては順大戦以来のスタメン出場となったが
「順大戦は0-0、慶大戦は1-2という結果だった。自分が出て何か違いを出さなくてはいけないという気持ちでやっていたが、なかなか上手くいかずチームの勝利に貢献できていないというのが悔しい」
ーー点を取りに行く後半に意識したことは
「サイドからのクロスで背の高いFWを狙っていきたいと話していた。負けたら優勝の可能性はかなり低くなるので、ガツガツ行くしかないと思っていた」
ーーフル出場となった今節の自己評価は
「セカンドボールの回収、得点に絡むこと、チームの流れをかえることが自分の役割だったが、得点には絡めず、チームにいい流れを持って行くこともできなかったので、自分の中では良くなかったと思う」
次戦は10月30日(土)、14:00よりAGFフィールドにて明大と対戦する。
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