• 笑顔で演技をするBLUE JAYS=高崎アリーナで

新体制で大健闘! ~想い愛、夏 伝えるキラキラな2分半~

[チアリーディング部BLUE JAYS](2021年10月08日 12時21分)

 第23回関東チアリーディング選手権大会が8月27日~29日に高崎アリーナで行われた。駒澤大学チアリーディング部BLUE JAYSは自由演技競技 DIVISION1 大学の部に出場し、7位の成績を残した。そこで今大会を振り返り、主将の三上希望(心3)にインタビューを行った。(聞き手:坂下涼弥、中西真雪、宮澤希々)


◆三上希望
――今大会の目標は
「まず減点0で気持ちの届く演技をすること。演技をした16人が同じ気持ちでマットに乗って同じ気持ちでマットから降りることを一番の目標にしていた」
――今大会に向けたスローガン「想い愛、夏 伝えるキラキラな2分半」に込められた想いは
「コロナの影響で1年半以上ぶりの2分半の自由演技だった。BLUE JAYSらしいキラキラ感や仲のよさ、思いやりの精神を2分半の演技で詰め込み、しっかり外に伝えられるようにという想いを込めた」
――新体制になって初めての大会だったと思うが大変だった点は
「コロナの影響で練習時間が制限されて思うように練習が出来なかった。対面練習が出来ない期間もあった。その中で大会練習を進めていくのがかなり大変だった」
――新体制となった今のチームの魅力は
「BLUE JAYSは例年仲のいいチーム。その中でも、今回のチームは練習内で終わらない仲のよさが演技中のマットの中でも表れている。1、2年生を含めて一人ひとりがチームについて考えて良くしようとしてくれているところが魅力」
――今回の演技を振り返って
「今回一番大切にしていた、悲しいことや演技の中でうまくいかないことがあっても全員で悲しみ、演技が成功したら全員で喜ぶことを大切にしてきた。全員が同じ気持ちでぎゅっとなって演技ができた。BLUE JAYSはこのようなチームだと伝えることができたからよかった」
――今回の演技の1番の見せ場は
「技の内容にももちろん注目してほしいが、技と技の間のアイコンタクトや表情、どのチームよりも16人がぎゅっとしている感じに注目してほしい。見ている人を飽きさせない構成にこだわったため、技に注目しがちだがそういうところに注目してもらいたい」
――今回の演技の反省点は
「今回具体的な目標として減点0を上げていたが、本番のマットでは出すことができなかったため、そこが反省点だと思っている」
――結果についてどう思うか
「どの基も落ちないで演技をすることができ、7位で入賞という結果がもらえて素直にうれしい。構成点についても協会側からお褒めの言葉をいただいたので、自分たちの工夫が伝わってうれしかった」
――チアリーディングという競技の楽しさと難しさは
「スタンツに関しては1人では絶対にできないものだし、誰かのタイミングが0.1秒ずれただけで落ちることもあり得るため、そのタイミングを合わせることは難しい。また、練習でやったことを2分半の演技の中で、相手が絶対にやってくれると100%信じるというのも難しい。しかし、その難しさをこえてノーミスの演技ができることはやりがいもあり、その分楽しさやできた時の喜びも大きくなる。そういった部分がチアリーディングの難しさ、魅力だと思う」
――高校までの経験(部活等)で、チアリーディングの競技に生かせていることは何かあるか
「高校もチアリーディングをやっていたため、高校の経験は直結して生かせていると感じる」
――コロナ禍においてBLUE JAYSではどのように活動や練習を行ってきたか
「コロナ禍の練習は基本的に対面活動を学校が許可してくれたので、対面活動をしていた。対面活動ができない期間にはzoomを使って皆で筋トレをしたり公園に行ってダンスなどの練習をしたりして工夫してやっていた」
――コロナ前と後で変化したことは
「練習時間が短くなってしまって、コロナ前の半分か半分以下になってしまったのが大きな変化」
――コロナ禍以降、ここが良くなったなどあるか
「練習時間が短くなった分、皆で練習の密度を上げていこうという意識がすごかった。空いている時間の使い方とか一人ひとりの意識の高さが良くなったと思っている。学校で練習できない分、自主練習に皆で行くなどもある。学年問わず自主練習に行くことによって、より仲もよくなったと思う」
――今後のBLUE JAYSの目標は
「今日のインタビューでBLUE JAYSは仲がいいのをアピールしてきたが、ただ仲がいいと言っているチームはたくさんあると思う。ただ仲がいいで終わらずに、本当に仲がいいからこそできる下級生が上級生に意見を言うとか、自分の考えを言うといったようなことがチームにとっていい影響になると思う。それが部の外の人から見ても伝わるようなチームに残り数ヶ月でしていきたい」
――その目標に向けてどのような努力をしていきたいか
「そのようなチームにしていくためには、自分もそのような環境を作っていかないといけないと思う。自分からもっとコミュニケーションを取りにいくとか、先輩に対しての態度とかをまずは自分から変えていくということを努力してチームも変えていけたらと思う」

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