• バスケットボール・第81回関東大学バスケットボールリーグ戦 順天堂大戦 敗戦ながらも、3ポイント5本を含む21得点と孤軍奮闘したルーキー相川(中)=早稲田大学記念会堂で(宮下邦彦撮影)

3ポイントの嵐に太刀打ちできず

[男子バスケットボール部]第81回関東大学バスケットリーグ戦2部・順天堂大戦(2005年10月15日 20時08分)

第81回関東大学バスケットリーグ戦2部・順大戦が10月15日、早稲田大学早稲田記念会堂で行われた。
入れ替え戦への突入が現実味をおびてきた駒大。その前に一つでも順位を上げて、よいカタチで迎えたい。今日の全敗同士の対決となった順天堂大との一戦は絶対に落とせない試合。そんな気迫が伝わってきたが、順大からはより一層の気合いの入れよう。そんな順大に完全に呑まれてしまった駒大は開始直後から猛攻を受ける。ディフェンスも徹底したダブルチームの前に潰され、一時は23点差までつけられる最悪な展開。その後なんとか持ちこたえ20点差を切って1Qを終了。しかし、2Qは完全に駒大ペース。1Q途中から投入された相川が立て続けに得点を重ね、完全に押せ押せムード。その後も着実に点を積み重ね5点差で折り返す。勝負の第3Q。お互い点の取り合いとなるが、残り6分を切ってから駒大に疲れの色が見え始める。ディフェンスが甘くなり、立て続けに3ポイントを決められる。順大はこの好機を見逃さずさらに猛攻を仕掛けあっという間に25点差をつけられてしまった。4Qはメンバーチェンジや3ポイントの連投などあらゆる策を尽くして攻めたが序盤の点差が勝負を分ける形となった。
結果とスターティングは以下の通りです。
 駒大●83-103○順大
(1Q 10-28)
(2Q 28-15)
(3Q 16-36)
(4Q 29-24)
【スターティングメンバー】
C柾木英夫(3)
F片貝 尚(3)
F鈴木裕也(2)
F向 淳希(2)
G塩山隼輔(2)
《監督&選手コメント》
牧野茂監督
「先週の試合後、コーチが順大戦の対策を考えてやってきて、試合前も確認をしたが、1Qはあんな結果だった。2Qは追いついて5点差になったがちゃんと思い出してやれた結果。けれど、そこで勝ったつもりになってやってきたことを忘れてしまった。気持ちの持ち方や何をすべきか考えずに行ったりきたりすることが多い。何をすべきか忘れてしまうと放されてしまう。ちゃんとやっているときは勝負になっているので、(放された時も)しっかりやれるように」
#4小林芳隆
「1Q出だしからディフェンスが悪かった。自分は途中からの交替で気持ちを入れてたが、結果的な部分で悪かった。相手にやられてしまったのは、皆のミスであり自分がうまくサポート出来なかった点で、自分のミスでもある。明日はディフェンスを頑張って全力を尽くしたい」
#5片貝 尚
「2Qはディフェンスもよくシュートを相手に打たせなかったしリバウンドもできていた。でもその後は外ばっかで攻めもできていなかった。勝てる相手だったし得意を出させないこともできたのにそれができなかったのが敗因だと思う。負けぐせがつくのはまずいので入れ替え戦までに勝ちたい。明日は相手にプレッシャーをかけられるようなプレーをしたい」
#18相川雄貴
「全体として1Qの最初の方から気持ちの面で負けていた。それが4Qまで続いてしまったのが悪かった。個人的にはディフェンスが悪かった。気を引き締めてディフェンスしていたつもりだったが、結局相手の#7に3ポイントを6本も決められてしまった。明日の試合は最初から気を引き締めて頑張りたい」

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