• 今年の総理大臣杯は初戦敗退に終わった(嵜田将礼撮影)

  • あと一歩のところでゴールが遠かった

14本のシュートを放つも「ゴールが遠かった」。新福大に0-2敗戦で総理大臣杯は初戦敗退に終わる

[サッカー部](2021年08月24日 20時55分)

2021年度 第45回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント 1回戦・新福大戦が8月23日に開催された(会場非公開)。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
駒大0-2新福大

【得点者】
2分:[新]田中 翔太(沼田 皇海)
31分:[新]小森 飛絢(オナイウ 情滋)

【メンバー】
GK
21 深澤 颯人[3年=武南高]

DF
32 飯田 晃明[1年=丸岡高](→69分 4 岩本 蓮太[4年=長崎総科大附高])
6 猪俣 主真[4年=三浦学苑高]
5 相澤 佑哉[3年=熊本Y]

MF
2 桧山 悠也[4年=市立船橋高](→86分 11 中村 一貴[4年=駒大高])
8 江﨑 巧朗[4年=ルーテル学院高](→50分 20 仲田 瑠[3年=長崎総科大附高])
12 宮嵜 龍飛[4年=駒大高]
14 島崎 翔輝[4年=国際学院高](→78分 15 米谷 拓海[4年=駒大高])

FW
7 荒木 駿太[4年=長崎総科大附高]
9 宮崎 鴻[4年=前橋育英高](→72分 15 米谷 拓海[4年=駒大高])
10 土信田 悠生[4年=高川学園高](→69分 18 上野 正騎[2年=熊本Y])

【SUB】
GK 1 松本 瞬[4年=前橋育英高]
DF 3 會澤 海斗[4年=水戸商業高]
DF 28 小針 宏太郎[2年=鹿島Y]
MF 23 小島 心都[2年=湘南工科大附高]


ついに総理大臣杯が始まった。初戦はJクラブ内定選手を擁する強豪、新潟医療福祉大学と対戦した。

試合は、立ち上がりの2分にコーナーキックから早々に失点を喫するまさかの展開。その後も新医大のペースが続き、サイド攻撃からピンチを迎える。31分には自陣左サイドを崩され、センタリングを中央で合わされ失点。前半のうちに2点を失い、苦しい展開となる。

後半は駒大が押し込む展開に。土信田悠生、宮崎鴻の2トップを中心とした攻撃で相手ゴールに迫る。しかし、あと一歩のところを突破できず、新福大の粘り強い守備の前になかなかゴールを奪えない。試合終了間際には岩本蓮太のロングスローから再三ゴールに迫るなど、一試合を通して相手の3倍近いシュートを放ったものの無得点に終わり、0-2で敗戦。初戦敗退に終わり、今大会も初戦の壁を越えることができなかった。



◆秋田浩一監督
ーー今日の試合を振り返って
「ゴールが遠かったかなというのと、これが実力だと思わなきゃいけないという感じ」
ーー試合後、選手たちにどのような声をかけられたか
「やっぱり4年生は最後の大会なのに駒澤らしい頑張りが見えなかった。一生懸命やったとは思うが、それを超越するような一人ひとりの頑張りが足りなかったし、相手の方が上回っていたと思うのでゴールが奪えなかった」
ーー大臣杯前のトレーニングの雰囲気は
「いつもと同じ。新人戦をやったりしていたので、2年生何人かはそっちで使ったので、2年生は外して4年生と3年生で、という感じだった」
ーーリーグ戦は優勝を狙える位置にいると思うが
「これでちょっとガクッときてしまうかなと思う。首位争いと言っても、まだ10試合弱残っているので分からない。前期は良くやったが失点が多かったし、総理大臣杯に出なければその辺をもうちょっと個人的にやりたかったが、今回負けてしまったのでそこを修正する練習はできるかなと思う」
ーーリーグ戦に向け
「ぜひ上位に食い込んで、今度はインカレに出て借りを返せたらいいなと思う」



◆猪俣主真(歴4)
ーー今日の試合を振り返って
「試合前に監督とコーチから(試合の)入りの部分を集中しろ、と言われていたにも関わらず、自分のところからリズムが悪くなって、その流れでセットプレーから失点してしまった。試合を通して最初の失点が痛かったので、今回の試合に関しては自分の責任が大きかったと感じている」
ーー今日のゲームプランは
「相手のことをよく分かっていたわけではなかったので、2トップの大きさを活かして前に長いボールを蹴って、競ったボールを拾うという立ち上がりのプランだったが、上手くできないまま失点を許してしまい苦しい展開になった」
ーー個人としてはどのような意識で試合に臨んだか」
ーー試合の入りは、自分が一番集中して率先して、見本となってやっていかなければいけなかったが、自分のミスから失点してしまったのでそこの悔いが残るというのと、追いかける展開の中でもう少し自分たちのリズムにできるところがあったのかなと思う。点が欲しくて焦ってしまったところもあったので、もう少し工夫してできたかなと思う」
ーー新福大の印象は
「うちも何回かチャンスはあったが、ゴール前で体を張って粘り強く守ってきたのでそういうところは強いなと思ったし、自分たちは真似していかないといけないと思った」
ーーリーグ戦は優勝を狙える位置にいると思うが)自分たちの目標は最初からリーグ戦優勝することと、インカレで日本一を取ることで、まだその夢が潰えたわけではないので、この試合がターニングポイントになったと言えるようにこれから練習に取り組んでいきたい」


◆宮崎鴻(G4)
ーー今日の試合を振り返って
「相手に立ち上がりの結構早い時間に2点取られて、自分たちから厳しい状況にどんどん行ってしまった試合だった。チャンスもかなり作れた中で、決めきれなかったのは悔しい部分だった」
ーーゴールまであと一歩の場面も何度かあったが
「あと一歩行っていれば入っていたところは結構あったので、どこかで甘さがあったかなと思う」
ーー個人としてはどのような意識で試合に臨んだか
「相手も初戦で入りづらいというのは分かっていて、でも自分たちのサッカーは手応えがあったので変えずに徹底して、自分はとにかく球際だったり前で起点になることを意識してプレーした」
ーーリーグ戦は優勝を狙える位置にいると思うが
「不甲斐ない試合をしてしまったし、ここでの悔しさを返せるのはリーグ戦とインカレしかないので、一戦も落とさない気持ちで切り替えてやる」
ーーリーグ戦に向け
「落とせる試合は一つもないので、やれる準備をしてリーグ戦に臨みたいと思う」


リーグ戦は9/11(土)から再開。次節は県立保土ヶ谷公園サッカー場にて慶大と対戦する。

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