• 桧山は2ヶ月ぶりに公式戦復帰

降格圏の立正大相手に0-2敗戦で再び3位後退...「もったいなかった」

[サッカー部](2021年08月09日 20時35分)

JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦 第13節・立正大戦が8月7日に開催された(会場非公開)。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
駒大0-2立正大

【得点者】
3分:[立]平松 航(吉田 新)
12分:[立]丸 修平(吉田 新)

【メンバー】
GK
21 深澤 颯人[3年=武南高]

DF
28 小針 宏太郎[2年=鹿島Y](→62分 2 桧山 悠也[4年=市立船橋高])
3 會澤 海斗[4年=水戸商業高]
5 相澤 佑哉[3年=熊本Y]
24 野村 天真[2年=C大阪U-18](→HT 岩本 蓮太[4年=長崎総科大附高])

MF
14 島崎 翔輝[4年=国際学院高](→84分 11 中村 一貴[4年=駒大高])
12 宮嵜 龍飛[4年=駒大高]
8 江﨑 巧朗[4年=ルーテル学院高]
8 上野 正騎[2年=熊本Y](→HT 10 土信田 悠生[4年=高川学園高])

FW
7 荒木 駿太[4年=長崎総科大附高]
9 宮崎 鴻[4年=前橋育英高](→84分 15 米谷 拓海[4年=駒大高])

【SUB】
GK 22 石綿 樹[4年=相洋高]
DF 19 松本ケンチザンガ[2年=浦和東高]
MF 20 仲田 瑠[3年=長崎総科大附高]
MF 23 小島 心都[2年=湘南工科大附高]



前節、桐蔭大戦で今季初の首位に浮上した駒大は、降格権の11位に沈む立正大と対戦。

試合は思いもかけない展開に。試合開始直後の3分にコーナーキックから失点。さらに12分にも再度コーナーキックから失点し、早々に2点のビハインドを負うことに。攻撃でもなかなかシュートまで持っていけず、前半を0-2で折り返す。

後半も前線から圧力をかけてくる立正大に呑まれる時間帯が続き、攻撃の形を作り出すことができない。13本のシュートを受けたのに対し、放ったシュート数はわずか5本と厳しい試合内容に。結局後半も得点を奪うことができず敗戦。桧山悠也が怪我から復帰し2ヶ月振りに出場するなど、ポジティブな要素もあったものの、チームは法大へ首位を明け渡し3位に後退している。



◆深井正樹コーチ
ーー今日の試合を振り返ってみて
「相手の方が非常にアグレッシブに戦って、球際だったり競り合いだったり全ての面で相手の方が素晴らしかったと思う」
ーーHTから早い時間にメンバーを入れ替えていたが
「点を取りに行くしかなかったので、点を取れるだろうなぁという中でのメンバー交代だったが、なかなか交代で出た選手達も自分で思い描いたようなところまでは出来ていなかったと思うので、それも含めて自分の選手選びだったりそういうところが未熟だったかなと思う」
ーー深井コーチの大学サッカーに対する思いは
「この大学サッカーに育てられたところもあるし、この大学での4年間を過ごさなかったらプロにはなれなかっただろうし今の人生もなかったと思うので感謝しかない。それは駒澤大学だけではなく他の大学もそうだが、どういう形で貢献できるか分からないが自分達は大学生なのでプロではないので学生らしくそういうところをしっかり大切にしながら指導というか、指導と言うとおこがましいかもしれないが選手達の進みたい道に導いてあげられるようにしてあげられればいいなと思う」
ーーJリーグを目指して大学にくる選手達へのアドバイスなどは
「プロサッカー選手になりたいのならそれなりの覚悟と強い意志をもってやらなければいけないと思うし、そこへ到達するための思いだったり努力だったりをしているのかというところを日々伝えている。プロになることが全てではないし、それは4年間サッカーを続けて行く中で諦めなくてはいけない部分もあるだろうし、それでもゲームに出たり仲間の為にという思いが大学サッカーのいいところだと思う。それに対してもその思いの中でどこまで本気でサッカーと向き合って自分の為だけではなく仲間、チームの為に出来る様な人に育ってもらえたらと思う。プロになりたいならそれだけ頑張ればいいのではというスタンスでやっている」
ーーJに内定している選手もいるがその辺の手応えは)今日のような苦しい試合の中で頑張っているとは思うがその頑張りというのが負けても納得できたりだとか、負けてもこれだけやれたんだと僕等が涙を流せるようなそこまで行って欲しいがそれにはほど遠かった。それが今の自分達の立ち位置だと思う。それも踏まえてまだまだ自分の指導力不足だと思うのでそういう風にしていけるように自分自身も成長したいと思う」


◆江﨑拓郎(経4)
ーー今日はどんな事を意識して試合に臨んだか
「競り合い、球際、1対1のバトルに負けないと言うところを意識して試合に臨んだ」
ーー試合を振り返ってみて
「立ち上がりに集中力に欠き連続失点してしまってそこから練習でやってきたことを試合で表現できず1得点も上げることができなかった」
ーーなかなか得点に結びつかなかった要因、課題は
「失点してしまってやってきたことを意識してプレーすることができず、攻撃が単調で雑になってしまったため得点することができなかった」
ーー試合中、特に意識していたことは
「競り合い、球際、切替の部分を意識していたのですが、その意識のレベルがまだまだ甘かった」
ーー次節へ向けての意気込み
「総理大臣杯前最後の公式戦でいい流れで大会に入るため、リーグ戦で上位に食らいつくためにも勝ち点3を取りたいのでまた来週の練習からもう一回甘さを見直して隙のないチームにしていきたいと思う」


◆桧山悠也(地4)
ーー前半、外から試合を見ていた印象は
「セットプレーで2失点してしまって、すごくもったいなかったと思った」
ーーどんなことを言われてピッチに出たか
「負けている状況だったので、前からどんどん行けと言われた」
ーー久々の試合出場の感触はどうだったか
「久しぶりの試合だったが、全然走れてなかったし、バトルで負けてしまっていた所もあり、情けなかったと思う」
ーー今日の課題は
「試合前に言われた、バトルで負けないとか、走り勝つという所を徹底してやれなかった所だと思う」
ーー次節へ向けての意気込み
「次は前期大敗した流通経済大学なので、今日の試合を忘れずに、しっかり勝って前期の借りを返したいと思う」



次戦は8月15日(日)、17:30より流経大と対戦する。

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