• 記念撮影を行う各務洋子学長とボクシング部=駒澤大学本部棟で(近藤龍撮影)

創部初の関東大学リーグ戦優勝から全日本へ ボクシング部インタビュー

[ボクシング部](2021年07月31日 22時41分)

7月10日に関東大学ボクシングリーグが行われ、本校のボクシング部が創部初めての優勝を果たした。
これを受け、7月22日には各務洋子学長らに向けた優勝報告会が行われた。


◆主将・若谷豪 (商4)
――創部初の優勝の感想
「嬉しいのが一番。ずっと優勝できるポテンシャルはあるけど、優勝できない状態だったので、僕の代で優勝してやるという気持ちで入部したので、それを成し遂げられた。現実味がないようなそのくらいすごいことを成し遂げたと感じる」
――リーグ全体を振り返って
「一番軽量級からリーグが始まるがライトフライ級、フライ級が二人とも1年生で3試合全部勝ってくれたので、勢いが付いた。1年生が勝ったから他の学年も『俺らも頑張らなくては』という気持ちになって勝負に挑めたことが勢いをつけられた要因だと思う」
――特に印象に残った選手
「東農大の野上選手。理由としては、自分としては2回負けている日大のライバル荒本選手を破ってきているので、荒本選手よりも強いと感じた」
――野上選手に勝利したが
「絶対に落とせない試合だったのでいつも以上に作戦を考えた。自分だけで考えるのではなくて、部員全体でビデオを見たりして、しっかり作戦を立てれたのが勝利の要因」
――全日本に向けての意気込み
「勝つのはもちろん。内容にこだわっていきたい。リーグ戦と違って11人でやるので全員で勝って11-0の圧勝を収めたい。今回初優勝なので、たまたま勝ったと思われる人もいるかもしれないが、実力が上がってきたことを示めせるように圧倒して勝ちたい」


◆副主将・濱村悠太郎(市4)
――リーグ戦全体を振り返って
「優勝をしてめちゃくちゃ嬉しい結果にはなったが、決勝の8ー1の1が自分。副主将としても4年生としても、確実に取らないといけないところだった。もちろん嬉しいが、複雑な気持ち」
――印象に残った選手は
「決勝の前田士源選手。自分が1年生のときに世田谷大会で戦っていて、大学に入って初めての試合だった。そのとき1ラウンド目できれいにK.O.(ダウン)を取られて、完敗した。そのリベンジができなかったので悔しい」
――自分の試合を振り返って
「(トーナメントの)3戦中2戦に出ていて、全部負けてしまった。1戦目も2ー3の判定で負け、1回の休みを挟んで決勝だった。チームとしては優勝すると思っていたので、自分のことを、個人戦で勝たないといけないと思っていた」
――創部初の優勝について
「すごく誇らしい。OBにもすごい選手がたくさんいて、それでもできなかった1部リーグ優勝というのを、自分たち4年生の代でできたのは嬉しい。正直入学したときは、(優勝が)目標だと皆で言ったが、達成できるとは思っていなかった」
――副主将として、優勝までどのようにメンバーをまとめてきたか
「キャプテンは皆を引っ張る力があって、厳しくいうタイプで威厳がある。自分は、キャプテンに言えないことなどを後輩からくみ取った。どちらかというと自分は親しみやすく、後輩から意見を言ってもらえるポジションにいるので、それをキャプテンに伝えた。すごくやりやすく、良いバランスだった」
――次の全日本に向けて
「自分が勝たないと11ー0にならないし、自分が勝てば11ー0になると思う。自分が勝つことだけを考えたい」


◆北本隼輔(経4)
――リーグ全体を振り返って
「個人としては、エースとして全勝するのは当たり前だと思っていた。リーグ戦は1年生のときから全勝でこられたので、最低限の目標で全勝すること。安定的に勝ってチームに勢いをつけられたと思う。4年生が皆、練習に取り組む姿勢で下級生を引っ張ることができて、皆もついてきてくれた。モチベーションも上がって良い雰囲気で練習ができて、リーグ戦前には優勝できそうという感じがあった」
――印象に残った選手は
「2戦目、東洋大の今永(虎雅)選手。1、2年生のときも含めてリーグ戦全部で試合をした。高校のときも2回試合をして負けていて、(今永は)高校のタイトルを8冠している選手 。その選手に、1年生のときに番狂わせで5対4で勝って、嬉しかった。そこから毎年やるようになって、因縁の相手という感じだった。だから今年もプレッシャーはあったが、勝てたのでよかった」
――最終戦を戦ってみて
「勝つのは当たり前という試合だったので少し力みがあって、試合内容はあまり良くなかった」
――創部初の優勝だが
「自分が高校のときから駒大の合宿に行かせてもらっていて、練習の雰囲気など良いチームだと思っていた。優勝などはしていなかったが、母校の監督が『駒大は近い将来日本一になるチームだ』と言って選手に駒大を勧めていた。自分は東洋大と駒大で迷っていたが、監督が駒大を勧めていたので駒大にした。史上初の優勝をして、それ(監督の言葉)を証明できたので良かった」
――次の全日本に向けて
「次も勝つのは当たり前だと思っているので、練習の雰囲気や自分の練習で、周りを引っ張れたらと思う。その10日後くらいに世界選手権の選考 があるので、それも受けてみたい」
――5月にロシアで行われたコンスタンチン・コロトコフ記念国際トーナメント について
「結果としては銀メダルだが、シードで、7人の中で1回勝っただけ。でも初の国際大会で1勝し、勝ちを経験できた。決勝の相手は強豪国のウズベキスタンで、その強い選手を相手にやれたのは良い経験になった。目標は金だったので、銀にあまり嬉しさはない」

◆竹内丈一郎(社4)
――創部初の優勝の感想
「なかなか優勝できないので本当に優勝できてよかった」
――リーグ全体を振り返って
「今回東洋戦にしか出ることができず、悔しい思いをした」
――東洋大の選手について
「東洋大戦で戦った選手は高校時代に戦ったことがあり、その時は負けてしまった。今回は勝とうと思ったが、それでも勝てなかった」
――全日本への意気込み
「王者になれるよう頑張りたい」


◆主務・鍔田昂成(仏4)
――創部初の優勝の感想
「喜びですね。創部初の1部リーグ優勝という今までの人生の中で大きなことを成し遂げることができた」
――リーグ全体を振り返って
「全体的にチームがまとまっていて、一人ひとりの士気が高くて勝てるという確信しかなかった。最初からどうあっても負けることはないなと感じてた。新型コロナウイルス対策で集まってできない大学もある中でうちは感染対策をしっかり対策した上で感染者を出さずやってこれた」
――全日本に向けての意気込み
「今回4年で関東リーグに出れなかったので全日本では出場して活躍したい」

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