• 「高1のとき、大学でマネージャーをやろうと決めた」という齋藤薫=駒澤大学駒沢キャンパスで(近藤龍撮影)

  • 昨年度卒業した青山尚大(21年卒)を目標に挙げる佐藤颯音

  • 「駒大で挑戦しようと思って進学した」という並木大介

  • チームの印象を「練習中はすごく緊張感がある。寮では和やか」と話す藁科寿和

陸上部新入生特集2021 vol.5

[陸上競技部](2021年07月29日 18時51分)

本年度の駒大陸上部には、1年生が17名入部した。本学の陸上部に入ったきっかけや今年度の目標、4年間の目標などを聞いた。
(聞き手・清水呼春、宮澤希々、大﨑陽凪、東海圭起)

5回に渡ってお届けする『陸上部新入生特集』。第5回目はマネージャーの齋藤薫さん、佐藤颯音さん、並木大介さん、藁科寿和さんの4名をご紹介します。(本取材は6月下旬に行われました。)


「選手のサポートに徹することができるよう、頑張りたい」
◆齋藤薫(さいとう・かおる)
経営学部経営学科
出身校:駒澤大学高校(東京)

――駒大進学のきっかけと理由
「一番は高校が駒大の付属校だったという理由が大きいが、駅伝が強い大学ということもあり、マネージャーをやらせてもらえるのであればということで駒大進学を決めた」
――大八木監督やコーチの印象は
「まだあまり接点はないが、イメージよりは優しく、笑顔も多い」
――目標としている人とその理由
「マネージャーの先輩方。全員の方々に優しく仕事を教えてもらっている。一日でも早くマネーシャーの先輩方に追い付けるように頑張りたい」
――マネージャーになろうと思ったきっかけは
「高校に入る前から箱根駅伝に出場したいと思っていたが、高校1年の冬に自分の実力では厳しいと悟り、そこで大学では絶対マネージャーとやろうと決めた。高校三年生の時にも顧問の先生にお願いし、(陸上部の)マネージャーをしていた。顧問の先生が駒大出身ということもあり、相談をして駒大にもマネージャーとして入らせてもらった」
――チームの印象は
「寮に入っていないので選手一人ひとりの性格などは分からないが、練習を見ているとすごく強いチームであるという印象」
――昨年度の三大駅伝の印象は
「昨年度は全日本も箱根もテレビで応援していたが、ラストスパートで勝つというところに諦めないところや粘り強さを感じ、純粋にかっこいいと思った」
――マネージャーとしてどんな仕事をしているか
「ドリンクを作ったり、タイムを測ったり、部誌を書いたりしている」
――マネージャーとしての生活には慣れてきたか
「高校3年生のときにもマネージャーをしていたので、高校と大学では違う点もあるものの、経験があるので少しは慣れてきた」
――今年度の目標は
「選手をサポートし、三大駅伝優勝という目標に向かって少しでも力になれるよう頑張っていきたい」
――大学4年間の目標と意気込み
「主務になることが目標。選手のサポートに徹することができるよう頑張りたい」


「人間的にも成長して、選手たちに頼ってもらえるようなマネージャーになりたい」
◆佐藤颯音(さとう・はやと)
法学部法律学科
出身校:アレセイア湘南高校(神奈川)
座右の銘:冬は必ず春となる

――駒大進学のきっかけと理由
「元々箱根駅伝のコースの近所に住んでおり、毎年見ていたというのもあって、名門校である駒大を知っていた。選手としては走れないと思っていたので、(マネージャーを)やるなら強い駒大でやりたいと思い、駒大を選んだ」
――大八木監督やコーチの印象は
「入学前は監督のことを怖いと思っていたが、話してみると明るく、優しい人だと感じた。藤田コーチはイメージ通りというか、ひょうひょうとしている感じ。入学前とあまりイメージは変わっていない」
――目標としている人とその理由
「この前卒業された青山(尚大、21年卒)さん。先輩方から青山さんの話を聞いて、青山さんのような選手に寄り添うマネージャーになりたいと思った」
――座右の銘とその理由
「冬は必ず春となる。高校野球関連の本に書いてあった言葉。良い言葉だと思った」
――マネージャーになろうと思ったきっかけは
「中3の頃から箱根駅伝を走りたいと思うようになり、高校から陸上を始めた。しかし、高校ではタイムが出ず、選手を諦めた。そこから箱根駅伝のサポートをしたいと思うようになり、マネージャーを志した」
――チームの印象は
「強いチームだからということもあるが、練習にとても集中していて、厳しいチームであるという印象」
――昨年度の三大駅伝の印象は
「昨年はファン目線ではあったが、田澤廉(経3)さんや鈴木芽吹(営2)さんの印象が強い。レース力に頭ひとつ抜けていると思う」
――今はどんな仕事をしているか
「タイムの計測や給水、練習のビデオ撮影など」
――マネージャーとしての生活には慣れてきたか
「寮に住んでいるわけではないので難しいところはあったが、だいぶ慣れてきた」
――今年度の目標は
「チームの目標が三大駅伝三冠なので、それに貢献したい。また、チームにいるだけにならないよう、色々な事を積極的に吸収し、2年生からはもっと飛躍できるように努力したい」
――大学4年間の目標と意気込み
「チームの目標に貢献するということは徹底して考えている。4年生になれば後輩も増えるので、人間的にも成長して選手たちに頼ってもらえるようなマネージャーになりたい」


「三冠を達成できるよう、チームをサポートしていきたい」
◆並木大介(なみき・だいすけ)
文学部国文学科
出身校:大多喜高校(千葉)

――駒大進学のきっかけと理由
「自分の中でいくつか候補があり、その中から大学でやるなら駒大で挑戦しようと思って進学した」
――大八木監督やコーチの印象
「お会いする前や最初にお会いした時は少し怖いイメージがあったが、マネージャーの時の面談や今の生活の中で話している姿では、テレビでは見られない笑顔を見ることができて新鮮。今では良い印象」
――目標としている人は
「選手時代に目標としていた選手は服部勇馬さん(トヨタ自動車)と中村匠吾さん(15年卒、現・富士通)。淡々と走る姿や安定感のある走りをしていて好きだったため」
――マネージャーになろうと思ったきっかけ
「小学校から高校までずっと走っていたが、高校の時に故障した。その時、周りの支えがあって高校での陸上を最後までやりきれたため、大学で選手としてはできなくても、選手をサポートして一緒に喜びを味わえたらな、と思いマネージャーになった」
――今年のチームの印象
「結構メリハリがあって、良いチームだと思う。練習の時のオンオフの切り替えがはっきりわかっていて、楽しい時と練習に集中する時のモードの入り方が違うなという感じがした」
――昨年度の三代駅伝の印象
「全日本は、後半の追い上げが凄かったなという印象。箱根は復路もずっと2位で来ていて、これは2位なのかなと思っていたが、最後に逆転したのですごいと思った」
――今はどんな仕事をしているか
「練習や記録会の準備。掃除」
――マネージャーとしての生活には慣れてきたか
「慣れてきた。同期の中で自分だけ寮に入れた。大変な部分もあるが、同期と一緒に生活していて楽しい」
――今年度の目標は
「三冠を達成できるよう、チームをサポートしていきたい」
――大学4年間の目標、意気込み
「将来的には、主務を目指したい」


「先を見据えた行動ができるマネージャーになりたい」
◆藁科寿和(わらしな・としかず)
経済学部商学科
出身校:横浜高校(神奈川)

――駒大進学のきっかけと理由
「高校時代に陸上をやっていたが、選手として厳しさを感じ、(マネージャーとして)選手をサポートしてみたいと思った。強豪校である駒大で自分は何ができるか、挑戦してみたいと思った」
――大八木監督やコーチの印象は
「大八木監督はメディアなどでは厳しいイメージや檄などで注目されており、実際に練習中も(そういった面は)あるが、気づかいや一言声をかけるタイミングがすごいと思う。優しさと厳しさのメリハリがある。藤田コーチは一人ひとりをきめ細やかに見ており、声を多くかけている。それが今の駒大の強さにつながっていると思う」
――目標としている人は
「マネージャーの先輩方。3月の練習会に参加したときに、先輩方が周りを見て次の行動を考えており、素晴らしいと思った。そういうマネージャーになりたいと思った」
――チームの印象は
「メリハリがあるチーム。練習中はすごく緊張感がある。寮では和やか」
――今はどんな仕事をしているか
「ドリンクの作成、グラウンドの整備、選手のタイムの計測、試合時のサポートなど」
――マネージャーとしての生活には慣れてきたか
「少しずつ慣れてきてはいるが、先を見据えた行動などができないこともある。まだまだな部分もあり、力不足を感じる」
――昨年度の三大駅伝の印象は
「小学生の時から箱根駅伝を見ており、駒大はいつも上位に入っていて強いという印象があった。レースも力強さを感じる。これが勝つチームだなと思う」
――今年度の目標は
「毎日勉強して、一人前になること。チーム全体を見て動けるようになりたい」

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