• リーグ戦初先発で安打と盗塁を成功させた浦口=明治神宮球場で(篠原 由之撮影)

  • 今季初先発を務めた福山

  • 7回表から救援に上がった村越(神戸 桐夏撮影)

  • 代打で二塁打を挙げベンチに戻る藤原(近藤 龍撮影)

2死からのチャンスを得点につなげることができず…3季連続開幕黒星発進

[硬式野球部]東都大学野球春季1部リーグ対国学大1回戦(2021年04月06日 19時54分)

東都大学野球春季1部リーグ対国学大1回戦が4月5日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

国学大100 020 010=3
駒 大000 000 000=0

<打者成績>
        打安点
[7] 浦口 310
[9] 与倉 300
[4] 林(琢) 310
[D] 鵜飼 400
[5] 新田 300
[8] 大森 400
[3] 佐々木(魁) 200
H3 伊藤(史) 100
H 近藤 100
[2] 岩本 300
[6] 小園 200
H 藤原 110
R6 澤田 000

〈投手成績〉
          打安点
●福山 5    2553
谷藤 1 1/3  500
村越 2 2/3   1110

駒大の開幕戦は3季連続同一カードとなる、昨季3位の国学大。
今季の初先発を任されたのは福山優希(社3)。しかし、1回表に浮いた変化球を国学大2番川村に捉えられ、右越え単独本塁打を浴び先制を許す。その後4回表まで一時、右前安打を浴びるなどし、満塁のピンチを招くも追加点を与えない投球を見せた。しかし、5回表に中越え安打を浴び、続く打者を右飛と犠飛球に抑えたものの、その間に走者が戻り1失点、また左前安打を浴びさらに1失点とこの回計2点を失った。
6回表には東都リーグ初登板となる谷藤大成(政3)、7回表からは昨季初先発を務めた村越祐野(歴4)が救援に上がり点差を開けない粘りの投球を見せた。
攻勢に出たい打線は1回裏に林琢真(市3)、3回裏にリーグ戦初先発となる浦口輝(営3)が2死の場面から安打を放ち、盗塁を成功させるも、後続が続かず得点を獲得できなかった。
8回裏には代打の藤原涼雅(営2)が右越え二塁打を放ち、代走の澤田佑(法3)が三塁まで進塁するも後続が倒れ、得点とはならなかった。9回裏は新田旬希(商4)が四球で出塁するも後続が打ち取られ試合終了。
国学大の投手陣を最後まで打ち崩すことはできず、今季も黒星での発進となった。

◆大倉 孝一監督
「(結果的に0点だったが) (点を取る)形はできていた。タイムリーが出たかどうかだった。(先発の福山投手は) まずまずだと思いますね。(リリーフの二人について) 結果的にはあの後0(失点)だったので。ボール的には課題はあると思いますね。谷藤にしてみれば初めてのマウンドですし次にはつながるんじゃないかと思う。(2アウトからチャンスというのはどう感じたか) アウトカウント関係なく使える状況に持っていくってということは選手たちは意識していることですけど、こういう展開になると0アウトで二、三塁作れればっていうことになりますよね。(リーグ戦の日程が今日やって空いて2回戦、去年までと戦い方が変わるかと思われるがどう思っているか) やりやすいと感じている。もともと勝ち点制ではないのでもう1試合が積み重なって1ヶ月半ただそれだけのことなので、一個ずつ全力を尽くせるという意味ではいいと思う。(6回も続くということで、休みがないということだが) ゲームの間の日にちが空いてるので6週連戦というイメージはあまりない。これが3戦、3戦、3戦となると過密かなと思うが、(今回は)1試合ずつが空いてるので。(ピッチャーもどんどん注ぎ込んで) そうですね、隠せるピッチャーもいませんし、1戦1戦つぎ込んでいく。(鵜飼の状態は) 悪くない。良かったというかまあまあ。途中、2週間ぐらい休んだが、それから20日ぐらい練習していたので、遅れているとかそうゆうことはない。早くゲーム慣れをしてくればとは思っている」
◆新田旬希(商4)
「(今シーズンの目標) チームとしては昨年も4位タイという結果に終わってしまってリーグ優勝というのを当分できていないが、選手全員がそれに向かって意識高くチーム力を高めてやっていこうということになった。やっぱりそれが出しきれなかったというのはある。
個人としては、打率とかではなくキャプテンとしてチャンス、ここ一番という時に打てるように目指しやっている。(前キャプテンから言われたことは) 連戦なのでどうしても緊張してしまったり力んでしまったりあると思うけど、チーム全員でミスがあっても顔をあわしていけばチーム力みたいなものが上がってくるので、そういうチームで戦えと言われた。(野手がカバーしていかないといけないこともありますよね) 去年出ていた選手が多いので、やはり野手でカバーしようという思いは強い。今日みたいにピッチャーが粘っている中で野手が何もできないという状態になってしまったら、ピッチャーに申し訳ないので次までになんとかする」


【お詫び】
学内行事等の影響により試合記事の掲載が大変遅くなったことをお詫び申し上げます。

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次戦、1部リーグ対国学大第2回戦は4月9日(金)14:00~明治神宮球場で行われる予定。

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