卒業生特集 ~陸上競技部・神戸駿介、小林歩~

[陸上競技部](2021年03月31日 19時01分)

令和2年度3月卒業式が3月23、24日に開かれた。なお新型コロナウイルス感染症拡大防止のため卒業生のみの出席となった。
駒大陸上部からは12名の4年生が卒業。代表して前主将の神戸駿介選手と小林歩選手にオンラインインタビューを行った。

◆神戸駿介
松が谷(東京)→駒大→小森コーポレーション
―学生最後のレースとなった学生ハーフマラソンを振り返って
「記録を狙って出場したがコンディションがなかなか悪くて、後半の差し込みや、まだまだ力が足りない部分があって、学生最後も悔しさが残る結果だった」
―大学4年間を振り返って
「ずっと大変なことが多かったが全日本、箱根と二冠を達成することができて、卒業していろいろな人から『よかったね』って声をかけてもらうことが多かった。大変だったが充実した4年間だったと思う」
―自分が主将の代で二冠を達成したが
「たまたま自分が主将の代で優勝させてもらった。周りの人のおかげで優勝できたので感謝している」
―駒大陸上部に入部してよかったことは
「大変なことは多かったが、注目してもらえたところが大きいと思う」
―大学の中で一番印象に残っているレースは
「良かったレースはいっぱいあったが13分台を初めて出した日体大記録会。3年生で初めて出せてうれしかった。チーム全体でいい練習が出来ていて、結果を狙っての記録会でいい記録を出せて、自分もいい流れに乗れたので本当に良かったレースだった」
―卒部式の様子は
「同期に久しぶりに会った感じはしなかった。これからなかなか会わなくなる人もいると思うが、その実感はなくて単純に同期や後輩に会えて嬉しかったし、頑張ろうというモチベーションにつながった」
―現在の練習は
「1月末から実業団の練習に参加していて、強い先輩方と一緒に練習をさせてもらっている。自由度が効くので自分の足りないところを重点的に練習できている」
―実業団での目標は
「大学時代は駅伝であまりうまく走れなくてチームにも迷惑をかけてしまったので、実業団ではチームを助けられるような選手になりたい。まずは駅伝で良い結果を残すことを目標に、そこから記録や結果を求めてやっていきたいと思う」
―同期に伝えたいことは
「問題の多い学年だったが、これから競技を続ける人や続けない人などみんなバラバラの道に進むと思うが全員頑張ってほしい。大変だと思うがお互い頑張って近況報告し合ってやっていけたらと思う」
―監督やコーチに伝えたいことは
「力のないところから、たくさんの方のおかげで頑張ってこれたと思うし、素晴らしい指導者の下で4年間過ごせたのはありがたいことだと思う」
―後輩に伝えたいことや期待していることは
「まず田澤(廉・経2)を中心にチームをまとめて、力がある選手がたくさんいるチームなのでなおさらチームをまとめれば勝てると思う。2連覇、3連覇と狙えると思うので期待している」
―新主将の田澤選手に期待することは
「責任感のある選手なので、卒部式のときは『大変です』と言っていたが、田澤が発言すれば周りは締まっていくと思うので田澤らしくチームをまとめていけば間違いないと思う」
―駒大陸上部とはどのような存在か
「大変なこととか嫌なこととかあったが、その分良いこともあって今思えば良い集団だったのではないかなと思う。居心地の良い集団だった」
―コマスポの読者の皆さんに向けてメッセージを
「選手たちはコマスポを見てくれている人たちの反応を見ていたりするので、応援は力になりますし、みんな必死に頑張っているので変わらず応援していただけたらなと思います」

◆小林歩
関大北陽(大阪)→駒大→NTT西日本
―学生最後のレースとなった学生ハーフマラソンを振り返って
「大学最後のレースだったので、3位以内を狙っていたが風が強くて難しかった。1週間前に体調が悪かったので、あまり練習が出来てなくて自信はなかったが試合が始まると意外と走れた」
―大学4年間を振り返って
「入学した時は『1回箱根を走れればいいかな』と思っていたが、2回も走らせていただいて優勝もできたのですごく充実した4年間だったと思う」
―駒大陸上部に入部してよかったことは
「いろいろな人と出会えたことと、練習はめちゃくちゃきついので意識を変えられた。『これくらいやらないと優勝できない』とか『世界を目指すにはこれくらいやらないといけない』というのを知れたことが大きい」
―大学の中一番印象に残っているレースは
「うーん、なんだろう(笑)。やっぱ3年生の出雲かな。3年目ではじめての三大駅伝だったのと、これを走らないとこれが最初で最後のチャンスだなと思っていた。これで外したら終わりだなと思って、すごく集中していた試合だった」
―同期に伝えたいことは
「本当に感謝。最後の年はコロナがあってなかなか遊びに行ったりとか試合に出たりとかできなかったが、3年目まで一緒に遊びに行ったりとかレースに出たりとか、思い出がいっぱいあるので本当ありがとうと言いたい。あと、これからも同期にはずっと勝ちたいと思っているのでライバルとしてこれからも一緒に切磋琢磨したいと思っている」
―監督やコーチに伝えたいことは
「全然走れなかった自分を最後まで見てくれてありがとうございます、と伝えたい」
―後輩たちに伝えたいことや、期待していることは
「みんなめちゃくちゃ才能あって絶対にまた優勝とかできると思うから、頑張ってというだけ(笑)」
―卒部式の様子は
「箱根ぶりに同期に会った。久しぶりに会えて楽しかった。でもそこまで久しぶり感はなくて、4年間一緒にいたから少し期間が空いても久しぶりという感じはなかった」
―実業団での目標は
「1年目はとにかく自分は10000mで27分台を達成したいというのと、早かったら今年からマラソンに挑戦したい」
―駒大陸上部とはどのような存在か
「小さいころから憧れていて、絶対に大学に行くなら駒大がいいと思っていたのでただのファンというか、これからも好きなチームなので応援したい」


駒澤大学陸上競技部のご卒業生のみなさん、4年間駒大スポーツの取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。
新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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