• 薬真寺はハットトリックの活躍(嵜田将礼撮影)

  • 矢崎のゴールが流れを引き戻した(嵜田将礼撮影)

  • 荒木は2アシストを記録(嵜田将礼撮影)

  • 安元の活躍はBCチームの光だ(嵜田将礼撮影)

まさに”薬真寺旋風”!!!衝撃ハット&駒大高アベック弾で5発快勝

[サッカー部](2020年11月07日 18時41分)

JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦 第16節・順大戦が11月7日に開催された(会場非公開)。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
☆駒大5-1順大

【得点者】
17分:[順]新関 成弥(後藤 裕二)
24分:[駒]矢崎 一輝
58分:[駒]薬真寺 孝弥
69分:[駒]薬真寺 孝弥(荒木 駿太)
76分:[駒]薬真寺 孝弥
86分:[駒]安元 奨(荒木 駿太)

【メンバー】
GK
31 深澤 颯人[2年=武南高]

DF
4 小幡 祐稀[=東京VY]
6 真下 瑞都[4年=矢板中央高]
3 猪俣 主真[3年=三浦学苑高]
2 桧山 悠也[3年=市立船橋高]

MF
10 薬真寺 孝弥[4年=長崎総科大附高]
13 江﨑 拓朗[3年=ルーテル学院高]
27 島崎 翔輝[3年=国際学園高](→85分 17 安元 奨[4年=駒大高])
9 矢崎 一輝[4年=駒大高(→72分 32 中村 一貴[3年=駒大高])

FW
7 荒木 駿太[3年=長崎総科大附高](→90+2 30 森本 ヒマン[4=矢板中央高]
29 宮崎 鴻[3年=前橋育英高](→78分 18 土信田 悠生[3年=高川学園高])

【SUB】
GK 1 杉本 陸[4年=新潟明訓高]
DF 33 篤 快青[1年=広島県瀬戸内高]
DF 26 小針 宏太郎[1年=鹿島Y]
MF 8 中間 俊亘[4年=広島県瀬戸内高]
MF 17 藤原 拓海[4年=山梨学院高]



ここまで後期全勝と勢いに乗る駒大は、リーグ暫定6位の順大と激突。インカレ出場権を狙う両校の一戦は、衝撃の展開となった。

最初に試合を動かしたのは順大。17分に自陣右からのセンタリングを中央で合わされ失点を喫する。しかし、7分後にMF矢崎 一輝がすぐさま同点弾を叩き込み、試合を振り出しに。前半はこのまま終了し、45分終わって1-1という展開に。

後半はまさに、MF薬真寺 孝弥の独壇場となった。まずは58分。バイタルエリアで高く上がったボールを真芯で捉え、PA外からのダイレクトボレーは直接ゴールへと吸い込まれて駒大が逆転に成功。さらに69分には、FW荒木 駿太が中央へ送ったピンポイントクロスを薬真寺が頭で合わせて2点目。極め付けは76分に放ったフリーキックが直接ゴールへと吸い込まれ、およそ18分でハットトリックを決めて見せた。薬真寺はボレー、ヘディング、直接FKと、どんな形でも点を取れる万能さを見せ、今季の得点を14点へと伸ばした。
だが、このゲームを締めくくったのは、副主将のDF安元 奨だった。85分にピッチへと送り出されると、そのおよそ1分後の86分に右サイドからの荒木のセンタリング収めてから左足を振り抜き、5点目を獲得。3年間セカンドカテゴリーからチームを支えてきた"熱い男"安元が、試合を締めくくる決定弾を奪って見せた。

駒大は立ち上がりに失点したものの、終わってみれば5-1の快勝で、後期全勝を継続。ハットトリックを決めた薬真寺、2アシストを決めた荒木は、得点ランキングとアシストランキングにおいて、どちらも単独首位に立っている。



◆秋田 浩一監督
「(今日の試合を振り返って)大量得点で勝てて、得失点(差)を少し巻き返せたのでよかったと思う。(前節トップチームデビューされた深澤選手について)よくやってると思う。瞬発的なものがあるので、あと試合に慣れたりといったところ。ちょっとタッパ(身長)は無いが、そういうの(瞬発力)が特徴なので、危ないところを防ぐときもあるし、瞬発的には速い選手なので、これからじゃないかなと思う。(今節デビューされた中村選手について)あんな感じじゃないかなと思う。今週の練習ではすごくよかったので、先発にするか少し迷ったが、よかったんじゃないかなと思う。(4年生について)困ったときは4年生と決めているので、僕自身。僕と練習した時間が一番長いのが4年生なので、良いか悪いかは分からないが、迷ったり困っているときは4年生をたくさん使う、というのが僕のやり方なので。(4年生の評価は)ここ何週間は勝った負けたあっても、練習は一生懸命やっているので、いいことだと思う。(次節に向け)なんとか頑張って、残りの試合はうまくやれたらいいなと思っている。是非、4年生をインカレに出してあげられたらいいなと思っているので、出来れば上位に食い込んでインカレに出られればいいなと思う」

◆薬真寺 孝弥(市4)
「(今日の試合を振り返って)先に失点してしまった。自分たちの課題は立ち上がりの悪さだと思うので、そこはあまりよくなかったかなと思う。(今の気持ちは)安元が(点を)決めて嬉しい。それくらい(笑)(一番最後にハットトリックを決めた記憶は)高校3年のとき。(ここにきて4年生の活躍や頑張りが目立つが)今までずっとダメだ、ダメだ、と言われてきたので、「いや俺たちはできるよ」というのを見せたい気持ちが強い。最近はそういうのを見せられているので、いいと思う。(得点シーンを順に振り返って)1点目はたまたま入った感じで、2点目は彼(荒木駿太)がいいボールをくれたので、当てただけ。3点目は、相手のキーパーがコーナーキックの時とかに(前まで)出てきていたので、入るんじゃないかなというくらいの感じ。(狙ったということか)低くても誰か触ってくれるし、とりあえず(ゴールの)隅を狙おうとは思っていた。(次節に向け)後期は全勝なので、全勝で終われるように次も勝ちたいと思う」

◆安元 奨(経4)
「(今日の試合を振り返って)みんなが集中して常日頃から練習していることをしっかり表現できたので、こうやって大量得点で勝つことができた。だが、守備でもまだ失点してしまっているので、そういうところはまた練習で一からしっかりやっていきたい。(自身の得点シーンを振り返って)(荒木)駿太からいいボールが来たので、本当たまたまだが入った。(途中出場の際に監督から何か指示は)「頑張れ」ということだけ。自分はそういうところを求められていると思うので、これからもやっていきたいと思う。(セカンドカテゴリー等でチームを支えてきた安元選手が得点を決めたということに非常に大きな意味を感じるが、ご自身はどう感じられるか)そういう姿を見て、何か感じてくれる人が一人でも居たなら、自分が今まで3年生までBチームやCチームでやってきたことが少しは報われるのかなと思う。実際、自分が貢献できる部分は得点(を取る)という部分ではないと思うので、そういった頑張りだったり駒大らしさ(を見せる)というところで貢献していけたらいいなと思っている。そういう姿を見て何か感じてくれるBチームやCチームの選手が居てくれれば、自分はそれでいいかなと思う。(ここにきて4年生の活躍や頑張りが目立つが)自分たちの代が始まってから、最初のスタートはなかなかうまくいかず、もがきながらやってきた中で、今こうして結果が出ているというのはすごくいいことだと思う。これから、どんなに長くてもあと2〜3ヶ月しかないので、少しでも後輩に何か残せるように練習から姿勢でしっかり示していけたらと思う。(次節に向け)次節勝てば勢いを取り戻せると思うし、一度立正大に負けてから、筑波に勝って連勝はできているが、本当の意味で勢いに乗るためにはやっぱり次勝っていかないといけないと思うので、もう一度しっかり準備のところからやりたい。監督やコーチの方々が常日頃、口酸っぱく言ってくださっているので、それをまず監督やコーチに言われないで、自分たちから率先していいチームを作って、専修戦に向けていい準備をしていきたいと思う」



なお、次節は11月15日(日)、相模原ギオンスタジアムにて11:00より専修大と対戦する。
◆相模原ギオンスタジアム
〒252-0335 神奈川県相模原市南区下溝4169
・JR相模線「原当麻駅」から徒歩20~25分
・小田急線「相模大野駅」北口からバス
※時間によってバス停が変わるため注意してください。
 大60系統3番「女子美術大学行」で約25分
 「女子美術大学」下車、徒歩6分

※後期は無観客(リモートマッチ)で行うすべての試合でライブ配信を実施。有観客の試合についても可能な範囲内でライブ配信が実施される。

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