• 日暮は持ち前の粘り強さを生かして戦った=大宮けんぽグラウンドで(菅野真由子撮影)

  • きわどいショットで攻めた清水

  • 作戦をたてる日暮と清水

女子ダブルス日暮・清水ペア「楽しんで試合できた」春関ベスト4進出!!

[硬式テニス部](2020年11月06日 19時41分)

2020年度関東学生テニストーナメント大会本戦ダブルス準々決勝が11 月6日に大宮けんぽグラウンドで行われた。結果は以下の通り。

〈女子ダブルス準々決勝〉
〇清水里咲・日暮春香 2(6-2、6−2)0 吉田百花・岡垣穂香(明大)●

〈インカレ決めコンソレーション〉
●清水瑶・金内葵春 1(1-4、4−5(3))2 竹本萌乃・金山晴菜(明大)〇
●田中陽子・谷井涼香 1(1-4、4−2、7-10)2 安藤・押川(早大)〇

【日暮・清水ペア 準々決勝】
ベスト4入りを決める相手は明大の吉田・岡垣ペア。
ファーストセットでは持ち前の連携プレーを発揮して、6-2でセットを制する。
セカンドセットでは、試合開始からお互いに一歩も譲らない展開で長いラリーが続く。一進一退の攻防が続くなか、清水のサービスエースとライン際をせめるきわどいショットが炸裂しリードするが、ネット際のミスが目立ち、相手に2ゲームを奪われてしまう。しかし、日暮の持ち味である粘り強い長いラリーでゲームを立て直し、最後には3連続でゲームを獲得し、見事ベスト4入りを果たした。

◆日暮春香・清水里咲ペア
(春関が久しぶりの公式戦だが)
日暮:リーグ戦もなくなり、自分はモチベーションの維持で厳しいところがあった。清水と組ませていただいたので、ダブルスはなんとしててでも勝ちたいと思って参加している。
清水:試合自体が半年以上ぶり。春関が4月にある予定だったのがこの時期まで延びて、同じくモチベーションを保つのが大変だった。「今年はコロナだから……」と思ったときもあったが、いざ試合になると勝ちたい気持ちがまさった。ダブルスも4シードもらっていたので頑張らなくてはと思って挑んだ。
(1日2時間しか練習できないが)
日暮:コロナの流行で大学側の規制が固くなるのは分かる。限られた2時間の中でいかにテニスの質を落とさないか、という練習の姿勢をこの3ヶ月みんなでできたと思う。
清水:自分は練習量が多くないと特に試合前は不安になってしまうタイプ。2時間の練習では足りず、他のコートで練習して補ったりもしていた。
(2時間のメニューは?時間は足りるか)
日暮:曜日によって、今日はシングルスの練習、基礎練、球出し、追い込み系、ダブルス練習など、1日1日で分けている。
(今日の試合を振り返って)
日暮:ダブルス1回戦目で負けが見えるくらいせったので、昨日の3回戦と今日の試合前は「2人で思い切り気負わずやろう」ということを話していた。あまり相手にリードされる展開がなかったので、余裕をもってプレイできた。
清水:相手も強くて、初戦が一番印象に残っている。でも勝ってからは、背負っていたプレッシャーがなくなった。気持ち的に楽になり、2人で楽しんで試合できたと思う。
(次戦の意気込みは)
日暮:相手は早大の第一シードの方なので、それこそ相手の胸を借りて、2人で大金星をあげたい。
清水:会場が相手校なのでアウェイではあるが、しっかりぶつかって勝てたらと思う。頑張る。

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